Scientists Spot Possible Whale-Dolphin Hybrid Near Kauai
■両方の特徴を持つ
今月、ハワイの生物学者のチームがカウアイ島沖でクジラとイルカのハーフとも見える生物を発見しました。
海洋生物の研究者チームThe Ascadiaは、今月カウアイ沖でMelon-headed whale(カズハゴンドウ)とRough-toothed Dolphin(シワハイルカ)の中間のような生物を発見したと発表しました。
The Ascadiaは数種類のクジラやイルカの生息の調査をしていた時にこの生物に遭遇しました。カズハゴンドウクジラは、島々を移動する習性があり一カ所にはいないため、この時期にカウアイ沖で発見されるのはとても珍しい事だそうです。また群れで行動することが多く、今回のように2匹一緒に見つかるのも稀だとのこと。この調査の際には約200頭のカズハゴンドウの群れも発見されています。
シワハイルカは胴体に斑点がありカズハゴンドウは穏やかな傾斜の頭の形を持っていますが、両方の特徴を持ち合わせた生物が見つかったのは今回が初めてで、研究者はこの生物から採取した細胞から生体組織検査を行います。その結果、「オレオ」というニックネームで呼ばれるこの生物が何に属するかが判明するとのことです。
研究チームは1年に一度だけしかフィールド調査をしないため、今回撮影した38,000枚の写真と11の遺伝子サンプルを基に調査を進めるとのことです。
(AP より)
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