Japanese athlete trains on Maui for 2020 Paralympic Games in Tokyo
2020年東京パラリンピック出場目指す
戦没者記念スタジアムで練習に励む西勇輝選手。写真はThe Maui Newsから引用。撮影者、CHRIS SUGIDONO 氏
2020年の東京パラリンピック出場を目指す車椅子陸上の西勇輝選手 (23)が、1月2日から10日間の予定でマウイ島に滞在、戦没者記念スタジアムで連日練習に励んでいます。
西選手はコーチのキム・ギュデ氏とともに、寒い日本での練習を避けハワイで強化合宿を決行。地元の高校生アスリートで賑わうスタジアム内を車椅子で颯爽と走る西選手は、注目を一身に集めています。指導にあたるキム氏は、北京、ロンドン、リオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得し、韓国競技連盟主催の2013年度最優秀選手に選ばれるなど、地元韓国ではもっとも有名なパラリンピック選手の1人です。
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写真はThe Maui Newsから引用。撮影者、CHRIS SUGIDONO 氏
西選手は、先天的な脊椎疾患で生まれた時から自力では歩くことも立つことも出来ず、車椅子生活を強いられています。10歳の時から車椅子レースやバスケットボールをはじめ、その後は車椅子陸上の訓練を本格的にスタート。これまでに世界選手権やユースパラリンピック大会などでメダルを獲得しています。
「東京パラリンピックではぜひともメダルを獲得したい」と西選手。「少し風が強いですがとても暖かいですね」とハワイの気候が快適のようです。キムコーチも「強めの風のおかげでさらに力を付けるでしょう。最高の練習環境ですね」と満足げに話していました。
(The Maui Newsより)
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