Governor Ige legalizes medical aid in dying for terminally ill
末期患者に尊厳死選択の道
ホノルル・スターアドバタイザーの報道によると、デイビッド・イゲ州知事は5日、ハワイ州民の末期患者が尊厳死用に使用される致死性薬物処方を要請することを許可する尊厳死法案「私たちのケア、私たちの選択(Our Care, Our Choice)」に署名しました。新法は来年1月1日より施行されます。
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ハワイでは過去10年以上にわたり尊厳死の合法化について議論が行われていました。同法では6ヵ月以下の余命宣告を受け、精神状態が正常と認められた成人の末期患者が、自分自身で投与可能な致死性薬物を医師に要請することが可能となります。
署名を行ったイゲ知事は、「(痛みなどで)苦しんでいる精神的に正常なハワイ州民の末期患者が、尊厳、名誉、平和をもって生命の終焉を選択することを可能にすべき時が来た」と述べました。
ハワイ州はカリフォルニア、コロラド、オレゴン、バーモント、ワシントン各州および首都ワシントンに続き、尊厳死を合法化した全米7番目の管轄区となっています。ハワイ州の尊厳死法はオレゴン州の同法をモデルにして提案されたものです。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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