Kilauea lava lake produces biggest overflow in 10 years
ハレマウマウ火口から2008年以来最大規模
火山活動が続いているハワイ島キラウエア火山で、このほどハレマウマウ火口から大規模な溶岩流出が確認されました。ハワイ火山観測所(HVO)の発表では、2008年の爆発で噴気孔が形成されて以来、最大の流出量と伝えられています。
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ホノルルスター・アドバタイザー紙の報道によりますと、噴煙を上げ続けるハレマウマウは人気の観光スポットのひとつですが、最近火口内のマグマが上昇を続けており、4月22日深夜から23日早朝にかけて、4回に渡り火口壁から溶岩が流出。HVOの発表では23日午前6時30分ごろから始まった4回目が最大規模で、流出は3時間余りに及んだということです。
この流出により、火口原のおよそ3分の1に当たる39エーカー(約16ヘクタール)が黒光りする溶岩で覆われました。HVOではさらなる火山活動の活発化を懸念しており、火山災害の危険を考慮して現在ハレマウマウ 火口付近への立ち入りを禁止しています。
(Honolulu Star-Advertiserより)
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