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ハワイ歩き方事務局
人気連載「デジカメ講座」

第12回 Q&A編 – 2 あなたの悩みにプロがアドバイス!

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2008年12月17日

青い海、眩しい陽射し。鮮やかなハワイの風景の印象は、初めて訪れた人はもちろん、リピーターの人たちにとってもしっかりと心に焼き付けられているものですよね。でも、ハワイで撮った写真を見てみると、「何かちょっと違うんだよね、あの時の記憶と…」という人は意外に多かったりします。フィルムカメラと違って、デジカメなら気軽で簡単にナイスショットが撮れそうだけど、でもなかなか思い通りにならないのが現実。それが楽園ハワイだったとしても。このハワイの歩き方「デジカメ講座」では、「ハワイでの撮影」という点にポイントを絞ったアドバイスで楽しいハワイ旅行の思い出作りをお手伝いしたいと思います。

Q&A編 – 1 あなたの悩みにプロがアドバイス

■Q&A特集 第2弾!
連載ラストを飾るのは、前回に続き、読者からの質問にお答えするQ&A!

質問4 お料理をきれいに撮る方法を教えてください


げげ、まずそう… ホントはおいしかったのに〜

きれいにデコレーションされたパシフィックリムも、私が撮影するとなんだか不味そう… きれいに美味しそうに取る方法を教えてください。それから、料理を食べている人も入れたカットの撮影方法など、食事中の写真撮影のコツなどあったら教えてください。(質問者:くいしんぼう)

■ 回答4
料理の撮影はなかなか難しいです。カメラマンが取材などで撮影する時は、レストランの営業時間外にお邪魔して、大型の照明機材やレフ板でライティングをしているので、普通に食事をする時にちょっとシャッターを押すのとは条件が違いすぎるのです。特にファイン・ダイニングのディナーでは、店内の照明が暗くセッティングされているところがほとんどなので、コンパクト・デジカメできれいに撮るのは無理といったほうがいいかもしれません。コンパクト・デジカメに内臓のストロボを使って料理を撮ると、写真に立体感がなくなんとなく平板に見えてさらに手前が明るく、奥が暗くなってしまいます(作例1)。料理を何点か一緒に撮ろうとすると、隅のほうの皿が歪んでしまい、これもなんだか変です(作例2)。


■ 作例1 ■
きれいだけど、ストロボ使用だと立体感がいまひとつ

■ 作例2 ■
複数の料理をいっぺんに撮ろうとすると、隅がゆがんでしまう

■ 作例3 ■
ストロボをオフにして斜めから撮るのが基本。手ぶれに注意


「ちょっと撮ってみて」と言われて撮影中。しっかり誤例を実演して役目を果たした編集部員.(涙)

今回はグルメの取材時に、編集部からエディターに来てもらい作例を撮ってもらいました。その様子を拝見したのですが、カメラから手前の料理までの距離と奥の料理まででは2倍くらいの差がありますよね。こうして撮ると奥の料理には手前に置いた料理の半分くらいしかストロボの光が届いていないので暗くなってしまうのは当たり前なのです。

それから料理の盛り付けはファイン・ダイニングになればなるほど、テーブルに出されてゲストが見た時に見栄えがするように、シェフがクリエイトしているので、それを作例2のように真上から撮ってしまっては台無し。斜めからストロボをオフにして、というのが基本です(作例3)。ブレないようにテーブルに肘をついたり、皿全体でなく料理の一部だけにズームアップしたものも撮ってみましょう。

それから食事を食べている人も入れたカット、ということですが、手をつけた料理はどうしても見栄えが良いものではありません。作例のように、アペタイザーとアントレが一緒にサーブされることは実際にはないですが、料理が運ばれてきた時に撮るのがベストでしょう。花瓶やドリンクのグラス等が顔にかからないように。高感度+光学式手ブレ補正機能があるデジカメがオススメです。


作例4
食べる前にまず撮影。でも、人も料理も花とメニューの陰…

作例5
障害物を片付けただけでもすっきり。お皿をちょっと傾けて撮れば、料理写りも◎


質問5 晴天なのに海が真っ青に写らないのはなぜ

晴れた日に、真っ青な空と海をバックに撮っても、なんだか白っぽくなったり、くすんだ色になるのは何故ですか?きれいに色が出ることもあるんですけど、その違いは?(質問者:Y.K.)

■ 回答5
作例がないのですが、多分人物が逆光になるような構図なのだと思います。こうした場合、逆光になっている人物の明るさにカメラが露出を合わせてしまい、つまり構図の中で暗いものをグレーの濃さと判断してしまい全体が明るめの露出になってしまうことがあります。そうすると背景が明るくなりすぎて空や海の本来のトーンがでなくなってしまうのです。ストロボを発光させると明暗差が少なくなって両方がちゃんと写りやすくなりますが、コンパクトデジカメに内蔵のストロボは発光量もコンパクトなのでハワイの日差しでは役に立たないこともあります。順光で、つまり人物にも正面から太陽が当っている場合は人物も背景もほぼ同じ明るさになりきれいに写るのです。

バックナンバーの参考記事を復習!

・初級編 – 3 ビーチ+水中写真


質問6 とにかく美人に写りたい

とにかくハワイで美人に写る方法を教えてください! 素材がダメでも、そこを技術でなんとか!! 光りを当てるなど、裏技とかあるのでしょうか?(質問者:写真美人)

■ 回答6
基本編の記念写真の回で説明したことが実はこれとほとんど同じ内容です。ハワイの強い日差しではどうしても顔に強い影が出てしまいます。デジカメに限らず、写真では実際以上にコントラストが強調されてしまうので、これがポートレートのネックになるのです。一番簡単な方法としては、昼間の屋外でもストロボをオンにすることです。影だけでなく肌の色も引き立ちます。ただし、汗はキッチリおさえておかないとテカリのでた写真になるのでくれぐれもご注意を。

縦位置で撮影することが多いはずですが、その時ストロボがレンズの上になるようにします。そうでないとせっかくストロボを使っても妙に違和感のある写真になってしまいます。また日陰や顔に直接太陽が当らないように半逆光の構図にするのもオススメです。眩しくないので目がちゃんと開けられますよ。この場合、ストロボを使ったものとそうでないものの両方をトライしてみてください。

それからズームをワイドではなく望遠側にセットして、少し離れたところから撮ってみましょう。背景と人物の間の距離が開いていて、望遠側で撮ると背景がボケて人物が引き立ちます。


作例6
撮影者と2〜3メートルの距離でしゃがんで撮影

作例7
ストロボを発光して撮ると顔の影が薄く

バックナンバーの参考記事を復習!

・初級編 – 1 記念写真


質問7 P、Tv、Av、Mの4つは何を調節するの

デジカメはモードを設定すると明るさなどを自動調整してくれますが、それ以外のマニュアル設定が分かりません。P、Tv、Av、Mの4つはデジカメ以外のカメラでもありますよね。これらが何を調節するものなのか、そしてどう設定したらいいのかを教えて下さい。(質問者:匿名)

■ 回答7
非常に大雑把にいうと、写真とはレンズを通ってきた光を、以前はフィルム、最近では光を感じるセンサーで記録してレンズの前に広がっている光景を記録するものです。そしてこれまた大雑把にいうと、きれいな写真を作るにはある一定量の光が必要なのです。パスタ等を茹でる時には、まずある程度の大きさの鍋に水を入れますよね。水圧が強ければ蛇口を少し開けただけでも鍋の水はすぐにいっぱいになり、水圧が弱いと全開にしても時間がかかります。写真撮影に必要な光量もこれと同じこと。カメラは写真に必要な量の光を「絞り」と「シャッタースピード」でコントロールしているのです。

例えば晴れた日のビーチは光量がとても多いので絞りを絞っても、つまり光の通り道を狭くしても光を通す時間、シャッタースピードは速く(短く)なり、逆に暗いレストランや夜のタンタラスでは、絞りを開けても必要な分の光を得るのには時間がかかり(つまりシャッタースピードは遅くなり)、手持ちではブレてしまいます。前置きが長くなってしまいましたが、このP、Tv、Av、Mはその組み合わせモードのことです。Pはプログラム、Tvはシャッタースピード優先、Avは絞り優先、そしてMはマニュアル設定を意味しており、大変ベーシックな機能です。最近のコンパクトデジカメではデフォルトがPに相当して、シーン別のモードでは絞りとシャッタースピードの組み合わせだけでなく、ストロボやピントの設定、色調整やシャープネスまで選んでくれることも常識のようになりつつあります。


 

■ 最後に
このデジカメ講座では、コンパクトデジカメを使って手軽にハワイでの撮影を楽しめるお手伝いをしてきました。ハイテク満載のコンパクトデジカメですが、意外とできないことも苦手なこともあります。でも気軽に持って行けて、なんでもとりあえずシャッターを押せることが最大のメリット。特に少しでも身軽でいたいハワイ旅行ではなおさらです。もっと写真にはまりたい人はカメラメーカーの運営しているデジカメ講座などで、本格的な知識と撮影方法をたっぷり身につけてください。まだなんとなくうまく撮れない人は、きっとまだデジカメに慣れていないのでは? もう一度1回目に戻って読み直してみてはいかがでしょうか?いまならナルホド、と思うことがあるかもしれませんよ。それでは!


この記事が属するカテゴリー: デジカメ講座, 特集
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