第25回アニバーサリー・クリスマス・フェア

25th Anniverssary Christmas Fair
12月4日(土)〜5日(日)オアフ島

ワイキキからバスで約15分ほどの所にあるホノルル・アカデミー・オブ・アーツ(ホノルル美術館)。その前にある広々としたトーマス・スクエア公園内に何十ものテントが建てられ、ハワイアングッズや手作りの工芸品、絵画、服、布地、アクセサリー、たくさんの小物類などが販売されるクラフト・フェアが開かれました。クリスマス・シーズンとあって、お手頃で、他では手に入らない貴重なギフトアイテムを探す人たちで公園内はいっぱい。ワイキキからもすぐですが、観光客の姿はまったく見かけない、純ローカルなイベントです。

公園内で行われるものなので、もちろん入場は無料。フードスタンドもたくさん出ていて、ホットドッグやシェイブアイス(かき氷)、プレイとランチなんかも販売していました。よく晴れ渡った土日だったので、日陰を求めて木陰に腰を下ろす家族連れもいっぱい。芝の上に何も敷かずにそのまま座ってしまうのがハワイ流? エンターテイメントも2カ所で行われ、バイオリン演奏とか、クリスマスにちなんだクラシック演奏とか、もちろんハワイアン・バンドもあり。

売っているものは、ほんとに様々で、確かに他のどこでも見かけることのない品々だったりします。中には、いったい誰がこんなものを買うのだろうか、というような珍しすぎる品物もありましたが、そこはまあ、クラフトフェアならではのご愛敬です。

ハワイの中でも、最近は「メイド・イン・ハワイ」ものが大はやり。単に他で買えないから、というだけでなく、もう一度自分たちの足もとをきちんと見直そう、という動きにも見え、自ら培ってきた文化や生活習慣への確かな愛着と誇りを感じるのです。テクノロジーばかりがもてはやされる時代ですが、こうやってハワイの穏やかな涼風に吹かれ、樹齢数百年という大樹の木陰に腰を下ろし、人々を眺めているだけで、心が安まるような気がします。

クリスマスとは直接関係がない普通のクラフトフェアのように見えましたが、まあ、ギフトを求める人が集まる、という意味だったのでしょうか。先週も11月から12月にかけては、あちらこちらでフェアが開かれています。まだまだ間に合うものもあるので、ハワイに来るチャンスがあったら、ローカル情報をぜひチェックしてみてください。

(1999年取材)