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| エックステラ・チャンピオンシップ | |||
<Nissan XTerra Chanpionship>
10月31日(日)マウイ島ワイレア
今年で第4回目となるオフロード・トライアスロン大会が、今年もマウイ島のワイレア・リゾートで行われました。ワイレアは、様々な豪華リゾートが立ち並ぶ世界でも第一級のリゾート地。なぜそんなところでオフロード・トライアスロンを開くのか、という理由は、1番に標高3000メートル以上のハレアカラ山があるから。この山のほとんどは未開発の野生森林で、そこを自転車(マウンテン・バイク)のコースとして利用するのです。2番目の理由は、やはりワイレアがマウイ島で最も晴天率の高い場所だということ。せっかくの大会、やはり安定した天候は最も大事な条件です。そういう点でワイレアはまさに様々な条件を満たすロケーションなのです。
さて、
このオフロード・トライアスロンは、アウトリガー・ワイレア・リゾートを舞台に繰り広げられます。ホテル前のビーチをスイムで2周(計1.5キロ)、次に30キロのマウンテン・バイク、そして11キロのビーチ&崖っぷちランニング! トップ選手がだいたい2時間半かかってゴールする、超過酷なレースです。今年から、全米10箇所でもシリーズ線が繰り広げられ、日産アメリカが同名の4輪駆動車を発売しながら強力にスポンサーとしてサポート。来年はニュージーランド、イギリス、そして再来年には日本でも開催を計画中です。とはいえマウイの大会が、いわば本大会となります。
苛酷なレースにもかかわらず、なぜかこれが皆とても楽しそう。大会運営のTeam Unlimited の人たちも、スタッフも、そして選手も、皆リラックスムードで、家族的な雰囲気で包まれています。今年の参加は、400余名。実はコースやとランジッションエリアのスペースの関係で、これが最大の数。おととしまでは日本からは誰も参加選手がいませんでしたが、昨年、プロでは白戸太郎選手、そしてアマチュア選手も1名参加。今年は何とプロとしては白戸太郎選手をはじめ、宮塚英也選手、永留誠選手も参加。アマチュアも女性を含む4名が参加するという成長ぶり。過去2年間、日本の自転車&トライアスロン雑誌にて報道されてきた成果なのでしょうか。
スタートは午前9時。ハワイらしいお祈りの儀式から始まります。危険を伴う競技だけあって、選手も真剣に祈りを捧げます。そしていよいよスタート! スポーツ専門チャンネルESPNのヘリコプターが華々しくスイマーを追いかけ、大いに盛り上がります。カホオラベ島や西マウイの様子がくっきりと浮かぶ最高の海の景色。ここを2周して、マウンテンバイクに乗り込み、いよいよエックステラ名物である厳しい山中のバイクコースへ突入。今年はとくにコースが乾いて砂が多かったせいで、転倒者が続出したとか。残念ながら山の中へは競技者と関係者しか入れません。自転車を終えてビーチへと戻ってくるランナーたちを見ると、傷あり、血あり、ほこり(というか汗とまみれて泥状態)あり、壮絶な戦いの名残がくっきりと残っています。
そしてマケナプリンスの方からビーチを北上。もちろんビーチがずっと続いているわけではないので、途中、思わず膝がすくむような険しく高い岩場を乗り越えなくてはならないんです。皆ハイレグ水着とか、せいぜいバイクショーツみたいのしか身につけていないので、膝から下をすりむいたりして、痛々しい。見ているだけで、足下がすーっと寒くなってきます。
しかし、ゴールの瞬間はやはり感動的!しかも今年の男子の優勝者は初年度から参加し、3位、2位、昨年1位と順位を上げてきたネッド・オーバーレンドの2年連続優勝。彼はなんと44歳という年齢。もともと自転車のクロスカントリーを専門としていた彼ですが、マウンテンバイクを主体とするkのオフロードトライアスロンに新たな活路を見いだし、見事花咲きました。
女子の優勝は昨年
腰の大々的な手術をしてシーズンを棒に振ったマウンテン・バイカー、シャリ・ケイン。やはり時間的にも長く、きついバイクコースを制するものが、大会を制するのでしょうか。
折しもこの日はハロウイーン。
表彰パーティが終わった午後9時半。散り散りに消えたと思ったアスリート達が、派手な仮装をして再登場! アメリカ本土からの参加者が多数いるのに、みんなどうやってこんな衣装を持ってきたのでしょうか!中でも鮫の衣装に身を包み、その口に自らの人形をはさみ「鮫に食べられたトライアスリート」を演出した仮装には拍手喝采。その想像力も楽しいけれど、
いったいどうやってそのぬいぐるみを持ってきたの?という疑問がみんなの頭の中を渦巻いていたのでした。
ハワイ島で行われるアイアンマン・トライアスロンの翌週に行われることが恒例となっており、なんと両方に出場する選手も多いようです。来年は、10月22日(日)の開催予定。もっともっと日本の皆さんが出場してくれることをお祈りします。(情報はこちらで。http://www.xterra.net)
(1999年取材)