第13回グレートハワイアン・ラバーダッキー・レース&フェスティバル

<13th Annual Hawaiian Rubber Duckie Race & Festival>
3月25日 土曜日(オアフ島)

ラバーダッキーって、なんだかわかりますか? 今回のイベントの主役ダッキーちゃんは、ちっちゃくて黄色いアヒルのおもちゃ(ラバーというより、ビニールという感じなんですけどね)。お風呂に浮かべて遊んだりするあのアヒルのガーちゃんのことです。でも、グレートハワイアンの名を冠したこのレース。スケールがでっかい。レース会場はお風呂場なんかじゃありません。総勢2万個(匹?)のダッキーが勝負するのは、アラワイ運河上。 コンベンションセンター前の運河沿いに設けられたレース&フェスティバル会場には朝早くから大勢の人々が詰めかけ、レース開始前からコンサートやフラダンスなどのアトラクションで大いに盛り上がりをみせました。

ここでちょっとこのイベントのシステムを説明しましょう。まずレースに出場するダッキーは各自が持ち寄るのではなく、すべて大会本部側が用意した同じ顔、同じサイズのものを使用します。レースに参加したい人は、ダッキー1個につき5ドルを払って里親登録(ひとりで何人養子にしてもOK)をし、認定証を貰い、手続き完了。あとは自分の里子となったダッキーちゃんの活躍を祈るのみ。それぞれのダッキーは首に番号札を付けてレースに臨むというわけです。

レースといってもラバーダッキーが自ら必死に泳ぐ訳はないので(泳いだら怖い!)、アラワイ運河が海に向かって流れる干潮に合わせてスタート時間を決定。今年のスタートは午後1時1分となりました。でもこんなに細かく時間決めてもあんまり意味ないんですよね。だって常にスケジュール進行はハワイアンタイムなんだから…。(遅れまくるということです。念のため)

スタートに先駆けてマッカリー・ショッピングセンターからカラカウア橋までちょっとしたパレードも行われ、カラカウア通りやカピオラニ通りを行く人々にもレースをアピール。里親登録はレース開始直前まで続けられました。主催者発表は里子数2万以上ということでしたが、真偽のほどは定かではありません。

ヒロノ副知事の挨拶に続き、ミス・オアフのカウントダウンでいよいよグレートハワイアン・ラバーダッキー・レースの始まりです。大きな箱に詰め込まれたダッキーが、待ってましたとばかりにカラカウア橋の上から一斉にアラワイ運河目がけて飛び込み…、じゃなくて放流…でもないし、とにかくぶちまけられました!?

自分のかわいい里子がどの子なのかわかるはずもなく、運河沿いに詰めかけた里親たちは淡々と水の上を進むダッキー軍団をただただ遠巻きに眺めるのみ。以前は持参のデッキブラシやホウキなどで、必死にダッキーを追い立てる賑やかなシーンも見られたようですが、今年は声援を送る人もなく、のどかというかなんというか、とにかくヘンテコなレースは静かに進行してゆきます。潮の流れにのり快調に進む先頭集団に較べ、風で川岸に流されたダッキー君は悲惨です。干潮のため浅瀬にのりあげてしまい手も足もでない状態。後方の支援ボートが網ですくっては真ん中に戻してあげてました。約300メートル先のゴールラインに最初のダッキーが辿り着いたのはスタート後20分ほどしてからでしょうか。その頃まだカラカウア橋の真下あたりに漂っていたダッキーも多数。ああ、私のガーちゃんは、今何処…。

レース終了後行われた表彰式では、上位50着までの里親にラスベガス旅行やブロックバスター・ビデオ1年間無料レンタル、ハーゲンダッツ・アイスクリーム1年間食べ放題などの豪華賞品がプレゼントされ、収益の一部は慈善団体に寄付されました。13年も続いたこのレース、きっと来年の14回大会も盛大に開催されることでしょう。