マウイ・マラソン
<Maui Marathon>
3月19日 日曜日(マウイ島)


今年30周年を迎えた人気レース「マウイ・マラソン」が、3月19日に開催されました。昨年に比べ、約600人多い2,606人のランナーが世界各国から参加、日本からも671人のランナーがマウイ島に集まりました。マウイ・マラソンは、日本でおなじみのホノルル・マラソンよりも実は歴史が古く、1995年から上岡龍太郎さんの支援のもと、上岡チャリティーマラソンとなり年々大きな大会になってきました。 「クジラを見ながら走ろう!」を合い言葉に、毎年この時期に行われるマウイ・マラソンは、コースに折り返し地点がなく、カアフマヌ・ショッピングセンターから、ゴールのカアナパリのホエラーズ・ビレッジまで、海岸線をひたすら走ります。太平洋を臨み、アップダウンを越え、鯨を見ながらマウイ島の大自然を満喫する、一度走ったら忘れられないコース。参加ランナーも年々増えています。

マウイ・マラソンは、レース前にも楽しいイベントがたくさん開催されます。3月16日には、大会スポンサーである上岡龍太郎さんの誕生パーティーが、ホエラーズ・ビレッジで行われました。フラダンスや、クジラのしっぽが描かれたバースデイ・ケーキが見物客にも振る舞われて、とても楽しいパーティーとなりました。3月17日には朝日放送の「探偵! ナイトスクープ」と、関西テレビの毎年恒例になった、「夫婦でバトルスペシャル」というマウイ・マラソン特番が収録開始。出演者の多くはマラソンレースにも参加して、大場久美子さん夫妻、芦屋小雁さん夫婦、いずみしゅうさん夫妻、「探偵! ナイトスクープ」からは北野誠さんと山本大介さんが、見事完走されました。また番組とは別に、元阪神タイガースの亀山選手、秋野暢子さん、太平サブローさんなども今回のマウイマラソンにエントリーしました。マウイマラソンの前日18日には、朝7時から毎年恒例の「上岡さんと走ろう! モーニングラン」がカアナパリのゴルフコースで開催。上岡さんはタイガーウッズの装いで登場し、そのままモーニングランに参加しました。その後マウイマリオットホテルのガーデンにて、朝食&トークショーが行われ、午後には上岡さんによる初心者ランナーの為の「ランナー講座」が開かれ、参加者との親好を深めました。

そしてマラソン当日の3月19日は、雨に見舞われた昨年とは打って変わり、気持ちのいい快晴となりました。スタートはカアフマヌ・ショッピングセンター前から午前5時30分。比較的暖かく、満月に近い月がランナーを照らしていました。車椅子のレースに続いて、2,600人がどっと走り出します。毎年、緊張の一瞬です。これから42.195・のレースが始まるのです。 この時期の日の出は大体7時。まだ暗いなか、まずはさとうきび畑の中を走ります。明るくなってくる頃には第一集団はマアラエアの海に出ます。気温が高くなるにつれ、山のアップダウン、海岸線というコースになってきますが、この日は想像を絶する強風で、ランナーは飛ばされそうになりながら体を曲げて走っていました。

その後、クジラを見ながら海岸線を走り、32、3キロ時点からラハイナの街に入ります。ここまでくればはあと少し。ラハイナを抜けると、遠くにカアナパリ・リゾートが見えてきます。ランナーによると、ここからがかなり辛いそうです。もう少しなのに、なかなか距離が縮まらない...。暑さと、強風、孤独と体力の勝負。ゴールはカアナパリ・リゾートのショッピング・センター、ホエラーズ・ビレッジです。長い闘いを終えて続々とゴールするランナーを迎えるのは、何度見ても本当に感動。今年の男性の優勝者はグレッグ・ウェンボルグ、(2時間26分38秒)、女性はハンガリーからの招待選手であったエリカ・ソモー(2時間53分36秒)でした。上岡さんがゴールしたのは5時間6分9秒。強風のためか体調がかなり悪かったようです。その後、ホエラーズ・ビレッジで「ありがとう上岡さん」という式典が行われ、記念に上岡さんの手形と足形を取りました。これはホエラーズ・ビレッジに記念として飾られます。今回のマラソンを期に上岡さんは芸能界の第一線から退くということですが、これからはゴルフ、マラソン三昧の、第二の人生を歩むそうです。来年のマウイマラソンにもきっと参加されるでしょう。

この日の夕方開かれたマウイマラソンの表彰式では、マウイ郡長のキモ・アパナ氏より、上岡さんにマウイ名誉市民賞が渡され、上岡さんからは郡長にチャリティーの大きい小切手が渡されました。2001年の3月18日のマウイマラソン開催も決定され、無事ミレニアムのマウイマラソンは幕を閉じたのでした。