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今年の冬は「ウィンター･ホワイト」がブレイクの予感

上質のレザーを使用し、丁寧に縫い上げられた「コーチ」のバッグ。アメリカのバッグを代表するブランドといっても過言ではないでしょう。ベーシックなスタイルが多く、毎日のヘビーユースにも耐えられるとあって、通勤通学シーンで大活躍です。オアフ島のショップはワイキキとアラモアナ･センターの2店。アラモアナ店は最近拡張工事が終わり、さらに見やすく、品揃えも豊富になっています。そんなコーチのこの秋のコレクションは、自慢のレザーとロゴを織り込んだジャガードから新鮮なデザインがいくつも登場しています。まず、日本のショップではすでに白が完売という「アーゴ」。ソフトレザーが創り出すコロンとしたフォルムは、この秋のマストアイテムの一つ。アラモアナ店にはまだ白が数点残っているほか、黒、赤、茶も揃っています。サイズは大($354)、中($318)、小($234)の3種類です。

マイクロ･シグネチャーを入手するなら今！

次に注目したいのが、ロゴの「C」を織り込んだシグネチャーシリーズ。この秋はロゴの織りが小さい「マイクロ･シグネチャー」がお目見えしました。ただし、これはアメリカでも5〜7店のみだけで取り扱っているテスト商品。人気があれば継続されますが、ことによってはこれっきりということも。レアものを狙うならコレ。数に限りがあるのでお早めに！　小型のデミバッグ(＄158)と、クリップホーボー($308)の2タイプがあります。この秋新登場のシリーズでは「ギャラリー･コレクション」。使用感のあるレトロレザーを使用したもので、特にトート($318)は日本で発売されているものとはサイズがちょっと異なるのだそうです。黒と茶のベーシックカラーです。

◎手軽でカジュアル、いくつも欲しくなる「レスポートサック」

レトロ感覚が新鮮なレスポの秋物新作

季節ごとに発表されるポップな新柄は、つい手に入れたくなるキュートさ。人気の秘密は見た目の可愛さだけではなく、パラシュートと同じ耐久性の強いナイロンを使い、洗濯もOKというクォリティにあります。小型を除くほとんどのバッグにお揃いのポーチが付いているのも「レスポートサック」の特長。ボストンタイプの大型バッグでも小さくたたんでポーチにしまえるので、旅行のサブバッグとしても便利です。新柄はシーズンごとに5〜6パターン発表され、1色につき製造される期間はほんの3カ月ほど。つまり、気に入った柄を見つけたら即買っておかないと、次に来た時には無くなっていることが多いようです。新作は毎月入荷し、日本未入荷品も。店内にはセールコーナーもあるのでお見逃しなく。

真っ赤なトリミングがオシャレなレオパード

この秋の新作は、デザイナー･コレクションの一つ、「Ｋノット」。1970年代にラップドレスを発表し一世を風靡した人気デザイナー、ダイアン･フォン･ファーステンバーグによるものです。ちょっとレトロ感のある柄が、かえって新鮮。もう一つは、秋になると登場する「レオパード」。今年は元気な印象の赤いトリミングに注目。ポーチからボストンタイプまで揃えて持つのも楽しいかも。「ジジ」「サドルバッグ」という新型も登場しています。

◎デザイナーズ･バッグにこだわるなら「ケイト･スペイド」

高級感漂うケイト･スペードのセミショルダー

子供の頃のお出掛けバッグを彷彿とさせるデザインで人気が高い「ケイト･スペイド」。ハワイではアラモアナ･センターのニーマン･マーカスで揃っています。この秋はアニマル･モチーフでシックな「Tangiers」シリーズが話題。キリン模様のセミショルダー($275)をはじめ、フェイクファーながら高級感いっぱい。このシリーズはお揃いのパンプスもあります。また、「Have Courage」シリーズは秋らしいフェルト素材を使用。中は仕切りが3つあり、荷物の小分けに便利。赤または黒で、大($195)、小($175)の2サイズがあります。

◎差をつけたい時のとっておきなら「イザベラ･フィオーレ」

持つ人のセンスが問われるイザベラ･フィオーレ

色使いといい、モチーフといい、LA発らしいブランドが「イザベラ･フィオーレ」。アメリカのセレブにも愛用者がいるというあたり、バッグに負けないだけの自信とセンスが要求されそう。素材はキャンバス、レザー、シルク、スエードなどで、細部にスパンコールやビーズを施してハンドメイドの雰囲気。遊び心いっぱいの楽しいハンドバッグです。ハワイでは一部のセレクトショップで取り扱っていますが、品揃えはニーマン･マーカスがダントツとか。秋の新作が続々入荷しています。