• 勢いの止まらないヨガ・ブーム! スタジオでレッスンを受けるだけでは飽き足りないヨギ(ヨガをする人)たちがこぞって通うのが「ヨガ・インストラクター養成講座」。インストラクターを目指す人のみならず、「ヨガについてもっと知りたい、勉強したい」という人の受講が増えています。ダイエットのためにヨガを始めたハワイ在住のN子、自称ヨガ子が、ヨガをもっと学ぶため、オアフ島のロハス・タウン、カイムキにある「ヨガ・ハワイ」で「ヨガ・インストラクター養成講座」を受講! そして、その奮闘振りを一挙公開します!

    ヨガ・インストラクター養成講座体験記 第2回 ヨガは楽しい、でも朝は辛い...

    ■ヨガは楽しい、でも朝は辛い...
    ヨガ・ハワイ,スタジオ1
    インストラクター養成講座受講には、ヨガの種類問わず、6ヶ月以上の経験が必要で す
    さて、ヨガ・インストラクター養成講座の1日は、朝の早い練習から始まります。どのくらい早いかというと、なんと朝7時! 7時から始まるということは、5時頃には起きなければ... 朝は苦手ではないけど、5時ともなるとちょっと心配。でも、ヨガのため! 仕方ありません。朝は夜と比べるとどうしても体が硬くなりがち。起き抜けに練習に行くと、体が思うように動かずにできないポーズも出てきてしまいます。それでは、練習をする意味がないですもんね。ですから、レッスンの少なくとも2時間前には起きて、水を飲んだり、軽くストレッチをしたりして体を温め、レッスンに備えるようにしています。ルパリ先生は、インドのアシュラムにいるとき、午前5時に始まる練習に備えて、午前2時には起きるようにしているそうです。う〜ん、恐るべし! 私は、インドにはまだまだ行けません...

    ■どんな人がヨガ・インストラクター養成講座を受講する?
    ヨガ・ハワイ,スタジオ
    アシュタンガの魅力に取り付かれたクラスメートたち
    朝の練習は7時に始まり、約90分間。アシュタンガ・ヨガのプライマリー・シリーズと呼ばれる一連のポーズを通して行いますが、アシュタンガは運動量が多い種類のヨガの1つなので練習が終わる頃にはみんな汗ダラダラで体はヘトヘト。それでも、終わった後の爽快感は、学生時代の部活を思い起こさせます。「疲れるけど、楽しい!」体育会系の私の頭には、古きよき時代の思い出が蘇ってくることしばしばでした。でも、ここで「そんなに激しいアシュタンガ・ヨガのインストラクター養成講座を受けるのは大変じゃないの?」、「私、アシュタンガ・ヨガをやったことないけど大丈夫?」そんな疑問を持つ人もいるかもしれませんね。このヨガ・ハワイ主催のインストラクター養成講座は、申し込みの時点で、ジャンルを問わず最低6ヶ月以上のヨガ経験者に参加を限っていますが、私のクラスメートにアンケートをとった結果、ほとんどがアシュタンガ暦だけで見ると6ヶ月未満の初心者ばかりです。講座の申し込みをした後に、「アシュタンガがどんなものか1〜2回やってみただけ」なんて人も結構いましたよ。ヨガ自体は始めて1年〜1年半くらいが一番多いようです。きっと、ヨガの魅力に取り付かれてもっと深く勉強したいと思うようになるのが、ちょうど1年たったころなのでしょうね。アンケートの結果を下にまとめてみましたので、これから受けたいと思っている方は参考にしてみてください。

    ヨガ・ハワイ,スタジオ
    インストラクターを目指す理由は様々ですが、頑張る気持ちは同じ
    ヨガ暦:平均1年半(最長4年半、最短4ヶ月)
    アシュタンガ暦:平均6ヶ月(最長3年、最短0回)
    ヨガを行う頻度:週2.5回(最多:毎日、最少:2週間に1回)
    今までにやったヨガの種類(複数回答可):アシュタンガ16人、パワー・ヨガ11人、ビクラム(ホットヨガを含)10人、ハタ・ヨガ5人、他 (*1回でも経験したことがあれば回答可能)
    受講しようと思った理由は?
    ヨガを深く知りたかったから
    全米ヨガ協会の認定が受けられるから
    ハワイで心身ともに癒されながらヨガを勉強したいと思ったから
    精神的に強くなりたかったから
    ヨガのインストラクターになるための基礎的な知識を身につけたかったから
    体力をつけたかったから


    ■1日みっちり でも、楽しくヨガ
    さらに、朝7時の練習に始まって一日のスケジュールはどんな感じなのかを少し紹介しておきます。ただし、このスケジュールはあくまでも私が受けた時ということですので、随時変わる可能性もありますからご参考までに。

    月〜金曜日
    7:00〜8:45 早朝練習
    8:45〜10:45 休憩 (自由時間。軽く食事を取ったり、他のクラスを見学したりします)
    10:45〜16:00

    授業 (途中2回休憩があります。アシュタンガ・ヨガのポーズについての解説や、ポーズのアシスト方法、アーユルベーダ、キッズ・ヨガ、マタニティ・ヨガ、解剖学など勉強)

    *金曜日は、15:00〜16:00までグループ学習
    土曜日
    8:00〜11:00 指導実習 (4〜5人のグループで、交代でインストラクターになってクラスを進める練習)

    ヨガ・ハワイ,スタジオ
    怪我は「Injury(負傷)」ではなく、「Opening(始まり)」! ヨガには必要なステッ プです
    朝は、上に述べたように、午前7時から約90分早朝練習を行います。練習の前に、先生がみんなに怪我をしているところはないか、疲れていないかなど体調についても気を配ってくれるので、どこか痛いところがある人は申告して、練習中は無理をしないようにします。「ヨガをやっていると自分の体が一度壊れて、そこからまた再生していくのが分かる」とはルパリ先生。つまり、ヨガをしていると、筋肉が十分についていないのに無理なポーズをとったり、以前怪我をした部分をかばってポーズをとったりして、ひざや肩、腰などを怪我したり痛めてしまうことがありますが、実は、それは重要なステップの1つなのだそう。怪我をしても、ヨガをしていると癒える時が来るし、また、そうして作られた体は怪我をする前よりも丈夫になるのだと考えられています。ですから、ヨギ(ヨガをする人)たちは、怪我を「Injury(負傷)」と呼ばず、「opening(始まり)」と言うのですって。実際、このインストラクター養成講座を受けていたほぼ全員が、受講前の古傷があったり、受講中に無理をして筋肉や筋を痛めてしまったりしていましたが、練習を重ねていくうちに体ができてきて以前はできなかったポーズができるようになったりしていました。まさに、自分の体が生まれ変わる「始まり」を実感したのでした。 (続く)

    ■宿題は、自分を見つめる時間...
    ヨガ・ハワイ,スタジオ
    一日の終わりに日誌を書いて自分を見つめることが宿題。意外と重要な作業です
    朝から夕方までみっちり勉強したら、ふぅ〜っと一息。といきたいところですが、そうは問屋が卸しません。もちろん、帰った後も宿題があります。といっても、次の日に先生たちが解説してくれるポーズを事前に写真付きの本を見て予習したり、日誌を書いたりするだけなので簡単。日誌は、最初の日に渡されるバインダーの中に入っていて、「感情面」、「肉体面」、「精神面」の3段落に分けられているのですが、とにかく「何でも書く!」というのがルール。でも、この日誌を書くという作業は、意外にも自分を見つめなおす時間として過ごせるので、受講生全員苦にならずに日々の自分の体の変化はもちろん、心の変化についても書ききれないくらいたくさん書き綴っていました。この日誌は、先生に見せる必要も、受講生同士で見せあうこともないので、自分の思いをつらつらと思いつくままに書いていきます。でも、そうすることによって、今までの自分を反省したり、新たな意欲がわいてきたり、とにかく自分を新たに発見できる時間になるんですよね。特に、いろいろな感情や、思いがどんどん沸きあがってきて、その勢いに自分でもびっくりします。毎日、時間に追われて仕事や家事をしている現代の私たちにとって、ちょっと立ち止まって自分を客観的に見つめるこの作業は、実は重要な時間なのかもしれないと痛感させられました。

    さて、次はいよいよ授業の内容を紹介するとしましょう。お楽しみに!(続く)



    ヨガ・ハワイ
    ヨガ・ハワイ
    Yoga Hawaii

    場所: 1152 Koko Head Ave., Honolulu, HI 96816 
    電話:(808)739-9642
    URL:yoga-hawaii.com(英語)
    (2007年11月取材)