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ハワイ歩き方事務局
人気連載「ヨガ・インストラクター養成講座体験記」

第03回 ヨガは、やっぱりポーズが命!

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2007年11月20日

勢いの止まらないヨガ・ブーム! スタジオでレッスンを受けるだけでは飽き足りないヨギ(ヨガをする人)たちがこぞって通うのが「ヨガ・インストラクター養成講座」。インストラクターを目指す人のみならず、「ヨガについてもっと知りたい、勉強したい」という人の受講が増えています。ダイエットのためにヨガを始めたハワイ在住のN子、自称ヨガ子が、ヨガをもっと学ぶため、オアフ島のロハス・タウン、カイムキにある「ヨガ・ハワイ」で「ヨガ・インストラクター養成講座」を受講! そして、その奮闘振りを一挙公開します!

ヨガ・インストラクター養成講座体験記 第3回 ヨガは、やっぱりポーズが命

ヨガ・ハワイ,スタジオ1
朝連の後の休憩はエネルギー補充の時間

午前7時からの過酷な(?)朝練の後、2時間ほど休憩をとると、ヨガをもっと深く知るための講義が午前10時45分から午後3時までありますが、今回はその講義の内容をほんの一部ご紹介しましょう。もちろん、授業の内容は、私、ヨガ子が受講した時のものですし、先生たちはそのつど授業のレベルアップを図っているので、異なる場合もあります。あくまでも参考までにどうぞ。

■やっぱり、ヨガはポーズが命?!

ヨガ・ハワイ,スタジオ
初級シリーズでもすごい運動量

ヨガと言えば、「やっぱりポーズでしょ?」ということで、アシュタンガ・ヨガのプライマリー・シリーズと呼ばれる「初級シリーズ」のポーズを1ヶ月かけて少しずつ授業の中で説明してくださいます。しかし、「初級シリーズ」という言葉に踊らされてはいけません! なめてかかるとどえらい目に会います。というか、会いました(第1回参照) アシュタンガ・ヨガを初めてする人は、ハーフプライマリーという、初級シリーズを簡略化した一連のポーズを行うクラスに行くと良いと思います。

さて、授業では、先生がポーズについて説明した後、私たち生徒がそれぞれマットの上で練習したり、生徒同士ペアを組んで、お互いのポーズをチェックしたりします。また、インストラクターに必要なのは、生徒がポーズを取った時のアシストの知識。アシストとは、生徒がポーズを取った時に補助すること。例えば、前屈のポーズなら背中から押してあげてもっと曲がるように手伝ったり、ほかのポーズでも手や足の位置や向きが違っていたらそれを直したりします。指導者としてヨガを教えるとなると、ポーズの知識と同じくらいアシストの仕方も知っておかなければなりません。生徒の筋力や柔軟性に応じて、アシスト方法を変えないといけなかったり、アシストによって生徒を怪我させてしまう可能性もあるため、アシストする時には、正しく的確なタイミングでする必要があるのです。これは、私がこのインストラクターコースを受けて最も役に立った情報の一つ。どの先生方も経験があるので、このアシストのテクニックは実践で使えるものばかりで、普段、自分が生徒としてヨガをしているだけでは気がつかない細かい点まで丁寧に教えてくれたのが印象的でした。

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先生がみんなの前でポーズのデモンストレーションをしてくれます続いて生徒1人1人がみんなの前でポーズの練習をしたりみんなで練習したりします
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みんなで練習している時も、先生がちゃんとチェックしてくれますアシストの仕方も丁寧に教えてくれます生徒の筋力、柔軟性に応じて異なるアシストの方法も伝授

また、ヨガの1つ1つのポーズは、ただ体を動かすだけではなく、内臓や神経に何らかの良い効果をもたらすように作られています。それも、クラスで一緒に勉強します。この講座では「ヨガ・マーラ」という本を使ったのですが、この本はお勧めです。「このポーズは便秘を解消するのに効果的」とか「腰痛持ちの人に良い」、または「ウェストの余分な脂肪を取り除く効果がある」などポーズを取ることによる効能が細かく書かれている上に、ポーズの写真も載っているので読みやすいと思います。アシュタンガ・ヨガをやっている人は1冊持っておくと便利かもしれません。

 

■これを知らなきゃ始まらない ヨガとは何か、そしてアシュタンガとは?

ヨガ・ハワイ,スタジオ
ヨガとは頭の中をめぐっている様々な考えをとめて、心を無の状態にすることよ

まず、何をおいても先に知っておかなければいけないいのは、「ヨガとは何か? ヨガの本来の目的とは?」ということ。ちなみに、皆さんは何だと思いますか? 「スポーツ?」、「エクササイズ?」「癒し?」なんだかそんな声が上がってきそうですが、どれも不正解! 実は、ヨガの目的とは、「心の動きを止めること!」なんです。それはどういうことかというと、私たちは、日常「あれが欲しい!」「これが食べたい!」「あの人とデートしたい!」「お金持ちになりたい!」などとにかくいろいろな考えを頭の中で巡らせていますよね? その頭の中をぐるぐると巡っているその考えを止めること、つまり心を無の状態にする、それこそがヨガの本来の目的なんです。「心が無の状態」になることによって、心穏やかな自分になれ、また、それをゴールとしているのがヨガなんですね。では、「私たちがスタジオに通ってやっているポーズ(アーサナ)はヨガじゃないの?」、そんな疑問が沸いてきそうですが、実はポーズ(アーサナ)は「心を無の状態にして、穏やかな自分になる」目的を達成するための1つの過程でしかないんですよね。下の表にその「心が無の状態」を得るまでの過程を説明しますね。

過 程説 明
1.ヤマ (禁戒・道徳律)「非暴力」、「正直」、「不盗」、「禁欲(性欲を抑える)」、「不貪(欲張らない)」の5つの道徳律を守ること
2.ニヤマ (勧戒)遵守すべき事柄。5つの規律があり、それを守ることで自己の浄化につながる
3.アーサナ (座法・ポーズ)ポーズの練習
4.プラーナヤマ (呼吸)呼吸をコントロールし、精神もコントロールする
5.プラティヤーハラ
(制感・感覚のコントロール)
心の安定を保つ
6.ダーラナ (疑念・集中)一点に集中する
7.ディヤナ (静慮・瞑想)瞑想する
8.サマディ (自己実現・悟り)心が無の状態、悟りの境地


ヨガ・ハワイ,スタジオ

これを見るとわかりますが、「心が無の状態」になるまでには、八段階の過程を経なければなりません。でも、よく見てみると何も難しいことではありませんよね? 例えば、1番最初のヤマ(禁戒)は、私たちが日常生活においても守らなければならないことです。「暴力をふるってはいけない」、「うそをついてはいけない」、「人のものを盗んではいけない」、「欲張ってはいけない」なんて子供のころからよく言われましたよね? といっても、人間弱いもので、なかなかすべてを守ることはできないのですが… 特に、「欲張るな!」これは耳が痛い! ついついおいしそうなものがあると手が出ちゃうんですもの。あ、個人的な悩みでした、失礼! でも、これらの基本的な約束事が一番最初に来ているということは、ヨガをする上でポーズをどんなに上手にとるよりも、もっと重要だということなんですね。

ヨガ・ハワイ,スタジオ
アシュタンガは八支則を厳密に守っていくためのヨガです

さらに、「アシュタンガ・ヨガ」はこの八段階に焦点をあて、厳密に守っていくことを目的として作られたヨガです。「アシュタンガ」というのは、サンスクリット語で「八」という意味の「アシュト」と「アンガ」は枝からできた言葉。つまり「八本の支則(枝)」を「順を追って習得することで、人間としてしっかり成長していきましょう!」というヨガなんですよ。

と、いろいろ説明してきましたが、これは全部講義の中で勉強したこと。講義の中では、「スートラ」と呼ばれる太古の昔から伝承されてきた「ヨガの経典」のようなものを使って勉強します。この「スートラ」は、口承で伝わってきたヨガに関する言い伝えを、パタンジャリという人が2000年も前に1つ1つ文章にして残したものですが、このパタンジャリの正体というのは今も謎なんですって! 数学者とも言われているし、文学者とも言われているし、はたまた密教の教祖だったなんていう学者もいるそうです。ともかく、そのパタンジャリが書いた「スートラ(経典)」自体は、非常に難解な言葉を使ってあり、意味を理解するのに一苦労するものがほとんどなんですが、これを先生がしっかりと分かりやすく説明してくれます。でも、こうやってヨガのことを知れば知るほど、新たな発見があるのが楽しいですよね。

 

ヨガ・ハワイヨガ・ハワイ
Yoga Hawaii

住所: 1152 Koko Head Ave., Honolulu, HI 96816

電話:(808)739-9642
URL:yoga-hawaii.com(英語)

(2007年11月取材)

この記事が属するカテゴリー: ヨガ・健康・デトックス, 美容・健康
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