ハワイのホテル、グルメ、ショッピング、オプショナルツアーなどの旅行情報 ホノルルから「ハワイ観光に役立つ最新情報」を毎日更新

アキラメン

【ネタバレ注意】ディープすぎるモロカイ島の衝撃事実ベスト10(後編)

投稿者: アキラメン 更新日:2016年10月17日

Attractive Molokai's 10 Features Part.2

ALOHA!  前編では、ユニークなモロカイ島の特徴を紹介しました。後編では、さらにディープなモロカイ島についてご紹介します! この10の事実を知れば、あなたもモロカイ島に行ってみたくなりますよ!

molokai14

■関連記事/【隣島案内】モロカイ島

その6:穴場感溢れるハワイ州最長のパポハクビーチ 

マウナロア・タウンにある「パポハクビーチ」(通称スリーマイルビーチ)は、ハワイで最も長いビーチです。約5kmも続くビーチには、ほとんど人もいないため、息を呑むような絶景を満喫することができます。

papahoku

私が訪れたときも、誰もいなかったのでビーチを思いっきり走り回ったり、写真をたくさん撮影することができました。波が少し強めなので泳ぐ場所としては適していませんが、自然の素晴らしさを感じられる素敵なビーチです。

■関連記事/オアフ島のビーチ その1
■関連記事/【隣島】ラナイ島フロポエビーチが、ハワイのベストビーチに選ばれる

その7:夜に行列ができるパン屋さん! カネミツベーカリー!

モロカイ島で一番人気のパン屋さん(島にある唯一のパン屋さん)といえば、カネミツベーカリー! こちらのパン屋さんは、日中も営業していますが、夜にホット・ブレッドという人気のパンが出来上がり、焼きたてのパンを求めて多くの人たちが夜に行列を作ってパンを買いにくるほどです。

molokai7

イチゴジャムやクリームチーズなどがたっぷり塗られた甘いもの好きにはたまらないパンです。日本でパンを買うために夜に行列ができるなんて考えられませんが、モロカイ島に来たら必ず訪れたいパン屋さんです。

■関連記事/【グルメ】美味しいパンのお店ブルクがアラモアナで新装開店!
■関連記事/【徹底取材】リリハ・ベーカリー

その8:フラの発祥地はモロカイ島だった!

ハワイだけでなく、日本でも様々な場所で踊られているフラ。実は、フラが生まれたのはモロカイ島だったんです。モロカイ島では、フラのへそ(中心)を意味する「カ・フラ・ピコ」というフラの祭典が毎年開催されています。カ・フラ・ピコのシーズンになると日本のフラダンサーたちがモロカイ島を訪れます。

molokai9

フラの女神として知られるラカの生誕地もモロカイ島です。ラカはこのモロカイ島の地から、ハワイの各島に渡り、フラを伝えていったと言い伝えられています。

■関連記事/ 第03回 フラとポリネシアンダンス
■関連記事/第21回 フラダンサー、カノエ・ミラーさんが教えるフラ上達法(前編)

(Molokai Ka Hula Piko公式サイトより)

その9:す、すごい形! 子宝に恵まれる神聖な石ファリックロック

パラアウ州立公園内にある「カウレオナナホア」(ファリックロック)は、神聖な子宝の石として知られています。

molokai10

このカウレナナホアには伝説があります。カヴァフナという名の妻をもつ半神ナナホアが、若くて美しい女性に恋心を抱いてしまいました。それに嫉妬した妻のカヴァフナが、その女性を髪の毛を引っ張ったところ、怒ったナナホアがカヴァフナを崖に突き落とし、彼女はそのまま石になってしまいました。しかし、ナナホアも上の画像の石に変えられてしまいました。それから、彼の力がこの岩には宿っていると信じられ、女性がお供え物を持って、一晩この石と過ごすと、家に帰ったときに妊娠していると言い伝えられました。子宝に恵まれる石として、今でもこの場所に訪れるハワイの女性たちもいます。非常に神聖な石なので、むやみやたらに触ったりせずに、石に対してアロハの気持ちを示して訪れてくださいね。

■関連記事/心もハワイになる10の方法! 上級者だけが知ってるアロハ・スピリット(前編)

その10:カラウパパ半島に残る悲しい歴史と英雄ダミアン神父

モロカイ島の北に位置する断崖絶壁のカラウパパ半島には、ミュール(ラバ)ライドツアー、ハイキング、又は飛行機でのみ訪れることができます。しかし、カラウパパ半島には悲しい歴史がありました。

molokai11

ハワイアンの人口が急激に減った原因であるハンセン病に感染した患者が隔離されていた場所が、カラウパパ半島でです。19世紀、ハンセン病が蔓延し、免疫を持たない多くのハワイアンが亡くなりました。当時は治療法が確立されていなかったため、患者を隔離することがハンセン病に対する残された手段として考えられ、断崖絶壁のカラウパパ半島が最適な隔離施設として選ばれました。そして、カメハメハ5世の命により、ハワイの各島からハンセン病患者たちが船で運ばれ、多くの患者たちがこの島で命を落としました。しかし、1873年にベルギーからダミアン神父がカラウパパ半島を訪れ、ハンセン病患者のために献身的に活動します。ミアン神父は、患者のための家を建て、水道をひき、植林活動、患者の医療サポートなどを行い、ハンセン病患者のために12年間この地で過ごしました。しかし、ダミアン神父自身もハンセン病に感染してしまい49才で命を落としてしまいます。ハンセン病患者のために命を尽くして、活躍したミアン神父は、今もモロカイ島の英雄として島の人たちから崇拝され続けています。

molokai13

現在もカラウパパ半島でハンセン病の元患者の人たちが暮らしており、当時建てられた建物もそのまま残されています。なお、カラウパパ半島に訪れることができるのは、16才以上の方のみになります。

モロカイ島について詳しくなれましたか? 知れば知るほどハワイの歴史、文化、自然が残るモロカイ島が好きになりますよ。オアフ島に訪れた際は、ぜひモロカイ島にも寄ってみてくださいね!

この記事が属するカテゴリー: カルチャー, モロカイ島, 特集, 離島案内

2 responses to 【ネタバレ注意】ディープすぎるモロカイ島の衝撃事実ベスト10(後編)

  1. 匿名様

    アロハ! ファリックロックの雰囲気は凄いですよね。カネミツベーカリーはとても甘いですが、甘いもの好きの方にはたまらない美味しさです。モロカイ島は個性豊かな島ですよね~

  2. 子宝に恵まれる神聖な石ファリックロックの所に行ったことが有りますが異様な雰囲気でした。
    カネミツベーカリーでパンを買い食しました。とても美味しく頂きました。
    モロカイ島唯一の町は西部劇に出てくる様な街並みです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*

さらにおススメ