キラキラのクリスティさんとビロビロの私
フィギュアスケート女子金メダリストのクリスティ・ヤマグチさんが、カリヒ地区の小学校を訪れ、電子書籍専用端末を寄贈したことが3月4日付の地元紙1面とローカル面に大きく紹介されていました。
クリスティさんは1992年のアルベール五輪女子フィギュアシングルスで、日系アメリカ人として初めて金メダルを獲得したんですよね。彼女は現在、チャリティ団体「Always Dream Foundation」の代表を務め、読書や識字推進活動を積極的に展開しています。
このたびクリスティさんが訪れたのはカリヒカイ小学校、リナプニ小学校の2校で、低所得者家庭の子どもが多く通っています。
夫が教師になって初めて勤務したのが幼稚園から3年生までが通うリナプニ小学校でした。
この学校はタワーズ・アット・クヒオパーク(旧クヒオパークテラス)と呼ばれる低所得者向け住宅内にあります。警備が強化される以前は、この地域だけは夜間の宅配は行なわないというお店もあるほど、暴行や強盗事件がたびたび起きていました。
そんなわけで学校を訪れるときは正面入口のゲートでチェックを受けなければなりません。私も夫にたのまれ、何度か学校行事のボランティアに駆り出されましたが、毎回ゲートでのチェックはドキドキでした。
リナプニ小学校にはサモア系、ミクロネシア系、ハワイアン系の子どもたちが多く、文化祭のステージはまるで「ミニポリネシアン文化センター」のようなハイレベルなパフォーマンスで、毎回感心しています。
すいません、話がかなり脱線してしまいました。クリスティさんのチャリティ活動の話をしていたんでした。
2012年7月に、彼女が代表を務めるチャリティ団体「Always Dream Foundation」が、モイリイリ地区にあるハワイ日本文化センターに1万ドルを寄付したのですが、そのときに取材を担当し、“生クリスティ”を間近で拝見しました。
恥ずかしそうに「金メダルをとったのはもう20年も前なんですよ〜」と言っておられましたが、いやいやとっても若々しくて、まぶしいぐらいに輝いていました。
やっぱり自分の目標に向かって進んでいる人は、キラキラ輝いていてステキですね〜。
襟ぐりビロビロのTシャツ姿で、家にこもって原稿書いてる自分とは大違いであります。
記事を読みながら、とりあえず今着ているTシャツは捨てよう、と反省した私でした。あ〜あ。
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