日本で暮らしていたときより、ハワイに住んでからのほうが圧倒的に日本各地の特産品や銘菓にありつける機会が多くなりました。
それは心優しい日本からの訪問客のみなさまのお陰。とくに新聞社で働いていたときなどは、日本全国津々浦々の名物を堪能させていただきました。日本で暮らしていたらこんなにいろいろ食べられなかったでしょう。
そういえば今を遡ること15年、ゴールデンウィークを前に新聞のコラムで、「土産物」について書いたことがありました。
私の友人や親戚の多くが「懐かしがるだろう」と、外国人観光客が購入しそうな「思いっきり日本的グッズ」をお土産に買って来る、という内容のもので、その当時いただいた土産のことについて、まあいろいろ言っておりまして…
■関連記事/夏休み特別企画! 口コミで評判のハワイのおみやげ(お父さん向け)
■関連記事/夏休み特別企画! 口コミで評判のハワイのおみやげ(女子向け)
■関連記事/夏休み特別企画! 口コミで評判のハワイのおみやげ(ファミリー向け)
「いままでで1番多かったのがお茶と羊かんのセット。抹茶をもらったこともある。これを茶せんでたてて、日本の気分にひたれということか」
「銀座の鳩居堂で買ってくれた千代紙セットなんてのもあった。日本=折り紙遊びという連想がすごい」
「もっと凄かったのが姉。アメリカで今、漢字の入ったオリエンタルなTシャツが流行っていると話したら、さっそく『江ノ島水族館』とかかれたTシャツが送られてきた。これを着て、どこへ行けというんでしょう」
わざわざ買ってきてくれたお土産に文句を言ってはバチがあたる、と言っておきながら言いたい放題です。さらにこんなことを提案しています。
「百貨店でアンケートを実施し、『海外在住日本人が喜ぶお土産リスト』なる小冊子を作成して、土産コーナーに置いておけば、贈る人にも贈られる人にも喜ばれる」
よくこんな図々しいことを書いたものです。お恥ずかしい。
当時これを読んだ同僚や親しい広告主などから、「気軽にお土産を変えなくなっちゃったよ」とぼやかれました。みなさん、ごめんなさい。
でもやっぱり日本からのお土産はなんでも嬉しいものです。(いまさらそんなことを言ってもそらぞらしく聞こえるだけですが…)
先日、日本の若い女子からこんな面白いお土産をいただきました。
食品サンプルのお店で買ったというマルガリータピザのパズルと、イチゴパフェの手作りキット、それにかき餅携帯ストラップ。外国人観光客に人気のお土産らしく、英語の説明書も入っていました。
パズルはけっこう難しく、大盛り上がりでした。
一方、中学時代からの友だちはいまだに「日本が恋しいだろう」と気遣ってくれているようで、今年は年賀状と一緒に「福笑い」を送ってくれました。日本でもお正月に一家で福笑いをすることもなくなったでしょうに。
でも久しぶりにやってみたら、これが面白い。家族で何度やったことでしょう。娘も友だちが来ると必ず持ち出して来て、大騒ぎしています。ロコガールも「日本の遊びって面白いね〜」って。
やっぱりなにをもらっても日本のお土産って嬉しいもんですね〜。ホントよ〜。お茶も羊かんも大歓迎よ〜。
コメントを残す