アラフィフ(この響きどうもいやねえ)になってからできた女友だち5人で、先日ランチに出掛けました。
「友だちの友だちはみな友だちだ」というノリで知り合いになった彼女たち。みなさんメディア関係の仕事をしており、毎日忙しそうでめったに会うことはないのですが、メールやLINEでお互いの近況報告とか、今年の紅白は誰が良かったかとか、市原悦子のLINEスタンプを買ったなど、たわいのない話をして笑っては、ストレスを発散しております。
そんな私たち、近ごろ申し合わせたように「本当にやりたいことってなんだ」と悶々としておりました。同年代の同業者。会って話せば、なにか道が開けるんじゃないかと、ほぼ強制的に集合したのです。
私たちが選んだお店がこちら。
最近ウォルマート・ケアウモク店の裏手にオープンしたレストラン「アーバン・ビストロ」。都会的でオシャレなインテリアもさることながら、こちらのお店で注目すべきは「ノーチップ」。はい、チップがいらないのでございます。
最近チップ不要のレストランがニューヨークやシカゴ、サンフランシスコなどで増えてきているそうですよ。
こちらではウェイターさんが注文をとりにくるのではなく、用意されているポストイット(のり付きのメモ)に料理の番号を書いたら、テーブルの端にちょこんと貼っておくだけでOK。
チップがないぶん、人件費削減のためにいろいろなサービスをはぶいているのかな、と思いましたが、結局他のレストランと違うのは注文の仕方ぐらいで、サービスもとても良く、「チップなくて平気なのかな」とこちらが心配してしまうほどでした。
この日オーダーした料理はこちら。
(左上から時計まわりに)ひよこ豆のペーストをパンに塗って食べるフムス、NYCサラダ、ケール・ペスト・チキンパスタ、 ポークの入ったカーニタスピザ。どれもおいしゅうございました。少しの時間でしたが、食べて喋って大笑いして、みんな元気になりました。
そして緊張のお会計。チェックをみたらやっぱりチップの欄がありません!
しかも税金もすでに含まれているから、割り勘にはとっても便利。数字に弱いワタクシのような者でも簡単に1人分いくらになるか計算できます。
そうそう、アラフィフぐらいになると会計時に「損も得もしたくないし、させたくない」という律儀な人が多くてですね、割り勘がちょっと面倒なときもあります。
真面目な幹事タイプの人がいたりすると「じゃあ、ひとり15ドル28セントね」などと細かい細かい。ようやく終わったと思ったら、チップを含めるのを忘れていたりして、面倒だから誰かが「いいよ。私が1ドル多く払うから」なんていっても、幹事さんは「だめよ〜」と店の外まで追いかけてきて、「ほら、これあなたが多く払った分」と5セント硬貨を握らされる…なんてこともないのです、チップなしレストランでしたらね。
チップの支払いにまだ慣れていない方、割り勘で支払う団体さん、そして幹事タイプのあなた、アーバン・ビストロでしたら会計時のストレスから解放されますよ〜。
Urban Bistro
場所:808 Sheridan Street, Honolulu
電話:(808) 369-7000
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