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Saori

マウイ旅行記Ⅲ~ホェールウオッチング編~

投稿者: Saori
投稿日: 2016年03月05日
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マウイ旅行2日目。

前回のブログ「ハレアカラ編」前々回の「イアオ渓谷編」からの続きです。

 

ハレアカラのサンセットから帰宅し、早めに寝ようとは思ったものの…女友達4人の夜はおしゃべりに花が咲いてしまい、結局0時を回ってしまいました。

でも、朝はゆっくり起きたので、エネルギーも十分チャージされ、今回のもう一つのメインイベント「ホェールウオッチング」に向かいました!

 

 

今回はLahaina Cruise Companyのクルーズに参加しました。この日本語サイトから予約もできます。

Lahaina港を正午12:00出発の2時間ツアーです。

実は私のピラティスのクライアントさんのお友達がマウイにお住まいで、ホェールウォッチングの日本語ツアーガイドをされているそうで、その方にいろいろとアドバイスを頂きました。

船が大きすぎるとクジラまでの距離が遠いかも、とか、でも逆に小さすぎるとダイレクトに揺れが来て、今度は船酔いが心配、とか。

ホェールウオッチング初心者の私には到底思いつかないようなアドバイスをいただいて、いろいろな条件を考えてこの会社を選んだのですが、船の大きさもクジラへの距離も揺れもすべて大満足でした。

 

 

ハワイでは毎年12-4月の冬の時期になるとザトウクジラが出産や繁殖、育児のために遠いアラスカから海を渡ってハワイにやってきます。

今年は全世界的にエルニーニョの影響で暖冬傾向にあり、もう少し北の地域でも海が暖かくクジラがハワイまで来なくても出産ができ、例年よりクジラの頭数が少ないという情報もあってちょっと心配してました。

 

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Lahaina Cruise Companyのツアーのチェックインはラハイナ港にある、このブースで行います。

Eメールでバウチャー(予約確認書)が送られてきたのでそれを提示しますが、「スマホの中にしかないですか?」と言われたので、ホントはプリントアウトして行った方がよかったのかも?

チェックインが11:30~だったので、乗船まで30分ほど待ちますが、太陽がジリジリ照りつけます…。

帽子を持ってこなかったことを後悔しました。

 

 

12:00になっていよいよ乗船。

私たちは日陰で待っていたため、乗船の列に並んだのは結構後ろの方でしたが、日本語のガイドさんから「2Fはもう座れないかも知れないから1Fの先頭が穴場でおススメ」と教えて頂き、無事にその場所を陣取ることができました。

 

この日は真っ青な空の、とってもいい天気!

船からのぞむマウイの島もきれいです。

 

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私はホェールウオッチングのツアーはこのマウイが3回目でした。

1回目はハワイ島Konaから。2回目はオアフ島からで両方ともクジラは見えました。

ハワイ島の時には、一緒にイルカの群れも見れましたが、クジラは泳いでいるところか尻尾しか見えなくて、いわゆるあの有名なクジラのジャンプ(ブリーチング)は残念ながらまだ見たことがなかったのです。

 

でも、今回は、港を出てからも遠くの方にクジラの潮吹きやジャンプしている様子が見えたりしたので、否が応でも期待が高まります。

 

クルーズの前半クジラを見つけたのですが、悠然と泳いでいるだけで背中のあたりしか見えなかったので今回もどうかな~とちょっとあきらめ気味でした。

・・・が、後半はとってもアクティブなクジラを見ることができました。

 

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船の大きさによりクジラに接近できる距離が決まっているので、ある程度近づいたらキャプテンがエンジンを止めます。(クジラ自ら近づいてくるのはOKらしい)

すると3頭のクジラが船の方に近づいてきて、その大きさに圧倒され鳥肌が立ちました。

赤ちゃんとママのクジラが並んで泳いでいる様子には感動です。

 

間もなくすると、1頭のクジラが胸びれを海面から出して水面に打ち付ける「ペックスラップ」を始めました。

私たちの乗っていた船のすぐ近くだったので、水面から上がる水しぶきが飛んでくるんじゃないかというほどの至近距離で、感動のあまり言葉を失いました。

 

写真はないのですが、この後もう1頭のクジラも同じようなペックスラップを始めました。

船のキャプテンによるとこのように2頭が同時に行うのはとても珍しいのだとか!

 

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そして、この↑の写真が今回のベストショット。

見たかったブリーチング(ジャンプ)!

写真におさめるのは本当に難しくて、この2Hのクルーズで300枚近い写真を撮ったのですが、シャッターのタイミングが合わなかったり、ピントが合ってなかったり、後ろのボートと重なってしまっていたり、船の揺れでフレームアウトしていたり…という写真がほとんどで、これが奇跡の一枚となりました。

プロカメラマンが撮った素晴らしいジャンプの写真を見ますが、あの素晴らしいショット1枚を撮るためのカメラマンの苦労が身に染みて分かりました。

人間のモデルとは違って、クジラはこちらの言うことを聞いてくれませんから…。

 

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そしてもう1枚のお気に入りの写真がコレ。

ベビークジラとママクジラが一緒にしっぽを見せてくれました!

 

キャプテンの話によると、クジラはまた春になるとアラスカを目指して泳いで行くのですが、そのために赤ちゃんクジラはジャンプをしたり、胸びれや尻尾を動かしたりしながら、アラスカに帰るまでの筋力をつけるための筋トレをしているのだそうですよ。

本能で自然にやっているとはいえ、クジラも筋トレが必要なんだと知ってびっくり!

私たち人間は車に乗ったりしていかに楽をするかということしか考えてないのに、自然界の生物はなんて偉いんだろう・・・と感心しました。

ちなみに勤勉なクジラさんたちに触発され?、私も帰ってすぐにピラティスのトレーニングを再開しました(笑)。

 

 

後半のアクティブなクジラ親子のおかげで2時間があっという間に過ぎ、ラハイナ港に帰港。

船には飲み物とスナックがあったようなのですが、クジラのパフォーマンスがあまりに感動的で心を奪われ、そちらの方は一切楽しむ時間がありませんでした。

 

ラハイナ港に帰港したのは14:00頃。

18:00過ぎのフライトでホノルルに帰るため、時間に余裕を見て15:45頃にはラハイナを出発したのですが、少しの時間ラハイナの街でショッピングを楽しみました。

そのことは次のブログで書こうと思います。

 

 

Saori

 

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