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キョーコ

昭和生まれに眩しすぎる今どきの学校生活

投稿者: キョーコ
投稿日: 2016年03月25日
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小学4年生の娘の学校生活をみていますと、まあ本当にワタクシの小学生時代と違いますね〜。40年も離れているので、当然といえば当然ですが…

 

宿題を出すのも、提出するのもすべてコンピュータ、通知表も父兄に電子メールで送られてきます。学期末にみんなでドキドキ、ソワソワしながら先生から手渡しされる通知表のほうがいいのにねえ、と昭和生まれのワタクシは思います。

 

しかしパワーポイントで研究発表の準備をする娘を、ガリ版刷りで文集を作っていたワタクシは羨望の眼差しで見ております。

 

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読書だって、ワタクシの子ども時代はみんな近所の市民図書館で本を借りて読んでいましたが、今は「Kindle」という便利な電子書籍リーダーがありますので、好きな本がいつでもどこでも読めます。いいなあ。

 

ただ、昭和な母親の影響でしょうか、娘も紙の本のほうが好きといいます。そして最近のお気に入りは、スチュアート・ギブス氏のスパイブックシリーズ。

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実は先日、学校の授業でそのギブス氏がスカイプを通じて生徒たちと交流してくれたそうです。

 

スカイプ授業の数日前に、先生から「質問を考えてくるように」と指示され、娘は何を尋ねようかと頭を悩ましておりました。そこで悩み多きワタクシは「ミスターギブスに、文章が書けなくなったことはあるか。そういうときはどうするかって聞いてきてよ」と頼みました。

 

数日後、スカイプ授業で、最後の最後に質問のチャンスを与えられたわが娘、ワタクシの質問を聞いてくれたそうです。するとギブスさんは「いい質問だねえ」と言い、優しく答えてくれたそうです。

 

「アイデアが浮かばなかったり、書けなくなったときはまずコンピュータの前から離れ、気分転換するようにしています。たいてい子どもたちと遊んでいますよ」

 

娘がワタクシに言います。「もし書けなくなったら、私と遊べばいいんだよ。アラモアナとかに買い物に行ったりしてさ〜、たこ焼き食べたりしてさ〜」。たこ焼きって、自分が食べたいんでしょうが。

 

しかしスカイプとはいえ、大好きな作家と気軽に話したり、質問できるなんて、イイ時代ですね。ワタクシは小学校低学年のときにモモちゃんシリーズを読んで、松谷みよ子先生の大ファンになりまして、先生の作品を読みまくり、遂にはファンレターを送ってしまいました。後にも先にもワタクシがファンレターを書いたのはこの1通だけでございます。

 

返事が来るものと確信し、毎日郵便受けを覗いて待ちましたが結局来ず。「子どものファンに返事の1通も書けないなんて、ひどい作家だ」と以来、松谷先生の作品をボイコットすることにしました。恐ろしい小学生ですね。

 

松谷みよ子先生が昨年2月に亡くなったことをニュースで知り、「ボイコットしたりして、悪いことをしてしまったなあ」と深く反省いたしました。そのとき、急にももちゃんシリーズの本が読みたくなり、白木屋のブックオフを覗きましたら、これを見つけました。

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「アカネちゃんとお客さんのパパ」

 

松谷さんは児童書なのに、離婚について綴ったりして、今思えば時代の先端を歩まれていたと思います。こちらの本は離婚して家を出たパパが、お客さんとしてアカネちゃんとモモちゃんに会いにくるお話です。うーん、深いな。

 

ちょっと話はそれますが、ファンレターといえば娘も夫も、これまで1度だけある方にファンレターを送っております。

 

娘は幼稚園のころ、大好きな白鵬に「ハワイで応援しています」という内容のファンレターを送っておりました。ワタクシのように毎日郵便受けを覗いて返事を心待ちしておりましたが、結局来ませんでした。そして母と同様「ファンやめる。やっぱり朝青龍に送ればよかった」とふてくされておりました。

 

一方、夫は小学生のころ、「チャーリーズエンジェル」を観て、ジャクリン・スミスにメロメロになり、叔父の助けを借りてファンレターを送ったそうです。そしてしばらくしてから事務所を通じてジャクリンさんからお礼の返事が来たそうで、夫曰く「今でも大好きな女優」ということですぅ〜。

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