マウナルアベイで魚釣り
週末、夫の職場の同僚に誘われ、親子3人でハワイカイのマウナルアベイで魚釣りをしてきました。
久しぶりの魚釣りに、夫や娘以上にわくわくのワタクシ。
夫のお父さんも釣りが好きで、亡くなる前は毎年労働祭の3連休はカハナベイでキャンプをして、終日釣りを楽しんだものです。
新聞記者時代に製作した「オアフ島フォトスケッチ」という特集で、そのときのことを綴っています。
カニとり名人
夫の家族は彼の祖父が子どものころから、レイバーデー(労働祭)の週末は、「カハナベイでキャンプ」というのが恒例行事となっている。
「行くか?」などと訊ねられることはなく、私も強制的に連れ出された。
つまらなそうにしている私に、義父が釣り針に網をぐるぐる巻きにしたものを手渡した。「これでカニでもとってきなさい」。
美しく穏やかなカハナベイに、カニの大群がうじゃうじゃいることを、イカを付けた針を水中に落とした直後に知った。日が沈み、暗くなっても、私は夢中でカニを取り続けた。
それからは毎年ここに来ると、ひとりでカニ取りに興じた。親戚の子どもたちから「いいな。そこの場所でやらせて」と懇願されても、私は「自分で場所を探せ」とすごみ、網にからまってバタバタしているカニの姿に、アドレナリンを大放出させていた。
海岸にいるみんなから「カハナベイとラスベガスに行くと性格が豹変する」と陰口を叩かれているとも知らずに…。
ま、そんなわけで約15年ぶりの魚釣りにわくわくしながら目的のマウナルアベイへ。場所はハワイカイのロイズ・レストランのほぼ向かいです。公衆トイレもあるので長時間過ごせますよ。
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この日は夫の同僚3人とファミリーたちと夕方から夜11時近くまで、持ち寄ったおにぎりやフライドチキンや菓子パンを食べながら、釣りとおしゃべりを楽しみました。
さっそくへっぴり腰で初めての魚釣りに挑む娘。
なんといきなり魚(左側)を釣り上げました。夜になってからは夫の竿にこんな巨大なウナギが!
こちらで週に2回は魚釣りをしているという同僚男性によりますと、日没タイムには毎日少なくとも3、4組のウェディングカップルがこちらで写真を撮影しているそうです。確かにここのサンセット、素晴らしいです。
この日も2組のカップルがカメラマンの指示に従って抱き合ったり、見つめ合ったりしておりました。ステキ〜。
こんな景色を眺めながら、「癒されるね〜」とハワイの自然美に感謝していましたら、あっという間に時は過ぎ、今月末にもまた集まることを約束して、それぞれ帰路につきました。
ワイキキやアラモアナより、少しだけ時間がゆっくり流れているように感じるマウナルアベイ。釣りをしなくても、椅子を持ってきて、ただボーッと海を眺めているだけでも十分楽しめ、そしてなによりも心が癒されます。
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