アロハ!
ハワイ大好きな読者の皆さま、「マイハワイ」というハワイ情報発信サイトでありながら、 申し訳ございませんが今回は先日訪れましたサンフランシスコについて綴りました。よろしければお付き合いくださいませ。
四半世紀ほど前に訪れたサンフランシスコ。着いた途端、その美しい街並みに心を奪われてしまいました。そのときは夫の両親と祖母も一緒だったため、「ここ行ったあと、あっちで食事しよ〜ぜ〜」などとわがままは言えず、行きたいところ盛り沢山のまま、ホノルルに戻るという不完全燃焼の旅でございました。
I left My Heart in San Francisco…
そう、あのときに置いてきたワタクシのハート(未練)を断ち切るために、ぜひともサンフランシスコを再訪しなくては…とずっと思っていました。
明子さんとの「ローカル自慢バトル17」でも、下記のように昨年末、サンフランシスコ訪問の決意を表明しておりました。
『例年通り、期間限定オープンのカレンダーショップで来年のカレンダーも購入しました。毎年旅をしたい場所のカレンダーを買っているのですが、今回は2017年になんとしても訪れたい「サンフランシスコ」のカレンダーを選びました。2015年は「ロンドン」、2016年は「パリ」を選びましたが、どちらも実現できず…』
「サンフランシスコがワタクシを呼んでいるのよ〜」
「行けばなにか大切なモノが見つかるはずよ〜」
夫と娘にサンフランシスコへの旅がどれだけ重要かをさんざん訴え、この夏、ようやく長年の夢が叶いました。7月7日から5日間、親子3人でサンフランシスコに行って来ました。
宿泊先は前回泊まった思い出のグラントホテル。中華街の真ん中にある1920年代に建てられた古いホテルです。
到着したのは夜中だったこともあるのですが、チェックイン後にホテルの周りを散歩したときに、「中華街ではない」ということに気付き、以前泊まったのは「グラントプラザホテル」だったことが判明し、ワタクシはショックでその場にヘナヘナと座り込んでしまいました。
しかし旅はまだ始まったばかり。落ち込んでいる暇はないので、「断然便利」「近くにレストランがたくさんある」「街並みがキレイだわ」と必死で自分を納得させ、滞在中は「かえって間違えて良かったかもねー」と2人に言い続けました。
街全体が撮影スポットのようなサンフランシスコ、中でも“ヒッピーの聖地”と呼ばれる「ヘイトアシュベリー」は、個性的なお店がずらりと並び、その独特な雰囲気にも〜メロメロでした。
「サンフランシスコに来たら、なにかが見つかる」
更年期障害でホルモン剤を服用している、情緒不安定気味のワタクシは、そう信じることで、以前のようにいろんなことが思い通りに出来ないもどかしさ、不安といったものが解消されると信じていたのかもしれません。
最初は何を見ても輝いていたサンフランシスコでしたが、最終日を迎えるころ、ワタクシは夫に告げました。
「サンフランシスコに来て大切なことを見つけたよ」
温暖な気候、美しい自然、フレンドリーなピジン英語、素朴なプレートランチ、そしてアロハスピリット…あれだけ憧れていたサンフランシスコより、やっぱりワタクシにとってハワイが最高の場所だということを確信しました。近すぎて見えなくなってしまったことを気づかせてくれた今回の旅でした。
ところでサンフランシスコは目下、靴下ブームなのでしょうか。
あちこちにあった靴下屋さんで、トランプ大統領と並んでデューク・カハナモクの靴下を見つけたワタクシは、わずか5日間しか離れていないハワイが非常に恋しくなったのでした。
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