マカプウ・ライトハウス・トレイルを走る
オアフ島の東にあるマカプウ岬にある灯台へと続くトレイルが、マカプウ・ライトハウス・トレイル。
片道４キロ。
道はきれいに舗装されています。
日曜日のランニング仲間との待ち合わせ場所でした。
少し遅め、午前7時に集合。
ほとんどの友人がホノルル側に住んでいるので、時間にゆとりを持ち、早めに到着したようです。
私は日曜日の朝だから、30分で到着するだろうと6時半に家を出たらぴったりに到着。
友人のマリアの子供達ヴァレンテーィナとリーチャードの姿も。
ハワイ生まれの2人、3年前にボストンに引っ越しした時はとっても悲しかったのだけど、ハワイに戻ってきたのです！
この3年間に随分と背丈も伸びました。
2人は数年前に「ハワイの海のクリスマス」について書いた時に登場しています。
https://www.hawaii-arukikata.com/hawaii_living/aya_ocean6.html
トレイルは最初から緩やかな坂が続きます。
元気な2人は全速力で走りだしました。
リーダーのミルトンの事を「先生」と呼び、離れないどころか、彼よりも先を走ろうとします。
鯨の見えるスポットに到着しました。 目下には、激しい海流が見えます。
その少し先に1頭の鯨の姿が。
ハワイのマナをいっぱい吸い込みアラスカに戻る準備をしているかのように、ゆっくりと潮を吹いていました。
この場所は、夫の友人が行方不明になった場所。
その日は、夫も一緒に釣りに行くつもりだったのだけど仕事が入り、彼は1人ででかけました。
マカプウ沖に大きなアヒ（キハダ鮪）がいるという噂を聞き、見逃したくなかったのです。
その日、海は荒れていたので、夫は彼の動向をチェックしに何度も電話を入れました。
が、マカプウ岬周辺で音信が途絶えました。
「答えないのは大きなアヒと格闘しているからか？」
と留守電を残したそうです。
その夜、他の友人からの連絡で、ＴＶにスィッチを入れた私達はニュースを見て唖然としました。
海上保安庁が捜査したにも関わらず、本人も、船も、クーラーボックスも、何も出てきません。
あれから、4年が経ちました。
しぶきをあげている鯨とその友人を重ねていました。1週間に1回は我が家を訪ねていた彼の事を想い出し、黙とうをしました。
ヴァレンティナに追いつきました。
美少女は綺麗なヤング・レディへと成長しています。
リーダーのミルトンは既に頂上からＵターンをして降りてきます。
最後尾を確認して、戻ってくるそうです。
頂上に到着すると金網にカップルの名前のついた鍵がたくさん掛けられていました。 以前はなかったのに。。。
日付けを確認すると古いものでも2012年。
その頃から流行りだしたようですね。
愛くるしい形のマカプウ灯台は、映画「50回目のファーストキス」のデートの場所にもなっています。
下りはお喋りしながら、ゆっくり歩いていたらリチャードが、
「なんで、皆歩いているの？マラソンに出るためにトレーニングしてんじゃないの？」
と言われて、大笑いする私達。
彼にハッパをかけられながら、走りだしました。
7才になったリチャードは以前にもまして、やんちゃになっています。
別れもあれば嬉しい再会もあると、ちょっと嬉しくなった瞬間でした。
皆の走っている姿を後ろから撮ろうとしたら、ラックスとブリーがこんなおどけたポーズを！
たまにロケーションを変えて走るのも楽しいですね。
今日も、キラキラした1日をお過ごしくださいね。
：） from your ♡
マカプウ・ライト・ハウス・トレイル
https://www.hawaii-arukikata.com/family/2003/makapuu.html
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