手軽さが受けウクレレ販売好調
ウクレレの魅力は海を越え、いまやアメリカ全土にまで広がり、国内各地でウクレレブームが起きているそうです。全国楽器商協会のまとめによりますと、2010年から2012年の2年間で、アメリカ国内でのウクレレ販売数は58万1000本から100万本以上とほぼ2倍に増加しました。
ブームの到来で、ハワイの老舗ウクレレメーカーのカマカ・ウクレレも製作に追われる毎日だとか。「極東地域での人気の高さは目を見張るものがありますが、最近ではヨーロッパやオーストラリアなどでもウクレレ人気が広まってきています」とカマカ社のクリス・カマカさんは驚きを隠せない様子で話しています。
人気の理由についてある音楽関係者は、ギターに比べて安価であり、手軽ですぐに弾けるようになることなどを挙げています。またエディ・ヴェダーやジャック・ジョンソンなどの有名ミュージシャンがコンサートで演奏したり、人気テレビ番組「グリー」で使われたことなどが、ブームに繋がったとの声もあります。さらにジェイク・シマブクロをはじめ、卓越した演奏技術でウクレレの音だけで勝負する若いプレーヤーの登場も、ブームを後押ししたにちがいありません。
(参照:KHON News2)
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