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キョーコ

ハワイの青空の下で科学技術チャレンジ

投稿者: キョーコ
投稿日: 2014年03月21日
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引率したジュニアエキスポでハワイのユニークさを実感

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先日、ハワイ大学エンジニアリング科主催の州内中学生を対象とした科学技術を競う「ジュニアエキスポ」が開催されました。中学校の教師をしている夫から、引率者が足りなくなったと、急きょヘルプを頼まれ、会場のハワイ大学マノア校へ向かいました。

私が担当するのはサモア人、ベトナム人、インド人の男子生徒3人。周囲をぐるりと見回してみますと、「これは世界選手権か」と思ってしまうほど、生徒たちはあらゆる人種で構成されており、人種のるつぼ、ハワイを改めて実感いたしました。

エキスポではさまざまな種類のチャレンジがキャンパス内のあちこちで行われ、私たちの課題は「チョコレート・ソーラークッカー」でした。ボール紙やジップロック、アルミホイルなどの限られた材料をつかって、太陽の熱で調理ができるソーラークッカーを作り、いかにチョコレートを早く溶かせるかを競います。

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材料を受け取った3人は、あ〜でもない、こ〜でもないと言いながら、セッセとソーラークッカー作りに取り組んでいます。生徒たちはみな真剣な表情でしたが、青い空の下でのチャレンジはなんとも和やかな雰囲気に包まれています。私は「ゴザを敷いて寝転がりたい」という衝動になんども駆られながらも、「大丈夫?」「暑くない?」「頑張って」などと、ちゃんと保護者としての任務を全ういたしましたよ。(笑)

途中でハワイ大学エンジニア科の生徒が、各チームの進行状況を見るために回ってきたのですが、ジップロックを開いてラップのようにクッカーの上にかぶせた我がチームのアイデアに「これは素晴らしい!君たちだけだよ、これをやっているのは」と絶賛。いままでシャイだった少年たちも嬉しさのあまり、私にハイタッチしてくれて、みんなで喜び合いました。

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さて審査の時間となりました。チョコレートが溶けているチームはほとんどありません。私たちのチョコレートはジップロックのカバーのおかげでドロドロ。他チームのクッカーを確認後に勝利を確信いたしました。

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しかし…結果は残念ながら2位。提出直前に強風が吹いて、私たちのクッカーが飛ばされ、中のチョコレートが側面にひっついてしまったのが減点となったようです。あ〜くやしい。

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この日はソーラークッカーのほか、建物の2階から割らないように生タマゴを落としたり、長さ1メートルのガムテープだけで船をつくり、どのチームが一番多くのビー玉を乗せることができるかを競ったり、紙の筒でどのくらいの重さに耐えられるかなどの興味深いチャレンジが盛りだくさんでした。優勝した紙の筒はなんと50キロ以上の重さに耐えられ、審査員もびっくりでした。ちなみにタマゴ落としは夫の中学校が優勝しました。

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とても楽しかったのですが、屋外にずっといたため、日焼けサロンにでも行って来たかのように顔と首が真っ黒になっていたのが無念でなりません。

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