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親も子どもも絆深まるプレイデート

娘も小学２年生になり、ようやく私にも憧れの〃ママ友〃が何人かできました。仕事でなかなか学校行事に参加できない私に「今日、こんなことをやりました」という写真付きの報告メールや、「良い水泳教室を見つけたよ」などといった情報メールをくれたりと、みなさんとても親切で、何もできない私は有り難いやら、申し訳ないやら。

最近ではプレイデートにもよく誘われるようになりました。デートは親子で一緒に映画を観たり、動物園や公園で遊んだり、家に招いてゲームやクッキングをしたりとさまざま。特に親しくさせてもらっている２人のお母さんは、休日や祭日になると、「遊びに連れていってあげる」「うちにおいで」とちょくちょく娘を誘ってくれます。私がいつも原稿の締め切りに追われていることを知っているので、「仕事に集中して、サッサと片付けちゃいな」と送り迎えまでしてくれるのです。

そんな甘えてばっかりの私も、昨夏フリーランスで仕事を請け負うようになり、ようやくプレイデートを企画する側になれました。春休み中の先日、いつもお世話になっているお母さん２人に連絡しました。

２人ともこの日は仕事があるため、出勤の前に子どもを我が家に降ろして、仕事のあとで迎えに来てもらうようにしました。子どもたちはキャンプにでも行くかのように大きなバックパック持参でいらっしゃいました（笑）。

まずはみんなでパンケーキを焼いて朝食。でも遊びたくてしかたない３人は、ものすごいスピードで朝食を終え、ゲームやクラフトに興じていました。

持ってきた特大バックパックに色を塗ったり…

ボトルキャップでブローチを作ったり…

もちろん小学生の間で流行中のレインボールームも…。最近ではバラの花をあしらったデザインのブレスレットも…

「ブレスレットだけではありません。人気キャラクターだって作っちゃうんですね、近頃の小学生は。下の写真はディズニー映画「アナと雪の女王」のキャラクターだそうです。雪の結晶まで作って、すごいですねえ。

昼食はみんなでお好み焼きと焼きそばを作りました。午後も３人娘はまったく疲れた様子はみせず、ダンスゲームや少々はやめのイースターエッグハンティングなどで大はしゃぎしておりました。

午後５時前、お母さんから「迎えにいくよ」の連絡が入ると、子どもたちは竜巻が通り過ぎたあとのような部屋を大慌てで片付け、大きな大きなバックパックをしょって、帰っていきました。

初めてプレイデートのホスト役を務め、「こんなに大変なんだ」って痛感し、これまでなんども娘を招いてくれたお母さんたちに改めて感謝しました。しかし女子３人のおしゃべりがすごかった。たまに愚痴をこぼしたり、励まし合ったりして、オバちゃんの井戸端会議みたいで可笑しかったです。

このあと私が夕飯の支度もせず、大口を開けてソファで寝てしまったことは、言うまでもないでしょう。