ホノルル市が進める巨大プロジェクト
これ、なんだか分かりますか?
目下、オアフ島内では高架鉄道プロジェクトが進められていますが、この大きなオブジェ(?)は、鉄道高架柱です。
ホノルル市では深刻な交通渋滞の解消に向け、52億ドル(約5200億円)を投じて、西オアフの東カポレイからアラモアナまでの20マイル(約32km)に高架鉄道を建設しています。
(ホノルル市提供)
すでにカポレイ地区で高架柱の建設が始められたことは地元のニュースなどで伝えられていましたが、もうこんなに建てられていたのですね。びっくり。実際に見るとテレビより数倍大きく感じます。報道によりますと6月半ばには100本の設置が完了したそうです。
ホノルル高速鉄道輸送機構(HART)の発表では、東カポレイ−アロハスタジアム間の工事が2017年に、アラモアナまでが2019年までに完了する予定だそうです。ハワイのプロジェクトとしてはえらく速いのねえと感じるのは私だけでしょうか。
こんな畑の真ん中にぽつん、ぽつんと…
遠くにダイヤモンドヘッドが見えます。
52億ドルという巨額を投じてやる価値があるのか、という意見は、プロジェクトが着工されたあとも、あちこちから聞かれます。
でもカポレイやミリラニなど、遠地からホノルル市内の職場に通っている友人たちは「もはや鉄道ぐらいしか渋滞解消策は考えられない」と言います。ちょっとした事故が起きても1〜2時間帰宅が遅れるのは当たり前。数年前に高さ制限を超えた大型トラックがフリーウェイ上に架かる高架橋に接触し、全車線が一時封鎖されたときには、大、大、大渋滞となり、ドライバーの多くが午後10過ぎまで帰宅できないという事態となりました。
今朝も東方面行きH−1とH−2フリーウェイ合流地点付近で、衝突事故が発生し、夏休み期間中というのにこんな大渋滞に。
やはり鉄道を建設しなくてはならない時期にきているんでしょうか。ホノルル市内に住み、通勤にフリーウェイを利用する必要のない私などは、とやかく言う立場ではないのかもしれませんけどね。 (鉄道プロジェクトのお話、まだつづきま〜す。)
Eriko said on 2014年07月04日
西区住人としては早く通じてほしいです!