わたくしの腰痛解消策
最近、努めてアラモアナビーチに繰り出しては、サンセットを眺めながらゆっくりとマイペースで歩いています。
「癒し」とか「幸福を実感」なんていいたいところですが、そういうのとはちょっと違うんです。もう必死で歩いているんです。「エクササイズしなさい」と言われたもので…。
2カ月ほど前になりますか、朝起きたら「えっ?」と驚くほどの腰痛に襲われました。若い頃から腰痛もちなので、しばらくストレッチとかしたら治るだろうと気楽に考えていましたが、痛みはひどくなるばかりです。
とくに朝起きたときがひどくて、かがんで顔が洗えません。 3週間ほど我慢しましたが、観念してかかりつけの医師に診てもらいました。
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「痛くて床に落ちている靴下も拾えないんです」と訴えると、先生は「そりゃ落とすのが悪い。君の旦那に注意してあげよう」と言いながら、私の状態を調べ、結局MRI(磁気共鳴画像)検査で細かくチェックしたほうがよい、ということになりました。
人生初のMRI検査です。あの、カプセルのようなものに入る検査です。「棺桶に入れられたようで、閉所恐怖症の人は叫び出すよ」と夫に脅かされましたが、カプセルの両端が開いていたので大丈夫でした。ただ検査中はどこかの酔っぱらいにドアをガンガン叩かれているような音が繰り返され、ドキドキしましたけど。
検査の結果、硬膜拡張症という症状だそうです。脊髄を覆う膜とやらが拡張して、神経を刺激し、腰痛を引き起こしているとか。現在フィジカルセラピーに通って、ベルトで腰を引っ張ってもらったり、マッサージやストレッチを繰り返しています。そして担当セラピストは私の体の硬さに毎回驚き、そのつど「ホント硬いですね。プッ」と必ずちょっとだけ吹き出します。
そのセラピストの方に、少しずつ運動を習慣づけるよう強く勧められまして、涼しくなる夕暮れのアラモアナビーチに来ているわけです。
やっぱり運動って気持ちいいですね。わかっているのですが、どうしても続けられない…。
そうそう、一日中座って仕事をする人の場合、椅子の善し悪しが腰痛に大変深い関わりをもつということで、セラピストの方にも、かかりつけの先生にも「仕事でどんな椅子を使っているのか」と訊ねられました。「ダイニングチェアのようなもの」と答えると、さっそく先生「これを使いなさい」と下の椅子を譲ってくださいました。
もう一つ同じのを持っているのだそうです。バランスチェアといって、姿勢を正しく保ちながらデスクワークするための椅子で、腰痛防止に効果があるということです。しかも先生、わざわざ駐車場まで運んでくださいました。ああ感謝。
ちなみに先生、ご自宅の書斎ではこちらのバランスボールチェアを使っているそうですよ。家具屋さんで試しに座ってみました。背筋が伸びて良さそうですが、小学生の娘の遊び道具と化してしまいそうなので、迷っているところです。
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