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ハワイ歩き方事務局
人気連載「フラ講義」

第32回 コーン・フィールド・ショー

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2001年10月09日

コーン・フィールド・ショー


ハワイアン・ミュージックに功績を残したイズラエル カマカヴィオオレをたたえるコンサート「イズフェスト」がカポレイで開催されました。参加したのは20組以上のミュージシャンと私たちのハラウを含む4組のフラハラウでした。翌日に仕事があるため、普段私は日曜日のショーには参加しませんが、今回は翌日が祭日だったので加わることにしました。私たちのハラウは、同日マミヤシアターで開催された別のハワイアン・コンサートにはカネが参加し、カポレイの方にはワヒネが加わることになりました。

私たちワヒネが踊るのは、エイミイ・ハナイアリイイ・ギリアムの曲です。エイミイは彼女の新しいCDの中から「ヘ・アロハ・ノ・カラカウア」という曲を振りつけておくようにクムに依頼しました。2週間前にクラスでこの曲を習い、すでにクムが振りつけた4曲(「ポハイ・ケアロハ」「パレフア」「ナニ・カウアイ」「イ・アリイ」を合わせて合計5曲を練習することになりました。実際にステージで踊るのはハナホウ(アンコール)を入れて2曲の予定でしたが、前述の5曲のうちどれを彼女が歌い、どの曲を踊るかは当日になるまで知らされないので、考えられる曲はすべて練習しておかなくてはいけません。歌手と合同の練習はまずできないので、マウイコンサート(次回に報告します)の練習がない日の夜に有志が集まりCDに合わせて練習しました。オリジナルではない曲(例、ナニカウアイ)では、ミュージシャン(例、エイミイとナ・レオ・ピリメハナ)によりテンポや復唱する箇所などが異なる場合があるため、既に振りつけを知っているポピュラーな曲でも事前に歌手の特徴に合わせて練習しておかなくてはいけません。といっても、当日にバンドがCDと同じ演奏をするかどうか分からないので、常に踊りながら耳を澄まし、演奏に合わせます。こんなとき、カヘアはダンサーの息を合わせるのにとても重要です。

当日のコールタイムは午後6時半、エイミイの出番はコンサート終了間近の8時頃、20分間の予定でした。ステージ用の化粧をして髪を整え、フラシスター達とカープールしてホノルルを出発した頃はきれいな夕焼けを見ましたが、1時間弱のドライブの後、カポレイに着いた頃はどっぷり日が暮れて真っ暗でした。何しろ、トウモロコシ畑に作られた臨時会場なので誰も場所が分からず、畑の中の1本道を不安になりながら進んでいくうちに、テントが見えて歓声と音楽が聞こえてきました。会場の外に設置された小さなプレハブ小屋が、唯一のドレスルームでした。14人のダンサー全員が集まるのはこのときが初めてなので、合同で1回ずつ6曲を練習した後、配置を作りました。寒い。ジャケットを羽織っていましたが、カポレイの気温は明らかにホノルルより低いと実感しました。踊る曲を言い渡されましたが、今日演奏するバンドが知らないという理由から、振りつけを依頼されていた新曲はその中に入っていませんでした。

予定が早まって急に出番となり、大急ぎで衣装に着替えて花を髪につけ、会場まで走りました。教訓「トウモロコシ畑では裸足で走るべからず」。グサグサに切られた茎が足に突き刺さって、岩場の上を歩くより痛くてたまりません。フラシスターの1人はこのとき足の裏を切りましたが、暗かったのと汚れていたので、帰宅してシャワーを浴びるまで気付かなかったそうです。ステージの裏手で待機していると、エイミイの直前の歌手が、私たちが踊るはずだった曲を歌い始めました。ということで、せっかく練習した曲は直前にキャンセルになりました。さらにステージには沢山の音楽器材が置かれていて、舞台設置関係者の話しによると、ステージは踊るように考えられていなかったせいで安定していないとか。全員が乗るのは危険だし狭いということで、4人がステージ上で、10人がステージ前で踊ることになりました。歩くのもやっとの思いでしたが、寒いなか集まった大勢の観客を前にして、満面に笑みを浮かべて足で茎を蹴りながら、トウモロコシ畑の上で踊りました。ハナホウの曲はステージの上でダンス。カホロ(フラのステップ)のたびにきしむステージの上からは、イズの顔をイメージして作られたという巨大迷路を見ることはできませんでしたが、夜空にきらめく沢山の星を眺めることができました。終了後、舞台裏でエイミイから1人ずつお礼のキスを受けました。思ったより大柄で気さくな人でした。移動時間の方がずっと長いショーは、こうしてあっという間に終了し、家路に着いたのでした。

ハワイの音楽界で活躍したロイヤル・ガーナーが、11/29のローカルディバのクリスマスコンサートを前に他界しました。彼女の癌治療資金援助のコンサートにはハラウも参加しました。この場をお借りしてご冥福をお祈りいたします。

今後のハワイアンミュージックコンサートに関する情報がこちらで紹介されています。

(Kawailani)

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