第3回 フラと車の関係… | ||
授業風景です。オドオドした態度を必死で隠そうとしている私 |
●デキるクラスメート達
2回目のフラレッスンに行って来ました。サラ、リー、タカコの他、先週来ていなかった3人も揃っています。まずは、前回の復習。「That’s the Hawaiian in me」をもう一度、いなかった3人のためにメアリー先生は丁寧に教えてくれます。この3人は本当に初心者なのか? なかなかどうして、飲み込みが早いではないですか! メラメラと、ちょっとばかりライバル心が芽生える私(でも、この気持ちが成長につながるかも…)。そして、この「復習」が私にとっては、とても重要だったのです…
今回のメアリー先生。頭に挿した紫の花も綺麗です |
前回も思ったのですが、メアリー先生は分かりやすく私たちに教えるため、1つの曲を16拍ずつ区切るのです。が、こうすると、曲の流れやリズムが切れてしまい、フラの振り付けをどうやら忘れてしまうらしく、すぐに考え込んでしまうのです。ダンスやスポーツなど、連続した動作をする場合、頭ではなく体がその動作を覚えるので、最初からでないと体が動き出さないというような経験、皆さんもあるのではないでしょうか? メアリー先生の場合、ぼんやり考え込むのではなく、ブツブツつぶやきながら、そして小さく手の振り付けもつけ、ビデオの早送りのように踊りながら考え込むのです。そして、ニコ?っと、「そうだった、思い出したわ!」と言うのですが、その可愛らしい笑顔は憎めず、不思議と人を惹きつける魅力があるのです。
車のハンドルを握っている動作。右に左に回します |
●ハワイに初めて車が登場
さて、授業に戻ると、メアリー先生から歌詞が書かれたプリントが配られ、今日習う曲の説明です。ハワイに車が初めて登場した時の様子を表した歌、ということで、「あなたと私、2人で楽しいドライブ、曲がりくねった道や小高い丘をドライブ、そして夜になり家までドライブ」といった内容の歌なのです。今度は英語ではなくハワイ語の歌なので、動作を覚えないと、すぐに意味が分からなくなってしまいそうです。プリントは手書きなので、やはり少し読みにくいのですが、ハワイ語の歌詞と、その下に英語の簡単な訳が書いてあります。そんなところにも、メアリー先生の細かい気配りが感じ取れるのです。
そして、ステップの復習。基本ステップの「カホロ・ステップ」と「カラカウア・ステップ」と「アラウンド・ザ・アイランド」は、この曲でも活躍します。ハンドモーションは、ハンドルを握っている動作、リラックスの動作、ギアを上げていく動作、雲が流れる動作、と分かりやすいものばかり。それでは、曲をご紹介しましょう。
車輪が回っている様子を表しています。これはカラカウアステップ | ギアが上がっていく様子。人差し指、中指、薬指、小指と4段階に加速します | 周りの景色を眺めながらドライブしている様子。左右同じ動作をカラカウアステップで |
HOLOHOLO KA’A | |
作: Charles Kinney
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KAUA KA HOLOHOLO KAA
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You and I on a joy ride
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ANI ANA KA HULA LAWE A LILO
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Wheels turn and carry us far
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KU’U AKAN’OE A PAU PONO
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Just relax until no more
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NA HUAHELU E KAU FWA
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Numbers come up |
ALAWA HO’OE MA KA ‘AO ‘AO
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Glance to the sides |
HU ANA KA MAKAN HELE ULUULU
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Wind whistles comes in gust |
MEA’ORE KA PINA ME KA HONA
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Climbing going down no matter |
ME KA KIKE’E ALANU
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On that winding road |
OKAPA KOWANE A KA MANNUI
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The moon shines brightly |
AHUWALE NO KAPAE OPUA
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Fair upon the clouds |
EIA KAUN KA PINA PAU
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We are on the heights up there |
A HULI HOI MAI KAUA
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But turn and go back |
HAINA KO WEHI E KU’ULEI
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Sing your song my beloved |
A HULI HO’ NEI KAUA
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We go home |
HON AKI OE KA AILEA
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Breathing gasoline (step on the gas going my way) |
KEON NE KA HU LA
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Wheels turning |
雲が流れる様子です | 手首を柔らかく動かします | ステップは基本のカホロ | 視線は常に指の先 |
曲はとっても軽快で、楽しいドライブの様子をフラを通じて表すのですが、次の動作を考えながら踊っていると、なかなか顔の表情まで注意を払うことができないのです。「もっと笑って、笑って!」と言うメアリー先生には「は?い」と返事をしながらニッコリ笑うものの、いざ踊り始めると、またまたしかめっ面に戻ってしまいます。鏡を見ながら、自分の動きを確かめるのが理想なのですが、体が踊りを覚えていないため、前で踊っているメアリー先生から目を離すことができないのが原因のようです。きっと、真剣な眼差しで凝視している私のことを、彼女は「怖い」と思っていたのではないかな、と今となっては冷静に考えられるのですが、実は、練習の最中はそんな余裕など全くありませんでした。
例によって、主人がレッスンの終わる直前に教室に入って来ました。全くの素人目にも、私のぎこちなさは分かるのか、家に帰ってから、「ミノリは2番目に下手だった」と、心ない感想をもらいました。人それぞれに進歩の度合いが違うので、余り気にしてはいませんが… 楽しみながらフラを続けて行きたいと思うので、上手になることは、二の次! 次回は、どんなフラを習うのかな… 今から、待ち遠しいです。
(Minori)
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