第71回 千羽鶴フレンドシップキルト展示会ご報告
●ご来場の皆様、ありがとうございました |
千羽鶴のピースを作り、送って下さった方々が、久しぶりに鶴に再会できる! ということで、わざわざ遠い所からもお越し下さいました。そして、今回、この展示を実施して、本当に心から良かったと思える方に巡り会えました。2001年9月11日の同時多発テロ事件で、最愛の息子さんを亡くされたご両親が私の友人を通じ、会場に見に来て下さったのです。初日は私の友人とお母様、2日目にはご両親と新聞記者の方、最終日もお母様がお友達を伴い、見に来て下さいました。3日間も通ってこられて、恐縮していたところ、お母様は「ここに来ると、息子に会いに来ているようで…」とお話し下さいました。私たちスタッフは、涙でお話しがしばらくできない状態になってしまいました。このように言って下さるのを聞いて、私たちは「このプロジェクトを始めて、本当に良かった」と、つくづく実感しました。 |
千羽鶴フレンドシップキルト以外にも、知り合いの方々のハワイアンキルトをお借りしたり、自分のハワイアンキルトをお見せすることもできました。多くの方々に、ハワイアンキルトを少しでも見ていただけて、本当に幸せでした。冬の東京でも、この3日間だけは暖かいハワイを思い出していただけたのではないか、と感じています。また、ハワイアンキルトの実演も行いました。東京でのムームー姿はちょっと浮いているかしら? |
![]() 展示会はハワイアンキルトの素晴らしさを伝える良い機会 |
●日本でのハワイアンキルト熱も好調
展示会の後は、3日間にわたり、久しぶりに東京でハワイアンキルトのセミナーを開催しました。たくさんの方々とハワイアンキルトを楽しめたと思います。日本でのハワイアンキルト熱は、まだまだ下がることはありませんね。素敵な空間での作品作りは、制作意欲も湧きますね。
3月3日の「桃の節句」はアメリカでは「ガールズ・デー」と言います。まさに女の子の日ですね。お花を買い、飾ってみました。娘のお雛様は、私の母が作った木目込み人形のお雛様なのです。今では、娘も大きくなりましたが、毎年、「あのお人形を出して!」と言います。桃の代わりに、小さなアンセリウムとチューブローズで飾ってみました。チューブローズは香りが良く、レイによく使われます。ハワイ版お雛様ってところでしょうか。
千羽鶴フレンドシップ展示会に、多大なご協力をいただいた五十嵐夫妻、陽子さん、ホテルの方々、展示場での施工の方々、そして日本とハワイの私の友人、家族、そして来場して下さったお客様に感謝、感謝です。
(by アン)
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