●熱気溢れるパフォーマンスに感動!
去る4月7日(土)、なかのZEROで行われたノノシナアナハイムのコンサートを見に行きました。ノノシナは1965年にアステラ・ノノシナが設立、娘のリキ・リウファウ、そして孫であるメヴィナ・リウファウとティアナ・リウファウへと引き継がれた全米最大と言われるタヒチアングループ で、今回は総勢40名のダンサーとミュージシャンが来日し熱気溢れるパフォーマンスを繰り広げました。
コンサートは3部制で、1部と2部はノノシナアナハイム日本校であるタヴァケ・レレアタをはじめとする日本各地のチームのタヒチアンダンスで構成されていました。なんと北海道からの参加もあったんですよ。まだ小さな子どもが大人顔負けのセクシーな振りを見せると会場も盛り上がります。とにかくタヒチアンの衣装はカラフルで、観客席にいるだけで元気をもらえます。途中には、ノノシナの男性ダンサーによる意外なパフォーマンスも。なんと少女時代のGeeをコミカルにアレンジしてくれたのです!こんなこともしてしまうメヴィナさん…素敵です。
合間にはファッションショーも開催。ステージ衣装が多かったのですが、ハワイでのバケーションにもぴったりなワンピースなども紹介され、洗練されたデザインに観客席にいる女性たちはうっとりです。色とりどりの、南国の植物があしらわれた美しいドレスはどれだけ眺めていても飽きないんですよねー。
3部は、ノノシナアナハイムによるストーリー仕立てのショー。「NONOSINA 1」という演目で、ポリネシア民族がカヌーで旅を始めるところからスタートします。航海は穏やかに終わるはずがなく、途中で嵐に見舞われます。体奥深くまで響くタヒチアンドラムに熱のこもった歌、そして息の合った激しいダンス…、観客をどんどん惹きつけていきます。やがて嵐は過ぎ去り、カヌーは新 しい土地へ導かれていきました。しかし旅は終わることなくこれからも続くのです…。
伝統的なタヒチアンダンスとコンテンポラリーが融合されたノノシナ特有のスタイルは、指の先までダイナミックで目が離せず、今回初めて鑑賞したのですがすっかり魅了されました。後半にはオテアのソロもあり(これがまたかっこいいのです!)、またティアナさんは演奏がメインでしたが、最後にゆったりとした曲にあわせ伸びやかな素晴らしいダンスを披露してくれました。そして興奮冷めやらぬまま終演を迎え…ミュージシャンとしても活躍するメヴィナさんの新作アルバムと、彼も参加している東日本大震災復興の為の作品「HO’ALA IAPANA」を購入して会場を後にしました。
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