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ハワイ歩き方事務局
人気連載「なにわのサーファー生活」

1999-12-15 なにわサーファーノースで危うし

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:1999年12月15日

12月15日 なにわサーファーノースで危うし

あろ〜は!まいどで〜す。みなさんこの1週間元気ですごせまし たか?ボクは仕事と波乗りでボチボチな1週間でした。まあ、とにかくお気楽なにわサーファー日記第2回目のはじまり、はじまり〜!

昨日、仕事が休みで2週間ぶりにノースショアへ波乗りに行ってきました。仕事がある日はサウスショア、いわゆるタウンで波乗りしてるんやけど、ノースとなると悔しいけど休みの日にしか行けません。ま、そんないいワケはおいといて。とにかく朝起きて波情報に電話してみるとノースのサイズは2-4ftで風も10-15マイルとそれほど強くなく、タウンはフラット。これなら当然ノースでしょ。よっしゃ、これぐらいのサイズやったら楽しめそうやんなんて、これから起こる惨めな出来事なんか予想もせず、とにかく着替えて愛用のボード(6’2″)を車に積みこんで家をでました。 いつもどおりガソリンスタンド(コンビニが併設)に立ち寄り、車と僕の腹ごしらえを済ませて、あとはハイウェイを1時間ほど北へ北へとパールシティやワヒアワのパイナップル畑を抜けて走れば、目の前にノースの海が広がります。まずはハレイワのアリイビーチをチェック。サイズはボチボチだけど、うねりの方向が悪いのかいまいち入る気にはならない。それじゃ次のポイントチェックと、ワイメアベイからさらに北へとエフカイビーチパークへ向かいました。パーキングに車をとめて歩いて見にいってみると、なんとエフカイポイントからちょっと北より(海にむかって右)にきれいなレギュラーがコンパクトにブレイクしてるじゃないですか。こうなったら誰も止められへんでぇとばかりに走って車に戻り、着替えて、板を抱えて海に飛びこんで行きました。

何本かいい波に乗って、やっぱり波乗りは最高!なんて思いっきり自己満足の世界に入りながらニヤニヤしていると、波のサイズが急に大きくなりだし、セットが6ftぐらいまでになってきた。ま、こんなことはノースではよくあることで、やばいかなぁ?ってちょっと思ったけど、なんとかなるやろと調子に乗って入ってたのが失敗。

サイズが大きくなってくるとどうしても短い板じゃ乗れる回数も減ってくるから、だんだんイライラしてきて、そこにセットが入ったもんだから、行くしかないとパドルを始めたんだけど、ところが、いくらパドルしても板がなかなか滑り出さない。あっと思った瞬間にはリップごとまっ逆さまにボトムに叩きつけられてしまった。こうなると後は水の中でなにをしても無駄。洗濯機の中に身を任せてグルグル回り続けるだけ。そんな洗濯機状態の中で、突然足から引っ掛かりを感じなくなってしまいました。そう、板とボクをつないでいるコードがぶち切れてしまったんです。そんなグルグル状態でも意外と冷静なもんで、あちゃー、板が流されてもうた。泳いで岸までかいな、きついなあなんて考えてた。とりあえず洗濯機状態からは抜け出し、気を取り直してなんとか岸に向かって泳ぎ出したんだけど、アウトカレントにつかまってなかなか思い通りに進まない。それどころかビーチが遠くなってきている気さえしてきて、もしかしたらホンマにやばいやんっ!だんだん顔が青くなってきてるのさえわかるようになってきた。一旦冷静になって、あかん、あかん、ちゃんと岸まで泳ぐぞって気を取りなおして、まずはなんとかカレントから抜け出し、次の大敵、オーバーヘッドはあるスープにくちゃくちゃに揉まれながらも、なんとかやっとの思いでビーチまでたどり着きました。そのままビーチに倒れ込んで助かった余韻に浸っていたら、ふと板のことを思いだし、また起きあがって息を切らせながら板を探しに行くと、誰かが板をビーチにノーズから差し込んで目立つようにしてくれていて、とりあえずキズもなく板も無事でした。

そんなこんなで結局はすべて無事やったんやけど、やっぱり海では波に乗るもんで調子に乗ったらあかんっていう事ですわ。みなさんも気を付けましょう。

ほな、また

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