1月3日(月)
「おとこ3人雨の中で考える」の巻
さてハワイでも無事に新年を迎えることができました。
まずは皆様「明けましておめでとうございます」と堅く始めさせていただきます・・ふむ。
例年ハワイでは12月から1月にかけて天気が悪い日が多く、今年も例外に漏れず、この日も朝から雨が降っておりました。こういう時でもニューエバ・プリンス・コーラルクリーク等は場所柄雨が非常に少なく、雨にほとんどあたらずプレーできます。
私の住んでいるワイキキでは朝からザーザーと音を立てて降っており、19階の部屋から本日の午後に行くエバの方向を見るといつもは雲一つないエバの空にグレー色をした雲がかかっているのが見えます。
まぁしかし時間もあることだし、エバだし、早く行って練習でもするかぁと思い、車で出発!ワイキキは雨・ダウンタウンも雨・空港も雨・真珠湾も雨・ワイケレも雨・・・・・・だがしかしさすがのエバ地域、空は曇っていますが雨は降っておらず!!あんたはエライ!!
ニュー・エバビーチ・ゴルフクラブに到着し、クラブをおろし、約束の時間まで余裕があるのでパットの練習でもしようかなぁっと思ったところに、「ピチャ」と顔に冷たいものが・・・・空を見上げるとさっきまでの雲の色が全く変わっており、いわゆるドロドロドロドロロロンとした真黒な雲に変わっていました。おまけに風もビュビュビュンと吹き始め、ドロドロビュウンとなり、まもなく恐れていたドロドロビュンからピチャピチャビュン、そして私を打ちのめすようにバチャバチャビューンに変わっていくのでした。
そこへ本日のメンバー二人AさんBさん登場、プレーの時間まで1時間もあることだし、程なく誰かが「まぁ1時間もすれば晴れるでしょう、エバですから・・コーヒーでも飲んで待ちますか」と言いだし、私も「そうですよねぇ、そりゃ晴れますよねぇエバですから・・・」と賛同し2階のレストランへ・・
最初はいろいろと話していましたが、まぁ40分もして外の状態がバチャバチャビューンと全く変わらず、18番のグリーンには水が流れているのが見えて、そうなると待っているおとこの中にも暗雲が立ちこめてくるのです。そしてさらに30分、雨はだいぶ小振りになってきました。
ひとりが「このままいても時間の無駄だよ。止めて帰るか、やるのかを決めようよ」
残りの二人が「そうだなぁ下に降りてみようか」「うんうん」。
スタートの時間も過ぎているが、雨が降ってからは誰もスタートしていない様子・・・雨が小降りとはいってもまぁちょっとは降っていて風もあり、まずは3人で外へ出る。ここからが本日の主題である「若者の主張的会話」、「ハッキリ分かる会話の方法」が始まります。
ひとりが「これくらいならカッパがあればできますね」(やりたい人)
ひとりが「風が北から吹いてきたね・・雨はいいけど寒いよこれは!」(やりたくない人)
わたしが「そうですねぇ」(どちらでもいい人)
ひとりが「だいぶ晴れてきたねぇ・・これはもう晴れるね」(やりたい人)
ひとりが「風が北からだからねぇ・・あの雲が来るよ・・まだ降るな、これは」(やりたくない人)
わたしが「そうですねぇ」(どちらでもいい人)
皆さんも麻雀やゴルフでこのような経験を多々されているはずです。中心の人がバシッっと言えばすむのですが・・・。こうやってしばらく明らかに本人の主張がハッキリ分かる会話をしておりました。二人とも、私が決めれば多数決の原理がはたらくのだ、ばかって言う目をして私をちらちら見ます。私が「う〜ん、じゃぁ今日は残念ですが帰りましょう!」と言うと「そうだよなぁこの雨だものなぁ」(やりたくない人)
「仕方がないね、どっちでもよかったんだけど・・」とうらめしそうな目をしながら(やりたい人)
こうあっさり決まるとやりたい気持ちがグングン膨らんでくるのですが、「しゃーないか」とじっとガマンをしてゴルフ場を後にしたのです。車を走らせ「やっぱりやろう」って言えばよかったナァと運転してると携帯のベルが。
「プリンス晴れてますよ!雨降ってません!大丈夫大丈夫!午後は安いし!!」何が大丈夫か分かりませんが、さっきの「ゴルフをやりたい方」からの電話でした。15分後にはカッパを着た二人がプリンスゴルフコースでゴルフをしていましたとさ・・メデタシメデタシ。
コメントを残す