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ハワイ歩き方事務局
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2001-01-20 2001年ハワイ島移住計画リポート第1弾

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2001年01月20日

2001年ハワイ島移住計画リポート第1弾

いや〜今年のハワイの冬はほんまにメチャクチャ温かいです、いや暖かいというよりも暑いと言ったほうが正解かもしれません。いつもなら島の北東から吹きまくっているトレードウィンド(貿易風)もほとんど吹くことがなく、朝晩でもTシャツとショーツでも大丈夫なぐらいです。地球温暖化もかなりきているのかなぁ〜なんて思いながらも、東京ではかなり寒く雪が降っていたなんて聞くし、訳がわかりません。一体どうなっているのでしょうか? まぁ、難しい事は次の機会に考えるとして… あっそういえば先日、クリーンな20フィートオーバーのワイメアでエディー・アイカウ・メモリアルが行なわれて、オーストラリア出身でオアフ島在住のロス・クラーク・ジョーンズが優勝をもぎ取り、賞金5万ドルを手にしました。

急に話を変えて申し訳ありませんでしたが、去年から引き続いているあの超ビッグな計画の途中経過をみなさんにお知らせしようという次第でございます。

そう、あのロマン溢れるハワイ島(予定)移住計画を遂行するべく、先週末フリーマーケット(以下フリマ)に行ってまいりました。別に買い物に行ったというのではなく、お店を出してきました。今回は前回のアロハスタジアムとは違いパールリッジのカム・ドライブインで開かれるフリマでの出店です。

朝6時に起きて、荷物を車に積み込みお腹の大きなの嫁さん(今月26日出産予定)と一緒に一路パールリッジへ。3、4ヶ月前にも1度お店を出したことがあったので、料金所で出店料10ドルを支払い、指定の出店場所まで、ゆっくりと歩く買い物客を避けながらも今回はそれ程迷うことなく到着。隣の場所では日本人の女の子が3人でお店を出していました。彼女達も到着したばかりなのか車から商品を降ろそうとしてるところを15、6人のお客さんに殺到されてテンヤワンヤな状態になっていました。
ボク達も遅れを取ってはならぬと、早速商品を並べ始めました。こちらにもやはり1度に10人ほどのお客さんに殺到されてしまい、値段も決めていなかったボク達はお互いに「これいくら?」「こっちはなんぼ?」と聞きあっている始末。カム・ドライブインのフリマはアロハスタジアムのビジネス、ビジネスしたものとは違い、家でいらなくなったもの、例えば衣類や日用品などを売る、本当の意味でのフリマだと思います。ボク達の商品もカッコ良く商品と呼べるような物ではなく、飽きてしまったビデオやCD、衣類、装飾品などだったんです。でも、ここではそういった物の方は飛ぶようによく売れて行きます。隣の女の子たちも衣類を売っていたのですが、人だかりは絶えていませんでした。みなさん、もしフリマに行くならこちらの方がめずらしい商品を安い値段で購入できる可能性は高いですよ。

ここのフリマでの注意事項は2つ。1つめは必ず朝早く行く事。ここで買い慣れたお客さんは営業開始するか、しないかのお店を狙います。お店の人はまだ商品の入っている箱を空けてもいないのに、お客さんが勝手に開けようとするぐらいですから… それだけ目玉商品を狙いすましていると言う事です。2つめは、値段は絶対に交渉すること。お客さんの中には1ドルのものを無理矢理50セントに負けろと言ってきたりします。売り手の方も売れ残っては困るのでツイツイ安くしてしまうと言う寸法です。とにかくダメもとで聞いてみてください。おそらく負けてくれますから。

ボク達の商品もある程度って言うか、ほとんど売れそうな物は出て、あっという間に昼前になってしまいました。もうお昼頃になるとお客さんの数も減ってきて、あまり売れなくなるのでお店をたたんで帰る事にしました。今日はかなり売れたのは分かっていたのですが帰りの車の中で嫁さんに計算してもらうと、なっ、なんと150ドル分も売れていたのでした。商品ひとつ1ドルとか2ドルで売っていた割には予想以上の数字だったので大喜びです。週末と言う事もあって銀行に貯金出来ませんでしたが、「このお金はしっかりと貯金して移住計画成功のための第1歩にするでぇ〜」とボクは気分上場でした。

でも、やっぱりボクはダメな人間なのでしょうか? 目標に向かって突き進めない人間なのでしょうか? と言うのは次の日、売上げ数字に気を大きくしてしまったボク達は,「赤ちゃんが産まれたらしばらくは外で好きなものも食べられへんようになるから2人で好きなもの食べにいこうや」と言うことになってしまい、迷わず「寿司」でしょうと寿司屋に行ってしまいました。うに、トロ、あわび、いくらと、もう食べられへんって位たらふく頂いてしまった後はチェックです。そうです、お支払いってやつです。料金は2人で、いやお腹の子供入れて約3人で100ドル、チップを含めると120ドル。寿司屋は「まいどあり〜」、ボク達は「そんなのあり〜?!」。

いつものような「オチ」ですが、一晩にして貯金の夢、移住計画成功の第1歩は崩れ去ってしまいました。でも、久しぶりに食べた寿司は美味しかったので「良し」と言うことにしておきましょう。ほんまに移住計画は成功するのか? と自分自身のことながら疑問ですが、あんまり焦り過ぎないように、楽しみながらやって行きたいと思います。

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