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ハワイ歩き方事務局
人気連載「憧れのハワイウェディング」

第12回 サンキュー・カード

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2006年11月23日

第12回 サンキュー・カード


挙式後1ヶ月以内には送りたいサンキュー・カード

式のあと
結婚式が終わっても、意外とやることがたくさん残っています。式のあとの数日は、まず日本から来てくれた家族やお友だちと食事をしたり、おしゃべりをしたり、楽しい時間を過ごしました。家族が帰る日、今までは「また、すぐに会える」と思って、別れ際でも特別な感情はありませんでしたが、今回はちょっぴりセンチメンタルになったりしました。お嫁に行くってうれしいことだけど、正直言って誰だって多少の不安もありますよね。でも、トッド君が隣にいてくれるんだから、頑張らなくちゃ ゲストのケアの他に、結婚式の費用を清算するのも忘れないようにしないといけませんね。

さて、アメリカでは、結婚式のあとに重要な仕事が2つあります。それはサンキュー・カードを書くこととアルバム用の写真選びなのです。


それぞれに心のこもった一文を添えて

●サンキュー・カード
アメリカでは、結婚式に来てくれた人にお礼のカードを送ります。結婚式に来られないけれど、お祝いを贈ってくれた人にもカードを出します。お礼のカードには、タイプやプリンターは使いません。手書きで、「○○をプレゼントしてくれてありがとう」というように、具体的に書くのがエチケット。結婚式に参列してくれたゲストにはフレンドリーに、結婚式でのゲストとカップルの間に起こった個人的な楽しいエピソードなどを添えるとポイントアップ。みんなに同じことを書くのではなく、それぞれに合った一筆を添えることが大切なのです。そして、遅くとも30日以内には出すことです。もちろん、早ければ早い方がいいのですが、ハネムーンに行ったりすると、すぐにはカードを出せないし、多くのロコはカードに写真も入れるため、このくらいの期間が一般的と考えられているようです。サンキュー・カードも、ウェディング・ドレスや披露宴の印象と同じくらいの比重があると考えましょう。これは、カップルの印象を決定付けるものなのです。早く出すためには、お店で招待状を注文するときに、サンキュー・カードも購入しておくことです。

通常、この手書きのカードは新婦さんが書くようです。でも、カードには新郎の名前も入れます。私たちの場合は、トッド君はトッド君のゲストに、私は私のゲストにそれぞれ書きました。しかも、几帳面なトッド君は式が終わって2週間で発送。私は4週間目に入ってやっと書き始めました(笑)。写真は入れていないし、ハネムーンも未定なのですが…

ロコのウェディングは250人くらいゲストがいても普通なので、サンキュー・カードを書くのはなかなか大変。ウェディングのプレゼントが届いたら、カードを書き始めていくのが、あとあと楽になるコツです。

●お金のお祝いの場合
もし、現金のお祝いをいただいた場合、「お金(money)をありがとう」と書くのは良くありません。Moneyの形容詞形[monetary]を使い「Thank you for the monetary gift.」と書いたほうが洗練されています。ちなみに、金額については触れないこと。現金だったか、小切手だったかなども記す必要はありません。お祝い金を渡す場合でも、日本では封筒に金額を記入しますが、アメリカでは書きません。


挙式語1週間で早々に出来上がったプルーフ写真に感激

●アルバム用の写真を選ぶ
ラヴィに撮っていただいた写真(プルーフと呼ぶ)は1週間もかからず出来上がりました。早いですよね ハワイの他のフォトグラファーでは1ヶ月くらいかかる、ということもあるそうですので、早く写真を見たい人は「プルーフができるまでどれくらい?」ということも確かめて、フォトグラファーを選ぶべきです。ラヴィでは、日本のお客様の場合はデザイナーさんが写真を選んでアルバムを作るそうです。でも、ハワイのロコは自分で選びたがるので、ハワイではそれが可能。私はデザイナーさんにお願いした方がセンスよくまとまったアルバムができるような気がしたのですが、自分の好きな写真をピックアップしていたら、それをアルバムに使おうということになりました。数が多かったので、ある週末、ジョンさんと相談しながら、どの写真を使うか決めました。1時間以上かかりましたが、お陰でいいアルバムができそうな予感です。アルバムは、結婚式の思い出として最も大切なもの(ビデオはないし…)。楽しみだな〜


アルバム制作も着々と進行中

●結婚後の迷信
新婚生活に入るとき、「新しい箒(ほうき)とフライパンは新婚カップルを幸せにする」という迷信があります。古い、もしくは使ったものではダメ。その他には、「お嫁さんが二人の最初の料理を作る」という迷信も。なんだか、古風で日本っぽいですね 外食やどちらかの実家で食べるのは良くないんですって。最も重要な迷信は「ウェディング・ドレスを売らないこと」。貸したり、あげたりするのはいいようですが、「ドレスを売ってお金をもらうと、その結婚は早く終わってしまう」という迷信があるそうです… 知らなかった。

次回は、アルバムの公開を予定しています。どうぞ、お楽しみに

プロフィール
彩(あや)
ハワイ在住3年目。某外語大学卒業後、東京都内で笑顔と英会話が武器の受付嬢となる。OL生活4年目に、かねてからの夢だった海外生活を実現するため、ハワイ留学を決行。趣味はテニスとゴルフ、B級グルメ探求。夢はイルカと泳ぐこと。

トッド
ハワイ大学マノア校卒業。現在、某広告会社に勤務。特技はカラオケ、ヨーヨー。趣味はフットボール観戦。ちなみに「サンディエゴ・チャージャース」の大ファン。夢は日本語をペラペラに話せるようになり、可愛い2人の子供のパパになること。



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