第1回 私がハワイを嫌いだった理由
皆様、初めまして。2003年5月に米国人の夫と結婚し、04年1月に、ようやく夫のいるハワイに上陸した「ミノリ」です。ハワイへの引越しと共に始まった熱〜い新婚生活ですが、これから、「三十路新米主婦のハワイ生活」を包み隠さず!? 皆様にお届けしたいと思います。 まず、自己紹介とハワイに住むことになったキッカケを少々。主人と出会ってからもうすぐ9年が経とうとしています。当時、彼はまだ高校生で、あろうことか!? 私は彼の日本語教師だったのです。とは言っても、もちろん先生として彼に教えていた2年間は、教師と生徒という清い関係。その後、実は長〜い友人としての期間がありました。そして、遠距離恋愛、遠距離結婚を経て、今日に至ったのです。 昨年1月から、主人がハワイ大の大学院で博士号取得を目指すために、ひと足早くハワイ入り。新居だとか、公共交通機関がザ・バスしかないハワイで貴重な足代わりとなる車を購入するなど、私の受け入れ態勢を着々と整えてくれていたのでした。ところが、実は私、ハワイに越して来るまでは、あまりハワイが好きではありませんでした。理由は単純。「暑いの嫌い! 日に焼けたくない!」。ハワイ好きなみなさんに、「何と贅沢な悩み」と叱られそうですけどね。 |
●予想外に快適なハワイ生活 これで私のハワイ嫌いも、江戸・北町奉行「遠山の金さん」ならぬ「一件落着!」と思いきや、またまた主人の車がきっかけで、ハワイ嫌いという問題が勃発したのです。というのも、その古さ、汚さ、みすぼらしさと言ったら… さすがに、アメリカの汚い(失礼!)車を見慣れている私でさえ、閉口してしまうほどなのです。「アメリカには、車検というものがない訳?」と詰め寄る私に、主人は「inspection(検査)は毎年あるよ」と言うのです。が、それなら「何故、両方のドアがない車、途中でペンキがはげたのか、ボンネットと片側だけが色の違う車などが走っていられるのか…」。いまだに、私には不思議でなりません。 |
●真っ赤なコンバーチブル |
最近、平日はお勤めしているため、車に乗って直射日光にナマ肌をさらけ出すのは、幸い週末だけになりました。もちろん、自己防衛の手段として、自宅を出る前にしっかり日焼け止めを塗り、かばんの中にも持参して外出しています。こういった血の滲むような!? 努力のお陰か、天敵の「シミ」進行速度が随分遅くなったような気がします。だから、ちょっぴりですが、ハワイの素晴らしさを感じる心の余裕もできてきたように思います。
少し前置きが長くなってしまいましたが、これから「三十路新米主婦」の目を通して、青い空や透き通ったブルーの海など、豊かな自然に囲まれたハワイでの、刺激的? な日々の生活をみなさまにお届けできたらいいな、と思っております。どうぞ、宜しくお願い致します。
●愛車のその後 ハワイで生活するには車がないとかなり不便なため、さっそく別の中古車を購入することに。1年前は、「マイ・ベイビー」と主人に呼ばれていた私たち2人の最初の愛車… 今では、とうとう邪魔者扱い。近いうちには、廃車の運命をたどるという悲しい結末となりました。来週から私たちの愛車2号となるのは、2002年製のヒュンダイ・アクセント。冷房も効くし、屋根に穴も開いていない(当たり前ですよね!)ので雨漏りもしません。「これで、やっとハワイでの生活が快適になる」と思うと、今から待ち切れない気持ちです。国際免許証、取っておいて良かった! |
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