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ハワイ歩き方事務局

ポリネシア文化センター

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2005年05月01日

ディナーショーやフラダンス、ディナークルーズ… その他にも、ハワイには楽しいアクティビティがいっぱい。このコーナーでは、ハワイ旅行をもっと楽しくしてくれるアクティビティ情報を順次、ご紹介します。

ポリネシア文化センター


ポリネシア7村の文化を様々な方法で体験してください

ポリネシア諸島7つの村の文化を体験する絶好の機会
オアフ島へ旅行へ来たら誰もが一度は訪れてみたい、人気No1のテーマパーク「ポリネシア文化センター」(以下PCC)。ポリネシアの文化や生活、踊りなどを全て満喫できるPCCでは、ビジターのスタイルに合わせ、オアフ島観光ツアー付きパッケージ、昼間と夜のショー参加パッケージ、食事と夜ショー参加パッケージ、ファミリー向けパッケージなどがバラエティ豊かに揃っています。今回は昼間のガイド付園内観光からディナーそしてイブニングショーまでを楽しめる「スーパーアンバサダー」パッケージにクローズアップしましょう。

ホテルまでのお迎えは、お昼頃にハイアット、シェラトンワイキキ、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジにて専用バスが迎えに来てくれます。時間に余裕を持って早めに指定のバス停留所で待ちましょう。バスがホテルに到着すると、係員に自分の名前を告げて準備は完了。バスガイドさんの楽しいガイドを聞きながら、バスは東周りにカネオヘ湾、チャイナマンズ・ハット、クアロア牧場などを眺めながら約1時間半でPCCへ到着します。


火起こし、ココナッツミルクを搾り出すまでの実演は迫力あり

カヌーショーと園内ツアーで早くもエキサイト
園内に入園すると、まずは午後2時半から3時までの30分間行われるカヌーショーを見学。サモア、アオテアロア(ニュージーランド)、フィジー、ハワイ、タヒチ、トンガ、マーケサスの7つの村から成り立つPCCですが、その各村のパフォーマンスがそれぞれのカヌー上で行われます。ドラムの音と共に激しくパフォーマンスを繰り広げる村、穏やかなフラを披露するハワイ村など、個性豊かな各村の民族ダンスとパフォーマンスが繰り広げられます。

カヌーショーが終了すると、日本語スタッフの説明を聞きながらツアーが始ります。今回のツアーでは、まずサモア村を訪問。パフォーマーの各国の言語を交えたユーモアあるパフォーマンスに一気に引き付けられ、まずは火おこしの実演から。原始的に木を使って火をおこし、足で火をもみ消すまでの技に、観客からは一斉にどよめきが沸き起こります。そしてココナッツの硬い皮をむき、石で殻を割り、実からココナッツミルクを搾り出すまでの実演も。最後は7メートルもある「やしの木」を素足で上まで上る技まで披露。運が良ければやしの木からやしの木へ飛び移る神業も披露してくれるかも知れませんよ!?


日本語の話せるスタッフによる、安心なガイド

3日以内なら再入場できる嬉しいサービスも
マロエレレイが挨拶のトンガ村では、結婚式や特別な踊りを披露するときに使うナファ(ドラム)の演奏を披露。観客からも何人か駆り出され、実際にナファを演奏します。挑戦したい男性は是非手を上げてみましょうね。ニュージーランド村では、その昔武器の訓練に使っていたポイボールで遊んだり、ハワイ村ではフラダンスのレッスンを受けたりと、各村の歴史と文化を交えたショーが楽しめます。

いくつかの村を訪問し終えると、カヌーに乗り込み、全ての村を巡回します。スタッフが各村の挨拶を教えてくれるので、各村の前を通るときは、大きな声で挨拶してみてください。村のスタッフが元気に挨拶を返してくれることでしょう。

ここまでのツアーはすべて屋外。スーパーアンバサダー・パッケージの場合、入場すると係員がレインコートを全員に配ってくれるので、雨の日も大丈夫。ですが、日焼対策はしっかり取ってくださいね。また園内では、無料アイスクリーム(スプーンに$5取られますが…)を販売しているスタッフが巡回しています。広い施設内を1日で全て巡るのは大変かもしれませんが、3日以内なら無料で再入場できる(園内ガイド、ディナー、イブニングショー除く)嬉しいサービスもあるので、時間がある方はこのサービスを念頭に計画を立てるのもいいかもしれません。


パフォーマーと記念撮影のチャンスも

バックステージ見学はスーパーアンバサダーならでは
スーパーアンバサダーパッケージには、パシフィック・リム・キュイジーヌのディナーが付いてきます。レストランのスーパーアンバサダー専用テーブルにてメニューに記載されている前菜、スープ、サラダ、メインディッシュ、デザート、飲み物から、お好きなものをチョイス。約1時間後にディナーを終えお腹もいっぱいになったところで、何とこの後観る予定の「ホライズン」ショーのバックステージに案内されます。この嬉しい特典はスーパーアンバサダーパッケージならでは。ショーが始まる直前の午後7時頃から約10〜15分間、これから舞台に上がるパフォーマーと記念写真を撮ったり、舞台裏の雰囲気を味わうことができるので、イブニングショーを実際に観る時にも楽しさが倍増すること間違いなし


ルアウは王族の入場とともに厳かな雰囲気でスタート

本格的なハワイアン・ルアウを体験
今回は予約時に通常のスーパーアンバサダー用ディナーの代わりにアリイ・ルアウを選択したため、午後4時45分頃にアリイ・ルアウの会場へ。ルアウとはハワイ語で「大勢のお客様を招いて行う宴会」という意味があり、ハワイの人々の間で何百年も続いている伝統文化です。ルアウがスタートすると、まずは王族に扮した人々の入場です。伝統的な王族の衣装やルアウには欠かせないイム(地中の蒸し焼きオーブン)、そしてルアウのメニューに関する説明の後、同じテーブルに座った隣同士の人と手をつなぎ、用意された食事に感謝の意を込めて祈りを捧げます。

お食事はビュッフェ形式なので、スタッフの指示に従いテーブルごとに料理を取りに行きます。カルア・ピッグやポケ、ロミロミサーモン、ピピ・カウラ(乾燥牛肉)、ポイなどといった伝統的なハワイ料理から、様々な種類のサラダ、チキン、魚、デザートまで、約25種類の料理がズラリ。お食事の間は歌やフラのショーもあり、観客からハネムーンや結婚記念日で来ているカップルが前に出てロマンティックなハワイアン・ウェディング・ソングに合わせてスローダンスを踊る一幕も。楽しい時間はあっという間に過ぎていき、アリイ・ルアウのプログラムは約1時間半で終了します。


ハワイでNo.1を誇る人気とスケールです

本日のメイン・イベント、「ホライズン」ショー
PCCに来たからには絶対に見ずには帰れないのが、ハワイで最大規模を誇るイブニングショーの「ホライズン」。午後7時半から約1時間半あるこのショーでは、総勢100名以上もの出演者がカラフルな民族衣装と水、火、煙を効果的に使った本格的な舞台で歌や踊りを披露します。ポリネシアの島ごとのテーマで大きく6つのパートに分かれたショーの前半はハワイ、トンガ、アオテアロアの順で登場。「ハワイ」はしっとりとしたフラのほか、プイリ(竹)やイプ(ひょうたん)を使った踊りで観客を魅了します。「トンガ」は力強い太鼓や、手の動きに重点をおいた踊りが特徴的。強烈な叫び声と共に舞台に出てくる「アオテアロア」は、足や胸をたたきながらワイルドなダンスを見せてくれます。


大迫力のファイアーナイフダンスは必見

フラやファイアーナイフダンスで観客を圧倒
ショーの前半が終了すると、しばし休憩。園内でも見かけたフルーツたっぷりのパイナップル・アイスクリームがこの時販売されるので、日中に食べ損なった人はここでゲット(スーパーアンバサダーの場合はパッケージに付いてきます)。ショーの後半はフィジー、タヒチ、サモアの順で進んでいきます。「フィジー」は団扇や棍棒を使ったダンス、「タヒチ」はドラムの音に乗った激しい踊りで観客を圧倒。力強い掛け声と共に登場する「サモア」は、テンポの早いダンスや穏やかな女性たちのマウルウルの踊りの後、ユーモアたっぷりに火の上を素足で歩くパフォーマンスや、ナイトショーの目玉と言っていいほどかっこいいファイアーナイフダンスを披露し会場の熱気は頂点へ。最後には全ての村のパフォーマーが再び舞台に上がり、ショーの幕を閉じます。


オアフに来たら必ず一度は訪れたいPCC

ポリネシアの文化を半日でたっぷり満喫
ショーが終了する頃には、もう午後9時。送迎付きのツアーの場合、行きに迎えに来てくれたホテルまで送り届けてくれるので、指定された時間に遅れないようにバスの待つ駐車場に出ます。帰りのバスの中では、ポリネシアの島々の文化をたっぷり堪能して大満足のお客さんはみんな熟睡。10時半ごろにはワイキキに帰着します。

半日の間に、ポリネシアの文化にどっぷり浸かり、多くの発見や体験ができるポリネシア文化センター。ハワイで40年以上もの間観光客もローカル客をも魅了し続ける理由は、一度訪れてみれば納得できるはずです。

ポリネシア文化センター
場所:55-370 Kamehameha Hwy. Laie
営業時間:12時30分〜 (日曜定休)
入場料:
スタンダードパッケージ(ビュッフェ、ショー/IMAX、送迎付)
スーパーアンバサダーパッケージ(レストランでのお食事※、個人ガイド、最前列のスーパーアンバサダー席でのショー、送迎付) 
※予約時にアリイ・ルアウを選択することも可能
オアフ島一周とスタンダードパッケージ(日本語ツアーガイド、観光、ビュッフェ、ショー/IMAX、送迎付)
ホームページ(日本語):www.polynesia.co.jp

(2005年5月取材)

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