おいしくて、雰囲気も最高なレストランでの食事は、旅の最大の楽しみでもありますよね? でも店のチョイスは大いに迷うところ。そこでこのグルメページでは、ハワイでもっとも権威あるレストラン・アワード、ホノルル・マガジン主催のハレアイナ賞2001に選ばれた名店をご紹介していきます。皆さんの「おいしい旅」の思い出が、より素晴しいものになりますように!
パドヴァニズ・レストラン&ワイン・バー *2006年に閉店しましたPadovani’s Restaurant & Wine Bar
今回ご紹介する店は、ワイキキの西寄り、アラモアナ大通りに面したダブルツリー・アラナ・ワイキキ・ホテル内にあるパドヴァニズ・レストラン&ワイン・バー。1998年12月にオープンした店はベスト・ニューレストランの受賞を皮切りに、3年連続してベストレストラン・ワインリストにも選ばれるなど、たちまちのうちにハレアイナ・アワードの常連の座を獲得。ハワイを代表するファインダイニングのひとつとして、ロコにも旅行者にも人気の高いレストランです。 ホテル内の店は、本格的ダイニングである「パドヴァニズ・レストラン」(2001年7月よりビストロからレストランへと名前が変わりました)とややカジュアルな雰囲気の「ワイン・バー」に分かれており、レストランは1階、ワイン・バーはロビーのある2階に位置しています。
オーナーシェフとして総指揮を執るのは30年以上のキャリアを誇るフランス人シェフ、フィリップ・パドヴァニ氏。フランス各地で活躍した後ハワイへ移り、ハレクラニ・ホテルやハワイ島のリッツカールトン・マウナラニ、ラナイ島マネレベイ・ホテルなど一流ホテルのエクゼクティブ・シェフを歴任したパドヴァニ氏はハワイを代表する有名シェフであり、ハワイ・リジョナル・キュイジーヌ(パシフィック・リム・キュイジーヌのことですね)を創り上げたシェフのひとりとしても広く知られています。本場フランスで修行を重ね経験を積んだ本格派フレンチ・シェフが、新鮮なシーフードや野菜、ハーブ、フルーツといったハワイならではの素材と、この島だけが持つ独自の文化や環境に出合った時、従来の常識にとらわらないオリジナリティ溢れる新たな料理が次々に創り出されていったのです。
新鮮であること、最高級であることにとことんこだわって厳選した素材から、ゴージャスななかにアイランド風の軽やかさを感じさせるテイストを、自在に繰り出してゆくパドヴァニ氏。フレッシュなシーフード料理や正統派の肉料理、独創的なスープやアペタイザー、焼き立てのパン、みずみずしいフレッシュサラダ、繊細なデザート…など、メニューにはハワイ産の素材を駆使し、確かなフレンチの経験と技術に裏打ちされたここでしか味わえない料理–シェフ曰く、フレンチ-メディティレニアン&ハワイ・リジョナル・キュイジーヌ–が並びます。
そして、そんな料理にぴったりなワイン・セレクションも秀逸。きっちりと温度管理されたワイン・セラーには1階のレストランだけでも常時1600本を超すワインが揃っています。また、おとなのためのリラックスしたスペースとして人気を集める2階のワイン・バーには、なんと7000本のボトルが置かれ、48種類ものワインがグラスワインとして楽しめます。 また、最近注目を集めているオリジナルのチョコレートも見逃せません。アメリカで栽培されたココア・ビーンだけを使って作られた最高級ビンテージ・チョコレートはギフトにぴったりなアイテム。素敵なギフトボックスに入った各種チョコはレストランのほか、ワイキキのロイヤルハワイアンSC内にオープンした直営ブティックでも販売されています。
落ち着いた雰囲気のなかで、ゆったりとワインや食事を味わいながら大人の時間が過ごせる場所として人気を集めるパドヴァニズ・レストランですが、ホテル内にあるため、ディナーだけでなく、朝食、ランチもオープンしています。ランチタイムには、サンドイッチやパスタなどに加え、アペタイザー、アントレ、デザートがセットになったプリフィクス・メニューも用意されており、お手頃な価格でゴージャスな味と雰囲気を楽しむことができます。また、2階のワイン・バーでもスコッチやワインとともにアペタイザーや軽いアントレ、デザートなどのアラカルト・メニューがサーブされます。エレガントなディナー、気軽なランチ、あるいはお酒とシガーで寛ぐワイン・バーでのひととき…。ハワイを代表する一流シェフの店、「パドヴァニズ・レストラン&ワイン・バー」の楽しみ方はさまざまです。 (2001年7月取材、2006年データ更新)
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パドヴァニズ・レストラン&ワイン・バー – グルメ・レストラン情報
投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2001年07月01日
この記事が属するカテゴリー: パシフィック・リム料理, レストラン
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