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「マグロのカルパッチョ、わさびマヨネーズと生姜風味のソース」とプティスターター

オープン以来、瞬く間に名を馳せた人気のフレンチ･レストラン「カフェ･ミロ」は、グルメタウンの呼び声高いカイムキにあります。ワイアラエ通りに面したエントランスは、とてもさり気なく、車で走り抜けたら見落としてしまいそうなほど、こぢんまりとした店構えです。でも、そのおいしさは折り紙付き。とてもリーズナブルな価格で、本格派フレンチが楽しめるダイニングとして、ロコのハートをしっかりつかんでいます。

「リブロースのステーキ、赤ワインとアンチョビーバターソース」

キッチンを切り盛りするのは、フランスで修行を積んだ日本人オーナーシェフの小林さん。1997年のオープンから現在に至るまで、一貫してメニューをプリフィックス(4コース＄32)とシェフズ･スペシャル(5コース＄43)の2種類のセットメニューに限定。自分の目で確かめた、できる限り新鮮な素材のみを用いて、納得の行く味を提供し続けてきました。料理の一皿ひと皿に、今でも毎朝シェフ自らがチャイナタウンに足を運んで素材を吟味する、というこだわりがしっかりと息づいており、その真心のこもったおいしさが、この店の人気を支えているようです。「自分が美味しいと信じる料理を、これからも作っていきます」と話す小林シェフ。今後、ますますカフェミロ･ファンは増えそうですね。