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ハワイ歩き方事務局
人気連載「グルメイベント開催」

ザ・カハラ・ホテル&リゾートでグルメイベント開催(前編) – グルメ・レストラン情報

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2008年06月20日

おいしくて、雰囲気も最高なレストランでの食事は、ハワイ旅行の楽しみの1つ。でも、お店のチョイスには迷うことも多いのでは? そこで、このグルメ・レストラン情報では、ハワイで最も権威のあるレストラン・アワード「ハレアイナ賞」(ホノルル・マガジン主催)に選ばれた名店やハワイの歩き方編集部が自信を持ってオススメするレストランを紹介します。

ザ・カハラ・ホテル&リゾートでグルメイベント開催

●高級リゾートでアウトドア・クッキング
オアフ島随一の高級住宅地カハラに位置するザ・カハラ・ホテル&リゾート。誰もが一度は泊まってみたいと願う高級リゾートです。今回は、このザ・カハラで開催されたグルメイベント「CUISINE of the SUN – 太陽のキュイジーヌ」の一環として行われた「シェフ・シンディのクッキング・クラス」に参加してみました。ワイキキから東へ車を走らせカピオラニ公園をぬけると、そこはもうカハラ地区。大きな敷地に豪邸が建ち並ぶ大通りカハラ・アベニューをまっすぐ行くと、ザ・カハラ・ホテル&リゾートへ到着です。会場となるパーキングの屋上へ足を踏み入れると、目の前に広がるのは真っ青な海に晴れ渡った空! ココ・ヘッドも見えて、なんて素晴らしいオーシャン・ビュー。「こんな景色をバックにお料理できるなんて最高!」と早くもワクワクしてきました。

受付でレシピをもらい、エプロンとキャップを選択したうえで、すでに何名か集まっているテーブルへ合流させていただくことに。さっそく、参加者の皆さんに[アロハ!」とご挨拶。開放的な青空の下、皆さんシャンパンとリリコイ・フルーツのミモザを片手にすでにリラックスムード。イベントのロゴが入った黒のエプロンをつけ、ちゃんとキャップもかぶり、さぁ準備完了です。このキャップ、実は小学生の水泳キャップの様でちょっと恥ずかしかったのですが…

オノ・バー&グリル

●シェフ陣登場
まずは、フロリダ州マイアミにあるOrtanique on the Mileのオーナーシェフであるシンディ・ハトソンことシェフ・シンディが自己紹介したあと、ザ・カハラのシェフ陣を紹介。今回はなんと、ザ・カハラの料理長、ウェイン・ヒラバヤシ氏を筆頭にホテルのシェフ陣が私たちをアシストしてくれるそう。シェフ・ウェインは、数々の賞を受賞している地元の有名エグゼクティブ・シェフ! 今日はピンクのキャップまでかぶってくれて、ちょっとお茶目にサービス精神旺盛です。こんな機会はめったにありません! しかも、材料と調味料はすべて分量どおり用意され、ウイリアム・ソノマから調達してきたようなキッチン用品が並んでいます。下ごしらえの必要もなく、一流シェフを従えて一流品を使ってのクッキング。さすが、ザ・カハラならではの今回の催し。贅沢で優雅なクッキングとなりそう!

●とろーり、スパイシーなカボチャのスープ
最初の一品はカリブ風カボチャのスープ(ビスク)。まずは玉ねぎを切る作業からですが、さっそくカイルア在住でご夫婦で参加されている奥様の方が立候補。手つきもあざやかにスイスイと玉ねぎをスライスしていきます。おみごと! アサツキやローステッドガーリック入りのハーブ・バターを熱し、そこへ玉ねぎを入れ、各種スパイスとハムホック(燻製の豚脚!)を加えると、すでにあたりにはスパイスの香りがムンムン… うーん、食欲をそそります。このあと、すでにきちんとサイコロ状にカットされたカボチャと(こんな風に切ったかぼちゃが市販されているとかなり便利なのですが…)スープのもとを入れ、しばらく煮ます。ここで先ほどの彼女、ハムホックが気になるのか、「もう取り出してもいいですか」と、すかさずシェフ・シンディへ質問。シェフのレシピでは、スープと一緒にしばらく煮込むことになっているのですが、このあたり自分の好みがはっきりしていてアメリカらしいと感心。彼女はベーコンの方が好きとか。普段かなりお料理をしているのでしょう。横で話しを聞いているだけでもためになります。

さて、スープをしばらくコトコトと煮ている間に、ちょっとブレイク・タイム。シェフ・シンディもミモザで一息も二息もつきながら、ジョークも飛び出し、本当に和気あいあいのいい雰囲気です。アシストを勤めるシェフ達もあっちのテーブル、こっちのテーブルと忙しいのですが、それでも雑談をかわしながらなんとなく楽しそう。これもアウトドア・クッキングならではの開放感からくるのでしょう。

オノ・バー&グリル

●シンディズ・パームとは?
さて、スープが少し冷めたところでいよいよミキサーにかけます。その前に塩・コショウで味つけするのが肝心ですが、シェフ・シンディが、ここで「シンディズ・パーム」を披露。パームとはいわゆる手のひら、いわばシェフの目分量ならず手分量といったところでしょうか。手のひらで程よい塩加減を決め、テイスト。とろりとした質感に仕上がったビスクをあらかじめ暖めておいたスープ皿にとりわけ(参加者がブレンダーではしゃいでいるときも、アシストのシェフ陣は皿を暖めたりと忙しいのです。ありがたい…)、ナツメグ入りのクリームをかけると、それはまさに一流レストランの一品! お味のほうも、こくがありスパイスが効いているものの、なんとなくやさしい風味で、ペロッとたいらげてしまいました。

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ザ・カハラ・ホテル&リゾート
住所:5000 Kahala Ave., Honolulu, HI 96816
電話:(808) 739-8888
駐車場:有り
ホテルページ(日本語):https://www.hawaii-arukikata.com/adv/kahalaresort.html

(2008年6月取材)

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