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●ウルフギャング・ステーキハウスのオーナーが手がけるイタリアン･レストランの1号店！

ワイキキの真ん中、ロイヤル･ハワイアン･センターの1階にある広々とした中庭、ロイヤル･グローブに面して、素敵なイタリアン･レストラン「イル･ルピーノ･トラットリア＆ワインバー(以下イル･ルピーノ)」があります。今年1月にオープンしたこのお店、何とロイヤル･ハワイアン･センター3階にある人気の最高級ステーキハウス、「ウルフギャング･ステーキハウス」のオーナー、ウルフギャング・ズゥイナー氏と息子のピーター・ズゥイナー氏が手掛けるイタリアン･レストランの1号店なのです。

「イル･ルピーノ」とはイタリア語で「小さなオオカミ」という意味。もともとヨーロッパで育ち、イタリア料理への情熱にかられて少年時代イタリア中を旅したウルフギャング・ズゥイナー氏につけられたニックネームで、その後息子にも受け継がれたというオーナー家族にとって思い入れの深いネーミングなんだそうです。

 ●美味しくて見た目にも美しいお料理の数々

ロイヤル･グローブに面したエントランス左手には、気持ちよいテラス席があり、カジュアルな気分でお食事が楽しめます。入って左手はカウンター･バー。そして正面には、ガラス張りの小部屋の中にワインがずらり！　貴重なイタリア･ワインも揃います。生ハムやイタリアン･ソーセージ、サラミなどが楽しめるサルメリア(イタリア語でサラミ屋さんの意味)もありますよ。

さて、まずはアペタイザー。前菜を注文してみましょう。うーん、どれも魅力的だけど…。ここはサッパリ目の「インサラータ･カプレーゼ」を注文してみましょう。キリッと冷たいサラダは、バルサミコ酢とエキストラ･バージン･オリーブオイルであっさりと。トマトがとても甘くて美味しいですね。お野菜とチーズのバランスも絶妙！　すっかり幸せな気分になりました。

さあ、次はピザを注文してみましょう。

●王道マルゲリータ･ピザに大満足
イタリアン･レストランといえば、忘れてはならないのがピザですよね。どれも美味しそうだけど、おすすめのマルゲリータにして見ましょう。完熟トマトのポモドーロ･ソース、新鮮なモッツァレラ･チーズ、バジルのシンプルなピザなのです。シンプルなだけに、美味しさの違いが際立ちます。さあ食べてみましょう。おお、クラスト(生地)がパリッと香ばしいくて、それだけでもすごく美味しいです。それに爽やかな酸味のトマトソースと淡白なチーズ、バジルが何ともいえない味のハーモニーを奏でています。

イタリアンといえばこってりしたイメージがありますが、このマルゲリータはとてもあっさりとライトな風味でいくらでも食べられてしまいそう。というわけで、メインのお料理にいってみましょう！

●おおー、至福のリゾットにうっとり！
そうですねー、ここは一つシーフードに行ってみましょう。お魚もいいけど、豪華にロブスターにしようかな。ロブスターのリゾット「リゾット･コン･アラゴスタ」を注文してみます。このメニューは少し時間がかかるから、早めに注文してくださいね。アルボリオ米と自家製ロブスター･ブイヨンにロブスター･テイルが乗った、豪華なリゾットがやってきました！　手のひらよりも大きい肉厚のロブスターがどっしりと横たわり、もうなんとも豪華！　リゾットにはロブスターのエキスがじっくり染みこんで驚くほどコクのある味に仕上がっています。サラダとピザでかなり満腹していたけど、あまりの美味しさにもちろんしっかりいただきました。

お店の人々はとても親切で雰囲気も最高。美味しいイタリアンがカジュアルに楽しめますよ。