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“特別な日に出かけたい”と人々が憧れるレストランといえば、まず名前が一番に挙がるのが「アラン・ウォンズ」でしょう。その名声は味だけでなく、見る人に感動を与えるアーティスティックな盛り付けがあってこそ。今回はそんな芸術的なデザートの秘蔵レシピを特別に公開。ココナッツに見立てたきれいなデザートの、完成までのステップをご紹介しましょう。
今回教えてくれる料理の完成品がこちら。アラン・ウォンズでは、「ザ・ココナッツ」という名前でメニューにのっています。お皿に飾られているのは、半分に割ったココナッツの実に見立てたデザートです。こんなステキなデザート、いったいどうやって作るのでしょうか…？
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１．風船を用意する。
まず、水にぬれてもOKな風船を用意して空気を入れます。これがココナッツの型になるので、お好みの大きさまで膨らませます。風船はおもちゃ屋さんで売っているものでよく、ただしウォータープルーフのタイプを選ぶのが肝心。※アラン・ウォンズで使っているのは直系4インチ(約10cm)のものだそうです。
２．風船にチョコレートをディップする。
溶かしたチョコレート液（100％チョコレートで牛乳などは入れていません）に風船の半分あたりまで浸して、写真のようにディップします。チョコレートが高温すぎると風船が破れてしまうので、ご注意を。
さらにチョコレートがあたたかいうちに、予めオーブンで焼いたココナッツフレークをチョコレートの上にまぶします。この状態で冷蔵庫（冷凍庫でも可）で1～2時間冷やして固めます。
※アラン・ウォンズでは、ここまでの仕込みをすべて前日までに行っているそうです。
３．風船を割る。
２が冷やし固まったら、ここからがちょっとした山場です。中の風船を包丁などで割ります。チョコレートが薄すぎても厚すぎても、このときにチョコレートにヒビが入りやすいんだとか。割れてしまったときに備えて、このココナッツ型ボウルはいくつか予備を作っておくことをおすすめします。
風船がきれいに割れれば中はこんな感じにできあがっています。風船の欠片などを取り除いておきましょう。
４．中にアイスやシャーベットを詰める。
型ができたら、もう完成間近です。市販のアイスクリームやシャーベットなどお好みものものをやさしく型に詰めましょう。このときアイスクリームやシャーベットは少し室温に戻してやわらかくなったものの方が、扱いやすくおすすめ。また強くギュッと押しすぎると型が割れやすいため、やさしく詰めるのがポイントです。この後、表面を平らにして冷凍庫で1時間ほど寝かし、落ち着かせます。
※アラン・ウォンズでは自家製ココナッツシャーベットを使っています。(写真では市販のアイスを使用)
４．盛りつけ用に細工を施す。
最後は盛り付けです。シャーベット(アイスクリーム)の真ん中をスプーンで丸くくり抜きます。さらに包丁の背を使って、周囲にギザギザの模様を付けていきます。この一手間で“ココナッツらしさ”がさらにアップします。くり貫いた真ん中やお皿に季節のフルーツをあしらい、リリコイソースを添えれば完成です！※アラン・ウォンズでは自家製リリコイソースと季節によってハワイ産のフレッシュフルーツが添えられます。
今回のレシピを教えてくれたのが、アラン・ウォンズンでペイストリー・シェフをつとめるヴィヴィアンさん。自宅でも手作りに挑戦できるこのレシピですが、ハワイに来たときはプロのシェフが作る真のメニューはやっぱり一見の価値あり。アラン・ウォンズでは、こちらのページからレストランの日本語でのオンライン予約が可能ですから、ぜひ試してみてはいかがですか？
| 今回のレシピ 「ザ・ココナッツ」3個分 |
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●ウォータープルーフの風船(直径10cm程度) 3個
●チョコレート 225g
●ココナッツフレーク 2/1カップ程度 ※あらかじめオーブンで焼いておきましょう。
●お好みのアイスクリームまたはシャーベット 適量
●仕上げ用お好みのフルーツとリリコイソース（あれば）
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◎アラン･ウォンズ･ホノルル
場所：1857 S. King Street, 3rd Floor Honolulu, HI 96826
電話：(808)949-2526
ウェブ(英語)：www.alanwongs.com
日本語でのレストラン・オンライン予約はこちらのページから
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