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ハワイ歩き方事務局
人気連載「ハワイの国際結婚カップルにインタビュー」

第17回 アキコ&マイクさんご夫婦(前編)

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2012年05月09日

ハワイの国際結婚カップルにインタビュー

皆さん、 Koco(ココ)と申します! こちらの国際結婚カップルへのインタビューを担当しています。今回は、なんと!!!!! ハワイの歩き方編集長のアキコさんと、手品師、腹話術師、サンタクロースというとってもユニークなお仕事をされているマイクさんへの突撃インタビューです!!! (アキコ:すみません、ピンチヒッターということで、ちょっと出ちゃいました。どうぞ、軽~く流してくださいね)

ハワイの国際結婚カップルにインタビュー 第17回 アキコ&マイクさんご夫婦(前編)

2人でチームを組めば乗り越えられることも

ハワイの国際結婚カップル

お名前:明子さん(以下アキコ)&Michaelさん(以下マイク)
お互いの出身地&国籍:アキコ、大阪出身の日本人。マイク、ハワイ生まれ&ハワイ育ちのアメリカ人。

結婚年数:もうすぐ1年
ハワイ在住年数:アキコ、13年半。マイク、生まれてからずっと。
家族構成:3人(夫婦+マイクのお母さん)
お互いの呼び名: アキコ→ マイク、Baby Seal (赤ちゃんあざらし)。マイク→ アキコ、ボスレディー。
職業:アキコ、ハワイの歩き方編集長。マイク、マジシャン&腹話術師、冬場はサンタクロース。

Q1.まずは、気になるお2人の出会いのエピソード聞かせてください。第一印象はどうでしたか?

アキコ:映画が好きで、あるウェブサイトで映画についてディープに語り合える友人を募集したところ、すごく趣味が合う人がいて、それがマイクだったんです。一緒に映画を見に行こうということになって、初めて出会ったのが7年くらい前かな。第一印象は、この人はいったい何系かな(ポルトガル系50%、中国系25%、残りはその他いろいろ)と。

マイク:「こりゃ、チャビー(太目)だな」と思いました(爆)。あと、すごく話しやすいな、昔から知っているような感じだな、と。すぐ打ち解けましたね。

Q2.お互いのどんな所に惹かれましたか?また、ここは直してほしいという所は有りますか?

マイク:やさしくて話が合うところ。ポジティブなところ。特に直してほしいところはないかな。

アキコ:お年寄りや弱者と呼ばれる人々に優しいところ。舞台に立つと、天性の才能が発揮されるところかな。私も特に直してほしいところはありませんね。

Q3.どうして結婚しようと思ったのですか?また、プロポーズの言葉はなんでしたか?

マイク:結婚するともっと楽しめると思ったからですね。一緒に5年以上も住んでいたから、さすがにそろそろ年貢を納めようかと(笑)。

アキコ:私は誰とも結婚する気はあまりなかったんです。障がいのある家族がいるので、大学院を出たらハワイで経済の基盤を築けるだけ築いて、日本に帰って家族の面倒を見ようと思っていました。マイクは13年前に両親が次々と卒中で倒れ、実家に呼び戻されてずっと介護をしてきた。だからお年寄りや障がいのある人にとても優しいんですね。彼の家族も皆、とても心が美しく、アロハ・スピリットにあふれています。彼や家族の姿をみているうちに、お互いに力を合わせれば、もっと道が開けるんじゃないか、打開策が見えてくるんじゃないかと思いました。それでチームを組もうと思ったんです。彼は私の家族にも自分の家族と同様にしてくれます。私も同居中の義母は実の母だと思って接しています。もちろん介護もしっかりするつもりです。以前は私が頑張るしかないと思いつめていましたが、今はチームでやっていけると信じています。

マイク:そうそう、2人で力を合わせると、倍以上のパワーが出ると思うよ。そういえば、プロポーズは傑作だったんだ。初めてのデートで行ったレストランと同じレストランを予約してね。食事の後アラモアナパークでプロポーズと決めていたんだよ。ところが、彼女が食べすぎたから早く帰ろうなどというものだから、あわてて車でアラモアナパークに行って、車を停めてプロポーズをしようとしたら、なんだか2人の男が大声で揉めていて、こりゃいかんとまた車に乗って、あちこちめぐってやっと静かなところを見つけて、片ひざをついてプロポーズしました(笑)。

アキコ:食べすぎで胃が張り裂けそうだったので早く帰りたかったのですが、プロポーズがロマンチックだったので、すっかり元気になりました。

Q4.結婚生活の中でのエピソード、または、今までの結婚生活の中で1番思い出に残っているイベントを1つだけ教えてください。

マイク:ハネムーンかな。結婚する前に6年も付き合っていて、なんども旅行もしたけれど、ハネムーンで行ったラスベガスは本当に楽しかったな。ホテルの部屋も快適だったし、なにより、すばらしいショーを一緒にたくさん見れたのが良かったな。

アキコ:うんうん。私たちはエンターテイメントが大好きだから、シルク・ド・ソレイユから、小さなホテルのマジックショーまで、良いと聞けばどんどん見に行くんです。芸人さん同士の真剣勝負といった感じで、彼はとてもシリアスですけど、私はすごく楽しかったですね。あと、日本から私の家族が来たときに、マイクが高齢の父のために車椅子を買って、ずっと押してくれたときは嬉しかったですねー。父は最初照れていたけど、後から「夢のようだった」と喜んでいました。

Q5.旦那様は手品師、腹話術師、サンタクロースのお仕事だということですが、どうしてそのような職業に就こうと思われたのですか?また、仕事をしていてのエピソードが有れば教えて下さい。

マイク:5-6才のときに、マジシャンが女性を空中に浮かせるのをテレビで見て衝撃を受けたんだ。「なんてクールなんだ!」って。それから、図書館に通いまくってマジックを練習して、6才から今までマジック一筋です。エピソードといえば、ある年のクリスマス、ある男性から家に来てほしいといわれたんだ。クリスマスの日だから、ショーは入れたくなかったんだけど、男性があまりにも熱心に頼むから、しぶしぶでかけた。そこは、小さなアパートの1室でね。車椅子に座ったとても美しい少女がいたんだよ。いや、車椅子ですらなくてね。普通の木の椅子に日曜大工でキャスターを取り付けただけの物だった。家族の生活は貧しくて、彼女はもう髪の毛がなくなっててね、とてもやせていて、ひどい病気だということがわかった。観客は少女と家族だけだった。泣きそうになったけど、精一杯マジックを披露してね。ジョークもいっぱい言って。少女はとても喜んでくれてね。細い手を一生懸命たたいて、ずっと笑ってくれたんだ。ものすごく美しい笑顔でね。ショーが終わると、彼女の父親がお金を払おうとしてくれたんだけど、受け取るわけには行かなかった。クリスマスだし、彼女にクリスマスプレゼントができたことが嬉しかったんだ。その後すぐ、彼女は息を引き取ったんだけど、最後までマジックのことを話していたそうだよ。マジックは人を幸せにできる仕事だと、そのとき本当に誇りに思ったよ。だから、チャリティーなどはできるだけ参加しようと思っているんだ。

Q6.あきこさん、どうしてこのお仕事をされるようになったのですか?

アキコ:小さいころから書くことと読むことが大好きだったから、この仕事に就けて本当に幸せですね。元は、留学してきたときに、知り合いに頼まれてB級グルメのコラムを書きはじめたのがきっかけなんです。大食いクラブ部長A子としてね。気付けばハワイの歩き方に就職しちゃってました。もう12年の付き合いですね。

国際結婚カップル

Q7.お休みの過ごし方は?

マイク:長い休みが取れたら旅行に行きたいですね。普段は、あまり一緒に過ごす時間がないんだ。彼女の仕事が月~金曜日で、僕の仕事が土、日に集中しているからね。でも、一緒に過ごせるときは、いつも冗談ばかり言い合ってるかな?

アキコ:土曜日とか日曜日、たまにショーが入っていないときは、ブランチを食べに行って、あれこれおしゃべりします。

Q8.お2人のお気に入りのアクティビティは? 共通の趣味などありますか?

マイク:映画とエンターテイメント全般かな? 

アキコ:あとばっちり仮装して、ハロウィンに挑むことかな? 昨年は時間がなかったんだけど、一昨年はカーミット&ミスピギーになって、大ウケだったんですよ。

後半に続く…

(2012年5月更新)

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