アロハ、えりこです。アメリカ人の夫と日本で国際結婚後、夫の転勤で日本からハワイへ来てはや17年。子育てと仕事、そして大学生と3足のわらじで頑張ってます(詳しくは、カレッジ・マム奮闘記をご覧下さい)。このコーナーでは、えりこがハワイ在住の素敵な国際結婚カップルに直撃インタビュー。幸せの秘訣やちょっと知りたいあれこれを、じっくりインタビューします。どうぞ、お楽しみ下さい♪
ハワイの国際結婚カップルにインタビュー 第2回 えこ&ロバートさんご夫婦 後編
■夫婦は恋人、子育ての戦友、そしてソウルメイトとしての運命共同体!
ALOHA、えりこです。前回に引き続き今回も、えこ&ロバートご夫妻にインタビューします。子育てのことや、夫婦円満の秘訣など、あれこれ伺っちゃいました♪ お名前:えこさん&ロバートさん Q:夫婦での家事分担は? えこさん(以下えこ):アメリカ人の彼は妻に家事や育児を押し付けません。彼は、男の仕事、女の仕事という固定観念がないんじゃないかなあ。なので私が夜友だちと飲みに行くときも、「楽しんできてね!」と言って送りだしてくれます。それから、クッキングは大体私の役割なんですが、去年私がハワイ州の教員免許を取るために半年近く毎晩勉強していたときは、朝起きれない私の代わりに彼が毎朝息子にお弁当を作ってくれていました。彼は、「妻(女)だから」というのではなく「出来るほうがやる」という考えなんだと思います。また、子どもに関しては、現地校は送り迎えからお勉強まで全て彼に任せて、日本語学校は私が見てあげると決めています。それに関してはお互い口出しもしないですね。
Q.子育てについての夫婦の考え方は? えこ:彼の子どもに接する態度はとてもアメリカ的でポジティブ。褒めてそだてるってこんなことなんだ、って思いますね。例えば、日本人は90点取ってきても「もちょとがんばれば100点だったのに」というけれども、アメリカ人は「おっ、Aで良かったな!」って感じ。子どもにとってはのびのびと出来て良いですよね。 ロバ:子どもの教育観念に関しては、たまに彼女は息子に厳しすぎるんじゃない? と思うときもあるけどね。日本人は教育熱心だから仕方がないね(笑)。その分僕が彼に甘いからバランス的にはちょうど良いかも。でも息子はすごく良い子で言うことなしだよ。 えこ:ね、日本人は普通こんな風に人前で息子のことを褒めたりしないですよね(笑)? Q.どういうときに幸せと感じますか? ロバ:彼女が息子に接している姿をこっそりみるときかな。えこがケントの手を引いて歩いているのを遠くからみると超ハッピーな気持になれる。「良いママだな〜」って。 えこ:ロバートはピアノを弾くんですけど、彼が息子と一緒にピアノを弾いている姿を後ろから見るのが大好き。うしろ姿が親子そっくりで可愛い! 私もこの家族の一員で幸せだな、と思える瞬間ですね。
Q.夫婦円満の秘訣は? えこ:相手に期待しすぎないこと。常に感謝の言葉を忘れないこと、相手を馴れ合いではなく、他人に接するように“個人”としてリスペクトすることも大事。 ロバ:息子の存在(笑)。 Q.将来の夢、憧れの老後の過ごし方? えこ:子供が巣立った後は、ソウルメイトになって即かず離れずで、一緒に映画を見たり2人が好きなバリ島に旅行できたら良いな、と思いますね。 ロバ:息子を立派に育て上げて可愛い孫の顔がみたいな。 Q.最後に読者または将来国際結婚を考えている方々へメッセージをお願いします。 えこ:夫婦の形はポケモン(笑)みたいに進化すると思いますね。私たちの夫婦関係も息子が産まれてからは、もはや恋人でなく家族として1つになって色んな困難に打ち勝っていく、いわゆる戦友に変わりました。将来は素敵なソウルメイトに進化できるのが理想ですけど。なので、外国人と結婚したらずっとロマンチックな結婚生活が続くと思っている方がいたら、夢を壊すようですが覚悟していてくださいね(笑)。私の場合はロバートとだったらやっていけると信じています! ロバ:自分の国以外で何らかの海外経験や異文化に接するチャンスがあればプラスだね。パートナーの文化を受け入れることのできる柔軟性は大事だと思うからね。がんばってね! 次回につづく… (2010年10月更新) |
インタビューを終えて | |
お互いにとって未知の土地マーシャル諸島で、青年海外協力隊のボランティアを通じて出会い、国際結婚されたえこさんとロバートさん。結婚後も色んな異文化を体験し理解するまさに国際人のお2人、現在はお互いを信頼しあいハワイという土地で子育てにがんばられているチームワーク万全のご夫婦、という印象を受けました。インタビューに答えてくれているえこさんを、横で静かにニコニコと見つめる子煩悩で優しいロバートさん、いや〜羨ましい限りでした。(えりこ)
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