掘り出し物がたくさん！　ハワイのガレージセール特集　後編

このコーナーでは、現地在住の「ハワイの歩き方」編集部が集めたハワイ暮らしに役立つ情報をご紹介します。ハワイでの滞在や生活に、もちろん旅行者にも役立つ情報が満載です。

掘り出し物がたくさん！ハワイのガレージセール特集　後編　読者プレゼント有り

■私たち日本のためのガレージ・セール開きました！

（前回はガレージ･セールとは何かその魅力についてお話ししましたが、今回は実践編です。ページの一番下には読者プレゼントもありますよ。)

こんな感じでガレージ・セール、今すぐにでも開けそうでしょ？　実は先週の土曜日、私たち編集部は、ホノルル市郊外、この木なんの木近くにある編集長A子宅のガレージでガレージ・セールを開きました！　

今回の目的は東日本大震災のファンドレイザー(義援金集め)。張り切って早起き。晴天！　良かった。お天気が良いことはガレージ・セール成功の必要条件のひとつ。A子宅に到着。まずガレージに置いた3つのテーブルの上に商品を陳列。商品はできるだけ見やすいようにCDや本、洋服というように。セールのお知らせはクレーグ・リストとポスターで。ポスターは、お店やレストランに頼んで貼ってもらったり、セール当日の早朝、A子BFが家の近辺に貼ってきてくれました。

午前８時オープン予定。ディスプレイしているとすでにお客さんが！　近所の方が日本のためのチャリティー・セールというのを聞いて駆けつけてくれたようです。なかなかジャパン・マニアっぽいこの青年、さっそく日本のゲームソフトやDVDを＄30ほどお買い上げ。幸先良し！　お店がオープンする前に駆けつけるのがガレージセール・マニアの常識なのですよ。

■ガレージ・セールに垣間見るアロハ精神！
今日の客足まずまず。この時期はいろんな場所でフリマが行われているようで人が流れてくるのか、それとも宣伝効果？　いつもはガレージ・セールというと値切られまくりとんでもない値をつけられるのが常ですが、今日はどういうわけか品の良いお客さんばかり。

「全て日本へ寄付しますので自分で値段をつけてください」というと皆さん、かなり妥当な値段で買ってくださいます。例えば、下駄にトライする近所のおじいちゃん、「これいくら？」。私：「＄5です」。おじいちゃん：「たったの？」。私：「じゃあ＄10（笑）？」。おじいちゃん＄7で下駄をお買い上げくださいました。「これボクのお母さんに．．．」と日本製ハンカチ（新品）を手にとるローカル中年男性。ハワイではガレージ・セールで見つけたアイテムも立派なプレゼントになるのです。最後に来てくれたお客さんは小さな男の子を連れた若いお母さん、「あら、これは日本への寄付なのね。だったらなおさら買わなきゃ！」。男の子が選んだのは、家の子どもたちが小さな頃愛読していた分厚い動物図鑑。本を買ってもらって嬉しそうに微笑む男の子を見ながらA子と私顔を見合わせ、「良い子に渡って良かったね」。

午後3時店じまい。ドキドキしながら売り上げを数えます。「な、なんと＄330！」　ガレージ・セール大成功！　今回のセールには職場の同僚たちも商品用のアイテムを寄付してくれました。また、今回の私たちの趣旨に共感してくれたミクロネシア出身のご近所さんが、手作りアクセサリーを寄付してくれたりもしました！　皆さんの寛大さに感謝、感謝。

誰かにはガラクタ同然の物でも他の誰かにはお宝かもしれない。家の倉庫に眠っているいらない物が片付き、利益になり、リサイクルもできる、しかも家で簡単にできるとすごく合理的なガレージ・セール。今回は日本のために何かできることをしたい、という私たちの願いもかなえてくれました。

なお、本日の売り上げの全てはハワイ日米協会に寄付させていただきました。

■3名様にホヌの手作りネックレスをプレゼント
ガレージ･セール開催中に、ご近所のミクロネシア出身のご家族が、素敵な手作りアクセサリーをたくさん寄付してくださいました。南国の雰囲気いっぱいの可愛いアクセサリーは大ヒット。ほとんど売り切れ状態だったのですが、幸運のシンボル「ホヌ(ウミガメ)」のペンダントを3点、読者の皆様のために用意しました。

これからの季節にぴったりの、キュートなホヌのアクセサリーをご希望の方は、メールのあて先に「ホヌ希望」とお書きのうえ、本文に①お名前、②郵便番号とご住所、③お電話番号、④ツイッターのアカウント名(あれば)、⑤これから読んでみたい記事や好きなジャンルなど何でも一言、をお書きのうえ、editor@hawaii-arukikata.comまでEメールでご応募ください。締め切りは5月18日(水)です。ふるってご応募ください。