Gov. David Ige sets vaccination benchmarks, House Minority Leader points to other states
ワクチン接種完了率60%でレストランの収容人数や集会人数を緩和へ
6月4日(金)に行われたハワイ州における今後の渡航規制緩和についての発表に続き、ハワイ時間6月7日(月)、イゲ州知事は、ハワイ州の新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の目標の一環として、集会やレストランの営業規制についての基準を発表しました。
今回の内容は、ハワイ州の各市郡が定めた新型コロナ規制(イベントやウェディングなど)はそのままで、集会、レストラン営業、渡航のみに適用されます。
ハワイ州のワクチン接種率に伴う規制緩和の内容:
<60%に到達した場合>
●室内は25名まで、屋外は75名までの集会可能
●レストランの収容人数75%まで許可(最大グループ人数:室内25名、屋外75名)
<70%に到達した場合>
●全ての規制を撤廃
●集会人数は無制限、レストランは保健省の規制に従い通常営業
規制の全解除は8月が目標、決め手はワクチン接種
イゲ州知事は、「ハワイ住民の健康状態が改善されハワイ経済が安定するに伴い、我々が一年以上実施している非常事態宣言を終わらせる意向です」と述べました。
また、8月までには公共の健康状態が改善されていることを願っており、そのためには住民が安全で効果的なワクチン接種が可能であることを学び、実践することが必要であると述べました。
アメリカ合衆国ではすでに多くの州がコロナ規制を撤廃しています。ラスベガスのあるネバダ州は、6月1日(火)にすべてのビジネスを通常通り再開。
過去2週間にアメリカでは、新型コロナの新規感染者数39%、入院率21%、死亡率19%の減少が報告されています。新型コロナウイルス感染対策規制においては、ハワイ州は全米で最も厳しい規制を実施したと言われています。
渡航や公共においての全規制を撤廃するための基準(ワクチン接種率70%)を達成するには、あと20万人以上がワクチン接種を行わなければならず、40万本のワクチンが必要とされます。この数字に達するためには、若者のワクチン接種に焦点を置くことになりそうです。
最新のアンケート調査結果によりますと、若者は年長者よりワクチン接種率が少ないそうです(35歳以上が92%、35歳以下55%)。理由は副作用やワクチンの効果などに対する懸念とされ、政府当局は今後これらの疑問に答えていく方針を示しています。
(Khon2ニュースより)
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