Pre-travel test requirement soon to be dropped for travelers vaccinated on the mainland
ハワイ州が米国在住者を対象にワクチンパスポートを開始
ハワイ時間の7月8日(木)、ハワイ州は米本土からの旅行者の渡航規制を大幅に緩和します。
ワクチン接種を完了した米国在住者は、新型コロナの事前検査による陰性証明書なしでハワイへ渡航することが可能となり、到着後の自己隔離を免除されます。ハワイ州が行っている渡航規制「セーフ・トラベルズ・プログラム」が最終段階へと移行する形となります。
米国でワクチン接種を終えた旅行者は、ワクチンカードの写真をハワイ州のセーフ・トラベルズのウェブサイトからアップロードして書類を申請することが必要となります。
対象者はワクチン接種(ファイザー、モデルナ、ジョンソン&ジョンソン社のうちいずれか)を完了してから15日以上過ぎた人で、アメリカ合衆国50州と、アメリカンサモア、ワシントンD.C.、ミクロネシア、グアム、マーシャルアイランド、北マリアナアイランド、パラウ、プエルトリコ、U.S.バージンアイランドからの渡航者も含まれます。
6月15日(火)には、ワクチン接種を完了したハワイ在住者が米本土へ行き戻ってくる際の渡航規制が撤廃され、ハワイ在住者にいわゆる「ワクチン・パスポート」制度が適用されました。7月8日(木)以降は、米本土在住者にも同様にワクチン・パスポートが適用されます。
ハワイ州が渡航規制を全撤廃出来るのは2,3ヵ月後の見通し
先月イゲ州知事は、ハワイ州のワクチン接種率が60%に到達した時点で、アメリカ合衆国内でワクチン接種を終了しハワイへ旅行する人は、ハワイ州の「セーフ・トラベルズ・プログラム」を通してワクチン接種証明書を提出することにより、事前検査/自己隔離義務を免除されると発表しました。ハワイ州で現在ワクチン接種を完了した人は58.3%に達しており、少なくとも一回目の接種を終えた人は62.7%と報告されています。
最終的には、ワクチン接種率が70%に達した時点でハワイ州が2020年から実施している新型コロナウイルス対応策「セーフ・トラベルズ・プログラム」を終了し、すべての渡航規制を撤廃する予定です。
グリーン副州知事は、70%までには25万本以上のワクチン接種が必要とされ現在一日3,000本を接種していることから、達成までにはあと2、3ヵ月を要すると述べています。
ハワイ州の非常事態宣言は、8月6日(金)をもって終了します。グリーン副州知事によりますと、イゲ州知事はその後は非常事態宣言を出さない意向とのことです。
5月以降、ハワイ州では米本土からの旅行者が急増しており、今回の規制緩和よりさらにハワイの観光業が忙しくなるのではとみられています。
(ハワイ・ニュース・ナウより)
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