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ハワイでワーケーションを楽しむ方法

投稿者: Eriko 更新日:2023年05月12日

新型コロナウイルス感染症の流行で急速に普及し、ニューノーマルとなったことの一つに「ノマドワーク」や「テレワーク」があります。いわゆる電源やWi-Fi環境がある場所であればどこでも仕事ができ、リモートで働ける状況です。このような働き方が可能であれば、ハワイでの「ワーケーション」だって夢じゃない⁉ ハワイで仕事とバケーションの両方を楽しんでみたいという方、この記事を参考にしてください。 

 

【目次】
1.ワーケーションとは?
2.ハワイでワーケーションする際の注意事項
3.ハワイで長期滞在可能な宿泊施設
4.ハワイでのワーケーションの事前準備
5.ハワイ旅行のお役立ち記事

 

 ワーケーションとは?

本題に入る前にまずはワーケーションの定義についてご紹介します。

ワーケーションとは「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を合わせた造語。観光地やリゾートで働きながら同時に休暇も楽しもうという新しい仕事のコンセプトです。

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るった2020年ごろにはオフィスには行かず自宅から仕事をする”テレワーク”が普及しましたが、同時期にパンデミックで打撃を受けた観光地を救済するために人々が自宅とは違う土地で仕事ができる「ワーケーション」が注目されるようにもなりました。

観光業が主要産業のここハワイでも、パンデミックで旅行業が完全停止状態になった2020年には、米本土からリモートで働ける人々を長期でハワイに呼びよせる「ワーケーション」のプログラムなども登場していました。

リゾート地のハワイは、海や山など自然に恵まれた環境と穏やかな気候の中で、仕事をしている間も癒される最高の場所ではないでしょうか? せっかくワーケーションを体験するのなら、お仕事の合間にバケーションを楽しめるようしっかり計画を立てたいものですね。

海外ではワーケーションのビザを発行している場所もありますが、ハワイは外国人へのワーケーションビザの発行はしていません。ワーケーションは観光を目的とした旅行で入国することになるため、観光ビザでハワイへ入国し、税関で入国の目的を質問された場合には、「観光が目的」と返答することになります。

 

 ハワイでワーケーションをする際の注意事項

それではハワイでワーケーションをすると決めたらどのようなことに注意したらよいのでしょうか? ここでは、ワーケーションの際に気を付けたいことをご紹介します。

●どんな人がワーケーションに向いているのか?

リモートワークが出来ることが一番の条件です。また会社勤めの人は会社の承認、またはチームの理解を得られることも大事でしょう。ノートパソコンなど持ち運び可能なコンピュータ持参はマスト。携帯やコンピュータなどがハワイできちんと機能できることも必須です。

●計画は少し前から綿密に立てる

会社への申請など行く前にやるべきことが一般の観光旅行より多いので、行き当たりばったりではなく、余裕を持って計画を立てることをおすすめします。

●情報管理や仕事環境の整備をきちんと

パソコンの盗難対策、Wi-Fiアクセスの制限、仕事環境のセキュリティ面の強化を行いましょう。現地での盗難対策も万全に行ってくださいね。例えば、カフェなど公共の場所で仕事をしていてトイレなどに立つ場合、たとえ一瞬でもパソコンや情報機器を置き去りにしていかないこと、レンタカーや車中にパソコンなどを残したままショッピングへ行かないなど、基本的な防犯対策であってもきちんと実行することが大事です。

ハワイではホテル以外でもネット環境の整った場所が多くあります。オアフ島で無料Wi-Fiが使える場所はこちらの記事でご紹介しています。

●業務の進め方をあらかじめ決めておく

ハワイに行く前にスケジュールを把握して、ハワイ滞在中の仕事の進め方を計画することをおすすめします。仕事と休暇の両立ができて初めてワーケーションも楽しめます。滞在日数によっても違ってくると思いますが、仕事をする場所、勤務時間、仕事の内容や進行方法、連絡方法、必要なツール、業務報告用のフォーマットなど、事前に準備できるものはしておきましょう。

●労災が認定される範囲を調べる

海外での仕事中に万が一病気やケガなどをした場合、労災が適用できるかなど会社と確認して、事前にリサーチをしましょう。米国の医療費は日本のように安くないので、健康保険がない人が現地で病院にかかると莫大な医療費を請求されることも。旅行保険をかけていくことをおすすめします。

ハワイで緊急時の医療サービスに関する記事はこちらをご覧ください。

●有給休暇と労働時間を区別しておく

働く時間やスケジュールをしっかり組んでからワーケーションに挑みましょう。だらだらと仕事をしていては休暇を楽しめません。

●日本との時差を把握しておく

ハワイと日本の時間差は19時間あります。日本がハワイより一日後になるので、時差を伴う仕事のスケジュールを把握しておくことが大事です。例えば、日本の午前7時は、ハワイではすでに正午(前日)。日本時間の午前8時ごろから午後6時までに合わせて働く予定だとすると、ハワイでは午後から夜にかけて仕事をしなければなりません。

逆に言えば仕事の日も午前中は自由時間なので、美味しいレストランで朝ごはんを食べたり、ウォーキングや軽いハイキングに出かけてみても良いかもしれませんね。また週休2日制で週末がお休みの方は、ハワイでは日曜日から木曜まで働くことになります。ミーティングなどが入っている場合は特に注意しましょう。

日本とハワイの時差の計算方法は下の表を参照してみてください。日本時間に5時間を足して1日戻します。

時差チャート

 

ハワイで長期滞在可能な宿泊施設

ハワイでせっかくワーケーションをするならリラックス出来そうなホテルに滞在したいですよね。でも1週間以上となると宿泊料金がお得な方が良いに決まっています。選択はホテル、コンドミニアム、バケーションレンタルなどもありますが、ここではオアフ島、ワイキキ周辺で長期滞在におすすめのホテルやお得なプランをご紹介します。

◇オアフ島、リゾートエリア以外の短期バケーションレンタル廃止へ

 

プリンス ワイキキ

せっかくハワイでワーケーションをするのなら海の見えるお部屋がいいですよね。ワイキキで唯一全室オーシャンビューのホテル「プリンス ワイキキ」がおすすめです。

◇関連記事/【2023年版】プリンス ワイキキがハワイ旅行者に愛される理由【動画付】

プリンス ワイキキはワーケーションに必要なネット環境も整っています。客室およびホテル内のWi-Fiスポット(ロビー、プールエリア、2階のライブラリースペースなどでWi-Fiを通じて高速インターネットが使えます。また、2階のライブラリースペースにはコンピュータやプリンターも設置されているので、ワーケーションには好都合ですね。

さらにプリンス ワイキキには、ワーケーションをしたい方にぴったりのプランもあるのでご紹介します。7泊以上すると宿泊料金が最大25%オフになる、その名も「ワーケーション長期滞在特別プラン」。詳細は以下をご覧ください。

特典:7泊以上の長期滞在向けの特別料金
最大25%引き
アーリーチェックイン確約
ベッドタイプリクエスト確約

予約受付:~2023年12月15日
宿泊期間:~2023年12月22日

https://res.my-rez.com/search?hid=100&langid=2

 

princelogo◎プリンス ワイキキ
Prince Waikiki
住所:100 Holomoana St., Honolulu, HI 96815
電話:(808)956-1111
ウェブサイト(日本語):http://jp.princewaikiki.com
宿泊プラン(日本語):http://jp.princewaikiki.com/specials/index.htm
フェイスブック公式ページ(日本語):https://www.facebook.com/HawaiiPrinceHotel.jp
インスタグラム公式ページ(日本語):https://www.instagram.com/princewaikikijp/

 

アラモアナ・ホテル・バイ・マントラ

ハワイ最大のショッピングセンター、アラモアナセンターと連結していてショッピングやダイニングにとても便利なホテルアラモアナ・ホテル・バイ・マントラ(以下アラモアナ・ホテル)は、各ルームに冷蔵庫や電子レンジも付いており、長期滞在でワーケーションをするのに最高な条件が揃っています。

また好条件のわりに宿泊価格が安いのも魅力です。さらにハワイのほとんどのホテルでは一泊につき一部屋平均50ドル前後のリゾート料金が付くのですが、アラモアナ・ホテルでは徴収されません。長期滞在の場合これはかなりお得ですよね。

◇関連記事/ハワイの格安おすすめホテル5選【ワイキキ1泊$100台~】

アラモアナ・ホテルの公式ウェブサイトにある「フレックスレート」または「早割プラン」を利用すると、さらにお得に予約ができます。どちらも無料Wi-Fi付きで長期滞在でも予約が可能です。

フレックスレートは、予定が変更になった場合でもチェックイン24時間前まで予約の変更、取消しが可能なとてもフレキシブルなプランです。

早割プランは、21日前までに予約するとお得なレートで宿泊できておすすめ。早割プランといえば通常予約変更・取消が不可能なことが多いのですが、同プランはチェックイン72時間前まで大丈夫なののも安心です。どちらのプランも室料のみ、または朝食付きのどちらかで選択できます。

「フレックスレート」または「早割プラン」の詳細は以下の「ホテルの詳細を見る」をクリックし、公式ウェブサイトの宿泊プランから確認できます。

 

アラモアナ・ホテル

◎アラモアナ・ホテル・バイ・マントラ
Ala Moana Hotel by Mantra
住所:410 Atkinson Drive Honolulu, HI 96814
電話:(808)955-4811 
ウェブサイト(日本語):http://jp.alamoanahotel.com
宿泊プラン(日本語):http://jp.alamoanahotel.com/Special-Offers.htm
フェイスブック公式ページ(日本語):https://www.facebook.com/AlaMoanaHotelJapan
インスタグラム公式ページ(英語):https://www.instagram.com/alamoanahotelbymantra/

 

パーク ショア ワイキキ

長期滞在者向けのウィークリープランがあるのでお得な宿泊料金で泊まれる「パーク ショア ワイキキ」。もともとのお値段も一泊100ドル台なので、長期だとますますお得に宿泊が可能です。

ワイキキビーチ沿いに位置しており、客室からワイキキビーチの絶景が望めるお部屋もあります。ダイヤモンドヘッドやカピオラ二公園にも近く、美しい自然に囲まれた環境にあるのもリラックスして仕事ができる最高の条件です。

パークショア・ワイキキでも、7泊以上滞在すると最大30%オフになる「【長期滞在向け】ウィークリープラン」というお得なプランを販売しています。詳細は以下のグリーンのボタンから「おすすめ宿泊プラン」の欄をご覧ください。

 

◎パーク ショア ワイキキ 
Park Shore Waikiki
住所:2586 Kalakaua Ave., Honolulu, HI 96815
電話:(808)923-0411>
ウェブサイト(日本語):https://jp.parkshorewaikiki.com/
宿泊プラン:https://jp.parkshorewaikiki.com/Special-Offers.htm
フェイスブック公式サイト(英語):https://www.facebook.com/parkshorewaikiki
インスタグラム公式サイト(英語):https://www.instagram.com/parkshorewaikikihotel/

 

イリマホテル

2020年にお部屋の改装を終了して新しくなったイリマホテル。それでもなお宿泊価格は一泊120ドルからとリーズナブルなことや全室キッチン付きという、長期滞在者には好条件のおすすめホテルです。

場所は便利なワイキキの中心で、どのお部屋にも電子レンジや普通サイズの冷蔵庫などが設置されていて、Wi-Fiも無料で使用することができるのもワーケーションに最適です。

とても人気のあるホテルで、また価格は空室状況によっても変動することもあるので、ワーケーションをすると決めたら早めに予約を入れておくことをおすすめします。

イリマホテル

◎イリマホテル 
住所:445 Nohonani Street Honolulu, HI 96815 
電話:(808)923-1877  
ウェブサイト(日本語):http://jp.ilima.com
宿泊プラン(日本語):http://jp.ilima.com/reservations.htm

 

ハワイでのワーケーションの事前準備チェックリスト

いざハワイでワーケーションをやろうと決めたら、どういう手順が必要なのでしょうか? ハワイ旅行の基本的な準備に加えて、ワーケーションに備えてやっておきたいことをここではご紹介します。

※新型コロナウイルスの感染防止に伴うアメリカ(ハワイ)でのワクチン証明書や陰性証明書の提示義務は、5月12日(金)を以って解除されます。詳細はこちらをご覧ください。

1.ワーケーションが実現できるか確認

●まずは会社に有給を確認しましょう。仕事の合間にどれくらいの休暇が取れるかを知って計画を立てましょう。またワーケーションに必要な予算も割り出してみましょう。

●職場の上司やチームにワーケーションをしたい意向を伝えましょう。まずは計画を説明して承認を得ることができたら、それがどれくらい可能かなどを話し合いましょう。仕事量の確認や引継ぎの業務の依頼、連絡先の伝達なども忘れずに。

2.ワーケーション決定

●行く期間を決めて、休暇を取る箇所は会社に申請しましょう。

3.旅行の手配

●ホテルのリサーチと予約、飛行機チケットの予約、ESTAが切れていないか、旅行保険をかけるなどの準備を行います。

◇関連記事/ハワイ旅行、出入国・到着ガイド

4.ワーケーションに必要なアイテムの準備

●仕事をするのに必要な機器、例えば持ち運び可能なコンピュータ、現地で使うWi-Fi(またはSIMカードの購入など)、Wi-Fi環境の確認などをして出発に控えましょう。

 

以上ですが、ハワイでワーケーションにチャレンジしてみたいと思う方、すでに体験したという方は感想を教えてくださいね。ご意見お待ちしています。

(2023年5月更新)

 

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