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ハワイ歩き方事務局
人気連載「第12回 ハワイモニター旅行当選者2」

当選者 埼玉県 岡田様 ウクレレ兄弟のハワイアン・カルチャーな旅 その4

投稿者: ハワイ歩き方事務局 更新日:2005年02月14日

第12回ハワイモニター旅行当選者 埼玉県 岡田さん

3日目 ウクレレ工場見学


パパ・コアロハ、覚えてくれていてありがとう

午前7時に起床。今日もいい天気。8時近くにホテルを出て、エッグスン・シングスへ行きましたが、混雑していたのでやめることにし、急遽ペリーズ・スモーギーに変更しました。入口で5〜6人並んでいましたが、短時間待っただけで入れました。料理はビュッフェ・スタイルで、種類も多く、安くておいしかったです。

9時前にハレクラニから、タクシーに乗りコアロハ・ウクレレへ向かいました。フリーウェイを順調に走っていましたが、途中1カ所事故で渋滞していました。三重衝突で、かなり激しい事故でした。反対側を見ると見物渋滞で、「人間の心理はどこも一緒だなぁ」と思いました。

工場のあるコホウ・ストリートまで行ったのですが、番地が違い見つかりません。運転手が何度も探してくれたのですが、分かりません。「歩いて探すから」と言って、タクシーを降りたのですが、運転手が気の毒に思ったのか、「ノー・チャージで乗せていってくれる」というので再びタクシーに乗り、ようやく探し当てることができました。フリーウェイを挟んで反対側だったので、歩いて探していたのでは、たぶん行き着けなかったでしょう。運転手に感謝感謝。「帰りも迎えに来てくれる」というのでお願いしておきました。この時に名刺をもらっておいたのが、後で役に立ちました。


見てください! この小ささ!

工場に着いて中を覗くと、コアロハのご主人(パパ・コアロハ)が気づいて、出てきてくれました。私は今回が2度目なので、覚えていてくれました。本来、木曜日は英語のツアーなのですが、この日しか予定がとれなかったので、「英語のツアーもいい経験になるか」と思い、申し込むことにしました。結局、他にお客さんがいなかったため、日本人スタッフが案内してくれました。

まず、もともとはお土産用のおもちゃのウクレレ(これが本当に弾けるのです)製作から始まったことなどの説明を聞き、記念にその大きさのキーホルダーを作ります。それから、工場内に入り、各パートの製作過程を見学。材料のコアの木の30%くらいしかウクレレの材料には使えないこと、コアロハではボディやサイドに1枚板を使っていること、おむすび型のサウンド・ホールも音響効果を考えてのことであること、などを説明してくれます。また、強度を増すために特殊な部品を使っているため、ウクレレに人が乗っても壊れないことを実際に試してくれました。これには驚かされました。また、ご主人はアイデア・マンで、今まで時間をかけてやっていた作業を一瞬のうちに行うことができる製作機械を自分で作ってしまい、実際にそれを見せてくれます。その後、親子3人で自作の曲を1曲演奏してくれました。


自作曲も披露してくれました

ファクトリー・セカンドのウクレレを買うこともできるのですが、残念ながらこの日は1本も在庫がありませんでした。ちなみに、コアロハではファクトリー・セカンドとはいわずにファクトリー・スペシャルといっています。帰りがけに、「どうやって来たのか」と訊ねられ、「タクシーで来たこと」を告げると、「送ってあげる」と言って、ご主人自らがハンドルを握り、奥さんとお孫さんと一緒にホテルまで送ってくれることになりました。タクシーは、もらっておいた名刺の番号に電話してキャンセル。ホテルの前まで送っていただき本当に助かり、良い思い出にもなりました。

ホテルで一休みした後、昼食でオノ・ハワイアン・フードにタクシーで行きました。正午近くだったのですが、待たずに入れました。2人でそれぞれコンビネーション・プレートを注文。見た目は地味ですが、素材の味を生かしたおいしいものでした。が、なにしろ量が多くて食べきれず、ドギー・バッグに詰めて持ち帰りました。

帰りにアラワイ・ゴルフ・コースに寄り、ドライビング・レンジで弟が練習。私はゴルフはやりませんので、見ていました。無理やり今回の旅行に誘ったので、罪滅ぼしのつもりだったのですが、炎天下のハワイではちょっと暑すぎたようです。ただし、景色のいい山に向かって打つのは見ていて気持ちよさそうでした。


ちょうどいいタイミングでカタマランに乗船

その後、ホテルに戻り、部屋で休んでいると、ホラ貝の音が聞こえ、カタマラン(双胴船)がビーチに戻って来ました。見に行ってみると、「ちょうど10分後に出航する」とのこと。さっそく料金を払って乗船してみました。「1時間30分の行程で、うまくすればイルカやクジラがみられる」とキャプテン。普段とは違った方向から見るワイキキやダイヤモンドヘッドの風景も新鮮で、船の揺れと風でなんとも心地よく、ついつい居眠りが出ました。あっという間の1時間半でした。残念ながら、イルカもクジラも見ることはできませんでしたが… ビーチに到着後、まだ夕方まで時間があるので、ホテルのプールサイドのデッキチェアーで一休みしました。

ハーブ・オータJrのコンサート


出発前から楽しみにしていたジュニアの演奏

部屋に戻り、シャワーを浴びて着替え、私が一番楽しみにしていたハーブ・オータ・ジュニアのコンサートを聞きに、パシフィック・ビーチ・ホテルへ向かいました。ハーブ・オータ・ジュニアのコンサートは毎週木曜日にネプチューンで行われます。午後6時15分頃に着くと、ジュニアは準備の真っ最中。合間を見て、前回会った時の写真を渡すと、なんとなく覚えていてくれた様子でした。カクテルを頼み、おつまみをもらい、くつろいで演奏を楽しみました。

この日、メインランドから帰ったばかりで、疲れていると思うのですが、いつもながらの素晴らしい演奏でした。間に休憩をはさんで、2時間の熱演。12月ということで、クリスマス・ソングも交えて演奏してくれました。ジュニアの奥さんとお子さんが、たまたま隣の席に座られたので、お願いして1曲リクエスト。最後を、「清しこの夜」で終えたところで、持参したウクレレにサインをしてもらいました。

隣のビルにあるチーズバーガー・イン・パラダイスで夕食。中に入ってみると、なんと昨日と同じ作りの店内、メニュー。やはり、同じ店だったのです。前回は期待外れだったのでアボカドバーガーはあきらめ、オニオン・リング、イカとホタテのフライ、飲み物を注文。これはおいしかったです。途中、ABCストアで買物をしてホテルに戻りました。

(*編集部註:ワイキキ東部にオープンした「チーズバーガー・ワイキキ」(岡田さんが2日目に立ち寄ったレストラン)は「チーズバーガー・イン・パラダイス」の姉妹店です)

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