■現地ボランティアスタッフも大募集中
「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」は、イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア仮説、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考え方に基づき、龍村仁監督によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズです。その中では、ガイア(地球)を愛する全ての人たち、そして次代を担う子供達へ送るメッセージが、自然と共鳴しながら各界で素晴らしい業績を成し遂げている現代の賢人たちによって熱く語られています。美しい映像と音楽によって織り成された珠玉のことばの数々は、環境問題や人間の精神性に深い関心を寄せる人たちのバイブル的存在となっており、1992年に初公開された「地球交響曲、第一番」から2006 年の「第六番」まで、草の根の自主上映を中心とした上映活動だけでのべ240万人に上る観客を動員、「ドキュメンタリー映画」というジャンルにも関わらず、異例のロングランヒット作となっているそうです。
その地球交響曲シリーズの第四番が、2007年の第三番に続きハワイで初めて公開されます。2009年10月22日(木)にはワイピオのハワイ沖縄センターで午後6時30分から(英語版)、また10月25日(日)には、ハワイ大学のアーキテクチャ・オーディトリアム(スポールディング・ホールから変更になりました)にて午前11時から(日本語版)と、午後3時から(英語版)上映されます。
この上映会を主催するガイアパシフィックセンター(以下GPC)は、「地球(ガイア)はそれ自体がひとつの生命体であり、我々人間もその一部として生かされている」という考え方に賛同するハワイ在住の日本人が集まり、2008年11月にホノルルに設立されたボランティア団体。GPCでは、環境問題や解決策についての勉強会を開催し知識を深めるとともに、環境破壊を食い止めるためのさまざまな活動に参加したり新規プロジェクトを企画、さらには同じ目的を掲げる他の組織との交流を通し、このような考え方をハワイからアメリカ本土およびアジア各地、そして全世界へと広げて行くことをミッションとしているそうです。
現在GPCでは、「地球交響曲第四番」上映会に向けてボランティアスタッフを大募集中。特にハワイ在住の人々に「地球のために一緒にできることを始めませんか?」と呼びかけているそうです。「地球交響曲」の上映会をはじめ、ハワイのリサイクル、下水処理、環境問題、GPCの活動などに興味のある人は、ウェブサイトを参照のこと。
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