ハワイ桜祭りの女王とプリンセスが第2次大戦の退役軍人を訪問
58th Cherry Blossom Festival Court Honors WWII Veterans
■カイムキのマウナラニ・ナーシング・ホームを訪問 ハワイ時間の1941年12月7日、日本海軍による真珠湾攻撃が行われました。それにより、第2次世界大戦はヨーロッパ、北アフリカのみならずアジア、太平洋を含む地球規模の戦争となりました。あれから69年、ハワイのナーシング・ホーム(養老院)に暮らす第2次大戦で活躍した第442連隊戦闘団と第100歩兵大隊の14人の退役軍人たちを、ハワイ桜祭りの女王が訪問し、エンターテイメントやクリスマス向けのクラフトなどを一緒に楽しみました。 第442連隊戦闘団、第100歩兵大隊とは、ハワイやカリフォルニア出身の日系2世で編成されたアメリカ軍の部隊のことで、第2次世界大戦中にはヨーロッパ戦線に送られ、勇猛な戦いぶりで知られています。日本人の祖先を持つというだけで、スパイ扱いされて日系人強制収容所に入れられた人や家族を強制収容所に待たせたまま志願兵となった人々も多く、彼らのほとんどは既に80代以上の高齢です。 日系人のヒーローである第2次大戦の退役軍人と、若い世代の日系人を代表する桜祭りの女王とプリンセス達は、現在の平和を感謝しつつ、世代を越えた交流を楽しみました。 (なお、今回使用した第442連隊戦闘団の写真は、旧ホノルルアドバタイザー紙の提供です。The old photo of 442 is from Honolulu Advertiser: Members of the 442nd RCT on March 28, 1943. Star-Bulletin archive photo) |
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